記事提供:LITALICO 発達ナビ

「自閉症です」医師からの言葉は親の私にとっては、とても重くて辛いものでした。診断がおりたあの日、感じたことを書きたいと思います。

ドキドキしながら小児神経科を受診

娘が2歳3ヶ月の時に

自閉症スペクトラムの診断がおりました。

診断はおもちゃのある部屋で行われました。

先生に娘の生育歴を話しつつも

「まだ2歳だし今日は診断おりないかもしれない」

と思っていました。

ところが、

診断は拍子抜けするくらいあっという間

娘はおもちゃに夢中で

帰るまで私を振り返ることは一度もありませんでした。

帰りに寄った本屋さんで…

帰りに寄った本屋で、娘は好きなアニメの本を見ていました。

アニメの本を置いて出口に向かった時、娘が別の本をつかみました。

「それ置いて、帰ろうか」

私が娘の持っている本を取ろうとした瞬間、娘は激しく抵抗しました。

大好きなアニメの本を閉じても騒がなかったのに

どうしたんだろう…。

でも、本の内容を見た瞬間にその理由が理解できました。

それは絵の具とパレット付きの本。絵の具が同じ形で一列に並んでいたのです。

自閉症の子どもは「並べる」を好むー

どこかで聞いたこの言葉を思い出し、こらえていた涙がこぼれてきてしまいました。

娘は並んでいるものへのこだわりが強く、いつも並んでいるものに過剰に反応します。

新しいおもちゃを買ってあげようとしても、娘が手に持つのは家にあるのと同じおもちゃか、並んでいるもの。

診断名を聞いた直後の私には

現実を突きつけられたような気持ちになり、涙があふれました。

診断名…受け止めきれない気持ちを持ちながら

娘は自閉症でした。

一歳半頃からたぶんそうだろうと思っていたけれど、

目の前で医師にハッキリと言われるととても辛かったです。

でも、娘の行動の

原因がハッキリしてほっとした自分もいました。

それから、私は思いました。

娘と過ごすとてもとても変わった日々。

そんな毎日も悪くはない。

並んでいるものが大好きな娘。よく泣いて、とても手がかかるけど

綿菓子のようなふわふわした笑顔を見せてくれる娘。

ありのままの娘を愛そう。

泣いてばかりの弱い私だけど、

娘のこの笑顔を壊さないように守っていきたい。

娘は私の世界で一番大切な宝ものだから。

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