誰からも必要とされていない、望まれていないと感じるのは私たちにとって最も辛く悲しいこと。そしてそれは動物も同じ。言葉は話せなくても気持ちは私たち人間と変わらないのではないでしょうか。

なかなか新しい飼い主が現れずにシェルター(動物保護施設)で安楽死を待っているだけの動物がいかに多いか。現状を目の当たりにすると胸が詰まります。「プリンセス」と名付けられた犬もその一匹でした。

プリンセスに訪れた奇跡とは

そんなプリンセスを救ったのがデズモンド夫妻でした。優しい飼い主が見つかっただけでもプリンセスにとっては幸せ。ところが更に「天職」まで見つけてしまったのです。それは夫妻と一緒に旅をして多くの動物を救うこと。

人間でもそうですが、自分が同じ立場に立った経験があると気持ちがよりわかると言います。救助されるまで辛い日々を過ごしてきたプリンセスも、救助が必要な他の動物に温かい手を差し伸べることがどれほど大切かは、きっと身に沁みて感じていることでしょう。

アニマルレスキューは天職となった

虐待されたり、捨てられたり、怪我をした多くの動物に一番必要なのは愛。ほとんど海外で暮らすデズモンド夫妻と共に、プリンセスも他の動物たちに愛と救いの手を差し伸べてきました。今やプリンセスにとって「アニマルレスキュー」の役目は天職ともいえるほど。

アメリカをベースに、野生動物、家畜動物に関わらず非利益団体「the Jane Goodall Institute」「 Harmony Fund」「The Humane Society」で慈善活動に精を出しているデズモンド夫妻。救うべき動物がいればどこにだって足を運びます。

彼らがしていることは、傷ついた動物たちに必要な治療が行われている間一時的に預かり、癒しと愛情を与えながらケアすること。プリンセスがこうした動物たちの「お守り役」として活躍してくれているというわけです。

デズモンド夫妻に引き取られてから、プリンセスは既にウガンダ、中国、レバノンなど7カ国も旅をしました。トロピカル地帯やアジア・アフリカなどの砂漠地帯にも夫妻と同行。プリンセスは動物たちの救助にもはや欠かせない存在となっているのです。

一匹の猿の赤ちゃんには悲しいストーリーが…

ニューヨーク血液研究所で、実験に使われていたチンパンジーの赤ちゃんが食べ物も与えられずに捨てられていたところを救助。虐待ともいえるチンバンジーへの行為にデズモンド夫妻はプリンセスに癒しの役目を期待。そしてプリンセスは見事チンパンジーの赤ちゃんを救ったのです。

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写真からもチンパンジーの赤ちゃんが、プリンセスに絶対の信頼を寄せていることがわかりますね。

死の間際で救われた命が、新たに命を救う

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安楽死直前という状況でデズモンド夫妻に救助されたプリンセス。人間に対しての不信感も抱えていたことでしょう。でもそうしたトラウマを取り除いてくれたのがデズモンド夫妻の愛でした。そして今はプリンセスが、他の動物たちに惜しみない愛情を注いでいます。死の直前に救われた命だからこそ、命の重さを理解しているのかも知れません。

心身弱っている共に動物たちに、キスをし安心感を与え一緒に遊び守ってあげるというまるで母親のような役目を遂行しているプリンセス。シェルターからプリンセスを引き取ったデズモンド夫妻にとっても、今やプリンセスは大切な家族であり同志であるのです。

これからも天職を遂行するのだ、プリンセス!

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今夫妻は、チンパンジー救済のためにアメリカから西アフリカのリベリア共和国に一時的に引っ越しています。欲を捨て、動物のためにどこへでも足を運ぶデズモンド夫妻の姿は本当に素敵。命の重さをリスペクトするいい飼い主に引き取ってもらえたプリンセスは幸せですね。

これからもプリンセスが夫妻と共に他の動物を救い、愛と癒しを与えていくことを期待しましょう!

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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