記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
紫外線が強くなる季節、お子さまの熱中症や脱水症状が心配なお母さまも多いのではないでしょうか。
今回は、そんなお子さまにも安心な「涼のとり方」についてお話します。

大人以上に気温の変化に敏感な子供

体の構造が未発達の乳児は、大人と比べて気温の変化にとても弱く、敏感です。暑いとすぐに体温は高くなり、そしてよく汗をかくため、脱水や熱中症になりやすい傾向にあります。とはいえ、クーラーなどで部屋を冷やし過ぎたり、扇風機を直接当ててしまうと寝ている間に体温が奪われ、体が冷えて風邪を引きやすくなってしまいます。

赤ちゃんの脱水・熱中症の兆候とは?

乳幼児の脱水症状として3つのことにご注意ください。

1:体重
普段体重を測っていると、どのぐらい体重が減っているのかで脱水の程度が解ります。

2:尿量
これはおむつが濡れるか濡れないかでわかります。いつもと較べおむつが濡れる回数が少ない時は脱水が疑われます。

3:皮膚と粘膜の乾燥
皮膚や粘膜が乾燥していると脱水が疑われます。
あとは大泉門(頭の上にある頭蓋骨の隙間)が凹んできます。

脱水症状が疑われたら、電解質を含む水分補強を行ってください。
スポーツ飲料水などは乳幼児にとっては少し濃度が高いので水で薄めて与えてください。大人のように一気には飲めませんのでスプーンで少しずつ口に含ませてあげてください。

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赤ちゃんに最適な涼の取り方

[1]肌着の上にパジャマを着せて寝かせている場合には、パジャマを脱がせてみてください。

[2]クーラーをつけて寝る場合は、設定温度を27〜29度にする。できればこの温度をキープしておくことをおすすめします。

[3]クーラーをあまりつけたくない場合は、窓と寝室のドアを開けて風通しを良くし、氷枕などを活用して首の後ろを冷やしてあげると快適です。ただし、直接冷やすと凍傷などの原因になりかねないので、タオルなどを巻いて使用してください。

[4]寝ている時は大量に汗をかき、脱水状態になっている事もあるので、水分補給(母乳でも結構です)も忘れずに!

以上のことを取り入れて、お子さまに負担のなかからない、”快適な空間作り”を心がけましょう。

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