一見、仲睦まじい弟と姉のようにも見えるこの2人

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左の男性はアメリカ・フロリダ州在住のグレッグ・スミスさん、ご職業はスポーツ指導のパーソナルトレーナーです。右側の女性は、彼女の大切な友人であるエイミー・ジョーさん。

2人は姉弟でも恋人同士でもありませんが、素敵な信頼関係で結ばれた良き友人という間柄。ただ2人の出会いは、いささか特殊ではありました。

仕事先へ向かう通り道の路地裏、そこに居たのはみすぼらしい身なりをした中年女性

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そう、エイミーさんは帰る家のないホームレスだったのです。

スーツを着て出勤を急ぐビジネスマンが、みすぼらしい身なりをした物乞いに声を掛けられることなどは日常茶飯事、グレッグさんにとってもそれは珍しいことではありません。

でもエイミーさんはグレッグさんに対して、物乞いは一切しませんでした。ただ毎朝、笑顔で彼に向かってシンプルなあいさつの言葉をかけてくるだけなのです。

今日も素敵な1日を!あなたに神様のご加護があらんことを…

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She simply said "Good morning Sir, have a great day. God Bless!!" and smiled.

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「“おはよう。今日も素敵な1日になるといいわね。あなたにどうか神様のご加護があらんことを…” 彼女は笑顔で、僕にただあいさつの言葉をかけてくれていたんだ」

そんなあいさつを毎朝交わしているうちに、いつしか2人は一緒にランチをするまで打ち解けるようになります。そしてある日、グレッグさんは彼女に問いかけます。「エイミー、君はなぜ働こうとしないんだ?」

人には人それぞれ事情がある、そんなことはグレッグさんも百も承知。でも彼女の人となりや性格を知っていくにつれて、エイミーさんのような女性がどうしてホームレスになってしまったのか、グレッグさんには合点がいかなかったのでしょう。

彼の質問に対し、エイミーさんは静かに答えます。

私は読み書きができなくてね、だから仕事が見つからないの…

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グレッグさんは、エイミーさんのこの言葉に驚きを隠せませんでした。

彼女は喫煙や酒もギャンブルもやらず、薬物にも手を出したことはありません。なのにごく普通の教育さえ受けさせてもらえなかった為に、定職にも就けずホームレスにその身を落とし、いままで生きてきたのです。

ご飯を買うお金を浮かして、図書館で本を借りるの

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エイミーさんはこう続けます。「だからお金が少しでもあるときは、ご飯を買わずに図書館へ行って本を借りているの。はやく読み書きができるようになりたいのよ」

命をつなぐパンをひとつ買うよりも、読み書きを学ぶための本を1冊借りたい。毎日の食事より読み書きの学習を優先しなければならないホームレスの中年女性がいる、その現実に直面したグレッグさんは、まるで爆弾を投下されたような衝撃を受けたのです。

そして、グレッグさんは彼女に“ある提案”をすることに…。

僕が図書館で本を借りる、君は浮いたお金でパンを買うんだ

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グレッグさんの提案とは、グレッグさんが図書館で本を借りてくるから、その浮いた分のお金で、エイミーさんが自分の食料を買うというものでした。

それから毎週火曜日のランチタイムは、グレッグさんが図書館から借りてきた本をエイミーさんと一緒に読むという、“読み書きレッスンの時間”へと変わったのです。

僕には、教育も食事も欲しい物も何不自由なく与えてくれる両親がいた。でも…

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グレッグさんがご自身のFacebookページで、以下のような心境と私たちへのメッセージを綴っていらっしゃいました。

グレッグさん:「僕は生まれたときから、何不自由なく、教育や食事を与えられてきたし、誕生日には欲しいものを買ってもらえた。すばらしい両親がいたんだ、でもエイミーにはいなかった。

僕は世間に対してエイミーへの同情を求めているわけでもなく、自分のとった行動を褒めてもらいたくてやったわけでもない。

エイミーのような境遇にいる人たちは世界中にたくさんいる。ホームレスの人たちに限らず、家族や友人の中にだっている可能性がある。

言ってみれば、彼らを助けることは“笑顔で朝のあいさつ”をすること、それくらいに簡単なことなんだ。

幸いなことに、僕にはエイミーをサポートしてあげられるだけの蓄えがあるから、それをやっていくつもりだよ」

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一歩違っていたら、自分もエイミーと同じ境遇にいたのかもしれない…。ご自身の恵まれた環境に感謝する一方で、自分に何ができるのかを改めて認識することができたグレッグさん。

誰かを救うことは、“朝のあいさつ”をすることのように簡単なこと。彼のメッセージに筆者は思わずハッとさせられました。私たちにできることって、私たちが考えている以上に多くのことがあるのではないでしょうか。

君にとっての“エイミー・ジョー”は誰だい?

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If this is something that hit home with you, Like & Share it...if not, that's okay too. But you never know what you can do for someone until you try. Who is your Amy Joe?!?!?"

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グレッグさん:「もしもこの気持ちが伝わってくれたのなら、「いいね」と「シェア」をして世界中に広げてもらいたい。もちろん賛同できないならそれは構わない。

だけど行動に移さないかぎり、何も変わらないことも事実なんだ。君にとってのエイミー・ジョーは誰だい?」

グレッグさんのこの行動に世界中が感動

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以下はfacebookに投稿された声の一部です。

・「すばらしい!世界中にエイミー・ジョーがもっと増えてほしい。」

・「私は幼少期をとても貧しく不幸な家庭で育ちました。愛を与えてもらったと感じられたことはありません。でもあなたのように、他人に何かを与えられるような人間になりたいと思いました」

・「グレッグ、君はなんてすばらしい人間なんだ!神はあなたとエイミーのことをちゃんと見ていて、出会わせてくれたのだろう。君たちにこれからも多くの幸が訪れることを願ってやまない」

・「世界には、本当にたくさんの人間が希望のない人生を送っている。とても悲しいし難しい問題だ」

・「2人ともすばらしい人間だ。心温まるストーリーをありがとう」

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1人の中年女性ホームレスと、1人の心優しきビジネスマンの出会いが、世界中の人たちの心を通わせるキッカケにだってなる。

ホームレスのなかには「働かない」のではなく、「働けない」理由がある人もいる。この件に限らずですが、私たちは思い込みや先入観を捨てて向き合わなくてはならないときがあることを、決して忘れてはいけませんね。

※本記事はグレッグ・スミスさんがご自身のFacebookに投稿されている内容を、筆者がつたない英語力で意訳して紹介させて頂いております。

原文が見たい、という方はグレッグさんのfacebookページを閲覧ください。ご本人さまのメッセージはもっともっとステキですよ。ぜひシェアもよろしくおねがいします。

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