アメリカではマスクをする習慣がない

日本の春は花粉症の季節の始まりですね。アメリカでも勿論、花粉は凄いです。

特に私が住んでいたニューヨーク郊外は木々が多くて、花粉の季節には、外に止めてある車のボディに花粉がびっしりとのっかってました。私の車のボディは青なんですが、その色がわからなくなるくらい黄緑の花粉が積もってました。

日本は花粉対応で、マスクができるからいいですよね。アメリカでは外を歩く時、マスクができないんです。これ、花粉症の人は、もう本当に困ります。

つまり、アメリカではマスクをする習慣がないんです。

マスクは手術用、工事現場用というイメージ

マスクをしていいのは、手術中のドクターか、 工事現場の人たちくらいなもんで。。マスクして町を歩けば、きっとみんな避けて通るでしょう。

予防のためのマスクという認識がないアメリカ人

以前、私は日本からニューヨークへ帰る飛行機の中で咳をしている人がいたので、うつらないようにマスクをしました。予防のためのマスクです。飛行機の中は密室なので、 私は最近は念のためにマスクを持って乗ることにしてたんです。

すると私がマスクをした途端、隣にいたアメリカ人の女性が怪訝な顔をして席を立ったのです。そして、その女性、ずっとトイレの前に立ってこっちを見てるんですよ。けど、シートベルト着用のサインが出ておそるおそる席に戻り、そして私に訊きました。

「病気なの?」と。

「とんでもない!この飛行機に咳をしている人がいるでしょ!うつると嫌なので、マスクしてるの!私は病気じゃないわよ! 日本人は予防のためにマスクをする習慣もあるのよ。」そう説明してあげて、やっとその女性は安心したのです。

ママ、どろぼうさんがいるよ!

ずいぶん前の話ですが、私の息子が3つくらいの時のこと、成田空港から乗ったバスの中で斜め前の日本人の男性がマスクをしてたんです。

そしたら、わが息子はあろうことか、そのおじさんを指さして言ったんです。

「ママ、どろぼうさんがいるよ!」

アメリカ生まれ、アメリカ育ちの息子にとって、マスクをした人を見るのは初めてでした。 (まだ私もマスクをその頃は持っていなかったので)

息子にとっては、マスクをした人はみな泥棒なんです。アメリカのアニメの世界ではそうなんです。

そんな息子も花粉症がひどくなり、小学校の時に喘息になってしまい、やむをえずマスクをさせて学校に行かせたことがあります。

そしたら、学校から電話がかかってきました。「そんなに病気が悪いなら、家に連れて帰ってほしい」と。

私はそうではないことを説明しました。 花粉予防対策として、これ以上、息子が花粉を吸わないように、マスクをさせたのだと。ですが、それを理解してはもらえませんでした。

マスクは不潔極まりない

「マスクをされると、生徒たちに恐怖を与える」とまで言われてしまい、校長先生からマスク禁止令を出されてしまったんです。

当然、私は学校に抗議しました。「日本では予防のためにマスクをするのだ」と説明もしました。マスクをすることで、花粉を吸わないですむのだと。

けれどアメリカ人の考えはこうでした。 「マスクをすると、マスクに病原菌がたくさんたまる、それをはずしてどこかに置かれると、そこから病原菌が飛び出してしまう。マスクは不潔極まりない!」

信じられますか?この考え方。。。

マスクできないで毎年喘息に。。

でも、いくら説明しても文化、習慣が違うアメリカ人には、マスクは受け入れてもらえませんでした。

それに、息子も先生や生徒たちから、散々マスクのことを悪く言われたらしく、「マスクをするのはもう嫌だ!」と言い出す始末。。

おかげで息子は毎年春には、花粉症がひどくなり、 喘息になり、毎年2週間近く学校をお休み。。の繰り返しでした。

まったく。。。お国違えば、習慣も違う。。。

本当に。。マスクに関しては。。 

馬鹿じゃないのアメリカ人!」
と叫びたくなるくらい苦労しました。(私も息子もアメリカ人なのですが。。)

風邪やインフルエンザが流行っている時でもマスクできないし。。

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