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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
急に意識を失ってしまう「失神」……。いきなり起こるから、びっくりしてしまいます。今回は、失神について、医師に聞いた話をお伝えします。まず、失神はどうして起こるのでしょうか?

失神ってどういう状態?

失神とは…
「一時的に意識を消失してしまい、その結果、それまでの姿勢が保持できなくなってしまうこと」かつ「自然にそれまでと同様の完全な意識の回復がみられること」です。

失神の原因として多いのは

起立性低血圧
神経調節性失神症候群

などがあります。 これはどのような状態なのでしょうか?

起立性低血圧とは……?

起立性低血圧は、血圧がうまく調節できない状態で、若い女性に起こりやすいといわれています。

この場合、失神するのは、立ちくらみのひどい状態といえます。

・朝礼や電車内など、長時間にわたって同じ姿勢で立っていたとき
・座っていた状態から急に立ち上がったとき

などに起こります。

神経調節性失神症候群とは……?

神経調節性失神症候群は、徐脈(不整脈の一種)が起こったり血圧が保っていられない状態で、急に「迷走神経」が刺激されることが原因です。これはどういう場合に起こるのでしょうか?

1. 驚きや恐怖を感じた場合
・注射をしたとき
・血を見たとき

2. 感情が大きく動いた場合
・怒ったとき
・笑ったとき

3. 肉体的なきっかけがあった場合
・排尿や排便
・咳や嘔吐

このように、神経調節性失神症候群で失神はするきっかけはさまざま。「そんな日常的なことがきっかけになるの!?」と、意外に感じますね。

心臓・脳血栓による失神は危険!

注意しなくてはならない失神は、心臓が原因の失神。徐脈の発作が起こり、失神することもあります。この場合、突然死に至ることもあり得るので、非常に危険です。

また、ごくまれですが、脳血栓(脳梗塞)などが原因で失神発作が起こることもあります。

このような可能性をかんがみて、頻繁に失神が起こる場合、早急に検査や治療を行う必要があります。

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医師からのアドバイス

起立性低血圧や神経調節性失神症候群で起こる失神は、それ自体起こっても命に関わることはありません。しかし、失神により事故にあったり頭を打ったりするのは大変危険です。

頻繁に起こるような場合、程度がひどい場合は、昇圧剤などの内服治療などを行うことも検討すべき。失神の原因を知り、何度も起こる時は必ず受診しましょう。

また、失神は体調が悪い時などに起こりやすいもの。

・しっかり睡眠をとる
・バランスのよい食事
・規則正しい生活を過ごす

などに気を配り、体調を整えて予防しましょう。

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