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日本は「冠婚葬祭」時にはお祝いとしてお金を包む習慣がありますが、筆者の住むイギリスではお金はあくまでもオプションです。

もちろん、一番役に立つプレゼントといえばお金なのですがイギリスは昔から「新婚さんにはトースターやお揃いのマグカップをプレゼントする」といったちょっとロマンチックなプレゼントの習慣がありました。

でも、その古き習慣も今では廃れてしまいました。というのもイギリス人カップルは、付き合っている時点で既に同棲しているケースが高く、結婚してもそのままそこに住むことになるためにトースターをわざわざもらうまでもないということから、次第に結婚式のプレゼントには別のものをあげる傾向になったのです。

ではイギリスでは何がプレゼントに一般的なのかというと…これは人それぞれ。筆者が結婚した時には相方の親戚は毛布をくれました。結構大きな包みだったので驚きましたが「あぁ、イギリスって何でもアリなんだな」と思いました。

ありきたりなのですが、ちょっと綺麗なフレームだとかは嵩張らないしお値段も手頃なので人気なようです。二人の家に飾るオーナメントなんかも一般的。筆者の結婚式では、お金をくれた人は招待客のうち2組だけでした。でもこれは普通なこと。お金よりも物でお祝いするという習慣がイギリスなのです。

ではお金はいくらぐらいがいいのか…?

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これも全く持って人それぞれ。ですが筆者の周りではカップルで20ポンド~40ポンド(約3千円~6千円)が相場のようです。日本のように専用のご祝儀袋はイギリスにはないので、「結婚おめでとう」カードに貼りつけるか、はさんでおくといった方法。

親しい人だから、親戚だから多く渡さなければいけないといったルールもなく、純粋に渡す人のささやかな気持ちなのです。だから受け取った側も「これだけ⁉」と思うことはないのですが…。

「これだけ⁉」と感じ催促のメールをした花嫁

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どうやらこのほどイギリスで何とも驚きの行動に出た女性がいたことが、メディアで話題になっています。元同僚の結婚式に出席したある女性。100ポンド(約15,000円)の金額を書いた小切手をプレゼントに渡しました。

ところが花嫁は小切手に書かれた金額を見て「たったこれだけ⁉」と思った様子。なんと後日、その元同僚は花嫁の女性から「もし、お祝いの調整したければいつでも喜んで受け取ります!」というメールを受け取ったというのです。ええーっ⁉

だってアタシの結婚式なのよ!

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このあまりにも図々しいリクエストに、元同僚は激しく困惑、そして怒りが沸々と沸き上がり、思わずネットで暴露。すると「そんなメール無視しちゃえ!」「最初からなかったことにすればいい」「小切手をキャンセルするべきだ!」と怒りに同調するコメントが続々と寄せられたそう。

そもそもこの新郎新婦、結婚式の出席者全てに小切手を希望していたそう。ハネムーンの費用にでもあてるつもりだったのでしょう。

出席者に「新婚旅行したいのでカンパして!」というお金のリクエストも決して珍しくはなくなってきたイギリスですが、どんなプレゼントにしてもそれは渡す側の気持ちであって、催促したり不満を漏らすべきではないのではないでしょうか?

「だってアタシの結婚式なのよ!」といった奢った気持ちもあったのでしょうか。明らかに100ポンドの金額を不服と受け取り後日に催促メールを出すなんて…ちょっと普通では考えれらないですよね。

でもこの普通の感覚は人により違うので、きっとこの花嫁からすれば「少ないんだからもっとくれてもいいんじゃない?正直に言って何が悪いの?」とでもいったところでしょうか…。

メールに返信した女性

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この不躾極まりない催促メールに、女性は「これって…何かの間違いよね⁉」とだけ返信したそう。花嫁の女性は、自分がいかに恥ずかしいことをしたかということにいつ気付くのでしょうか。こんな花嫁と結婚した花婿の先が思いやられそうですが…案外似た者同士なのかも⁉

プレゼントというのはあくまでも気持ちの問題だと筆者は思います。まして自分の結婚式に来てくれたゲストに感謝こそすれ、後にお金を催促するなどとは前代未聞。この女性がネットで暴露したくなる気持ち、わかりますね。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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