今夏、第一子の出産を控えている、元モーニング娘。吉澤ひとみさん。

現在、妊娠7ヶ月になる吉澤ひとみさん。
ブログでも出産準備の様子を公開するなど、赤ちゃんの誕生を心待ちにしているようです。

5月11日、前日に検診に出掛けていたという吉澤さんですが、赤ちゃんの成長にホッとするとともに、不安な心境を打ち明けました。

昨日は健診に行ってしました。
わくわくしながら待ちに待った検診日。
赤ちゃんは順調に成長(´▽`) ホッ

ですが、わたしに問題発生。
子宮頸管の長さが短くなってしまっていて。
本来3.5~4センチくらいなければいけない子宮頸管長が3センチを下回り…
これ以上短くなるようだと即入院、と言われまして…(;_;)

健診時に告げられたのは、子宮けいかん長が短くなってしまう「切迫早産」でした。
本来は四センチほどを保っているものですが、体質やなんらかの原因で短くなってしまうことがあります。
三センチを切ってくると赤ちゃんが予定より早く産まれてくる可能性が出てきてしまうので、薬を飲んで安静にし正期産まで持ちこたえなければなりません。

子宮頸管は赤ちゃんをばい菌から守ったり、
赤ちゃんが降りてこないように支えてくれる役割をするんですが、これ以上短くなると赤ちゃんが出てきちゃうと。。。

もう不安が一気に来まして…(:_;)

どうしたらいいんですか?

絶対安静とお薬を飲んで過ごす事。

はい、できる事をやるしかない!
赤ちゃんを守ります!!

出典 http://ameblo.jp

「切迫早産」と言われたら…?正期産までの過ごし方。

実は筆者も第一子を妊娠中に切迫早産を経験し、3ヶ月間の入院生活を送りました。

切迫早産の診断を受けるまでの自覚症状、診断されてからの生活について触れていきたいと思います。

~切迫早産の診断がおりるまで~

妊娠6ヶ月。
安定期に入った頃、ちょうど夫の転勤が決まりました。引っ越しの数日前になっても荷造りを開始しない夫に代わり、では私がと張り切って押入れに飛び込み荷物を引っ張り出そうとしたところ、明らかにお腹から「プチ」と音がしました。
果たして私が切迫早産になった原因はこれだったのかは未だに分かりませんが、この頃から「お腹が痛いなぁ」と思うようになりました。
しかし、初めての妊婦生活。痛いのは普通のことと思い込み、「みんなこんな痛いのに旅行とか行ってすごいなー」なんて思っていました。

妊娠7ヶ月。
引っ越し前に都内の産婦人科で健診。
特に異常もなく、その後一人で飛行機に乗り、北海道へ引っ越します。
飛行機は気圧の変化があり、その影響で猛烈にお腹が痛んだことを覚えています。
このまま産まれてしまうのではないかという不安と痛み、誰にも頼れない心細さに震えた一時間半でした。

その後、引っ越し先の近くの大学病院で妊婦健診を受けることに。
その時に子宮けいかん長が2.6センチしかないので、次回もっと短くなっているようなら入院ね、という話を聞いている最中に持病で倒れ、前言撤回。即入院が決まりました。

※ここまでで得た教訓

安定期に入ったからって重たいものは持っちゃダメ!
看護師さんから聞いた話では、引っ越しと重なって切迫早産になる人はとても多いんだとか。

妊娠中にお腹が痛い(=張る)のは異常!お腹を触ってみて固いのも異常!
私は当時、張るという感覚が分からなかったので、痛いと表現しましたが、切迫早産の自覚症状といえばお腹が張るということ。お腹が張ると子宮が収縮し、その瞬間にけいかん長が短くなります。 
また妊婦さんのお腹は基本的にポヨポヨと柔らかいもの。触ってみて固いのはお腹が張っている証拠です。

妊娠中の飛行機は避けた方がいい!
飛行機は気圧の変化で、健康な妊婦さんでもお腹が張る可能性があります。
余程の事情がない限り飛行機は避けた方が良さそうです。
身をもって体験しましたが、マジで痛かったです。数分おきにくる陣痛とは違い、飛んでいる間中ギュウギュウと締め付けるような痛みに襲われ続けました。

~切迫早産と診断されて。入院生活~

入院するときに「切迫早産だと入院は長引く人が多いからね、産むまで帰れないと思ってね」と言われ、知らない人と何ヵ月も過ごさなければいけないなんて…と初日から愕然としました。

早速左腕に点滴を射され、数時間後から猛烈な吐き気に襲われ、ご飯を食べては吐いて、ご飯を見るだけで吐いて、水を飲んで吐いて…を繰り返しました。
吐き止めと胃薬を点滴に追加してもらい、落ち着いてからは切迫早産の薬「ウテメリン」の副作用で動悸と手の震えが続きました。
今でこそ笑い話ですが、六人部屋で皆さんウテメリンを点滴していたので、食事の時間になるとみんなして手をブルブルさせながら格闘していたのはちょっとした思い出です。

◆入院中の1日の過ごし方
6:00 週に一度、採血で叩き起こされる
7:00 朝ごはん
8:00 回診。テレビドラマで見た通り白衣の人たちがぞろぞろ来ます。
10:00 診察、処置。けいかん長の長さを測ったり、薬を突っ込んでもらいます。
12:00 お昼御飯
15:00 おやつ
18:00 夜ご飯
20:00 アイスノンが配られる
21:00 消灯

私の場合はトイレ、洗面のみ動くことが許され、あとはベッド上での生活でした。
持病の検査や歯医者、院内の美容院へ行きたいときは車イスで連れていってもらえます。
人によっては歩いて売店やコインランドリーへ行けたりと、症状によって自由度に差がありました。
お風呂はシャワーのみ、検査結果次第で「今日はシャワーOKだよ」と許可がおります。私の場合は2日に1度ほどでした。もちろん点滴を連れてシャワーを浴びます。
点滴と繋がっているので着替えが出来ません。毎回看護師さんにお願いする必要があり、情けなく感じることもありました。

24時間の点滴生活。血管はボロボロに。

症状が落ち着いていれば点滴を止めて薬を服用して様子をみることもありましたが、基本的に毎日24時間点滴をしていました。
最大で1週間、同じ針を射したままでいられるのですが、点滴をし続けると血管が腫れて痛みが出てきます。
1週間耐えていられた血管が、3日で痛むようになり、ついには毎日取り替えるように。
両腕の内側だけでなく、外側も射し尽くしました。どうしても射すところがないと手の甲に点滴をするそうで、ここはなかなか痛いとの話…。

点滴していてもお腹は張る

点滴をしているからといってお腹が張らないというわけでもなく、食事のために座っているとき、会話をするとき、トイレのとき。ちょっとした動きでもお腹はカチコチに張りました。
気持ちは元気なのに、副作用の動悸もあり、お喋りさえ満足に出来ないのは苦痛でした。
また、入院中といえば漫画を読んだりゲームをしたりして時間を潰すのが定番ですが、長時間体を起こしていることができないし、横になったまま本を広げるのって意外に筋肉を使うのでお腹の張りにも繋がるんですよね。

入院していて良かった、と思ったことも。

入院中はとにかく帰りたいとばかり思っていましたが、メリットと思えることもありました。
まずは、友人ができたこと。ママ友というよりも同じ苦労を乗り越えた仲間という感覚で、あれから3年以上経つ今でも連絡を取り合っています。

それから、赤ちゃんの様子を毎日見ることができたこと。
休日以外は毎朝の回診で赤ちゃんの心音を聞かせてもらえました。
時間があるときは「暇だから赤ちゃん見せてあげるよ~」と、エコー写真を撮って貰えたり、車イスで病院内をつれ回してくれたり、医師や看護師とのコミュニケーションも良いものでした。

仮に突然出血してしまったり、慌てることがあっても、病院だからすぐに対応してもらえるのも私たちにとってはメリットでした。

なにより今隣に元気に笑う我が子がいることが、入院したことで得た最大のメリットかもしれません。

36週5日。ギリギリ早産で産まれた娘。

正期産とは主に妊娠37週から。私はギリギリ早産にあたる36週での出産になりました。
30週まで持てばまだ赤ちゃんは助かる!33週をこえればもう大丈夫と言われ、34週に入った頃、気分転換も兼ねて退院していました。

12月18日午前中、飼っていた猫の調子が悪く、雪道のなか猫を担いで動物病院へ。
猫の処置を手伝いつつ、お腹がやたら痛むことに気づく。
無理をし過ぎたかなと、家に帰り休む。お腹痛い。

12月19日、朝7時頃~やっぱりお腹が痛い。規則的といえば規則的だけど、今までもお腹は張りっぱなしだったから陣痛がどんなものなのかよくわからない。
午後3時頃、病院に電話。一応来てみてと言われ、準備万端だったスーツケースを転がし病院へ。
どれどれ、と軽い気持ちで子宮口チェック。「もう五センチ開いてるよ?よく歩いてこられたね!」と驚かれる。この段階で悶え苦しむ人も多いらしい。
5時頃、以前同室に入院していた人が様子を見にきてくれ、軽く談笑してから夜ご飯。
9時、ようやく夫が姿を現す。六時間も何をしていた。遅すぎる。
そこからタイミングよく陣痛が強くなり、0時を過ぎて破水。「パチン!」という音にびっくり。
そこからは発狂。看護師も発狂「旦那さん!押さえてて!でちゃうから!」

12月20日午前1時。意識は何度も遠のいて、呼吸もうまくできず、酸素マスクをつけられる。
赤ちゃんの心拍も弱くなっているとのことで、私のお腹には太めの医師がまたがりジャンプ。
同時に吸引機で引っ張り出される赤ちゃん。

泣かない。

カンガルーケアなんてものもなく、赤ちゃんは医師に囲まれ蘇生措置をうけていました。

数分後、小さく泣きはじめた赤ちゃんをチラッと見せてもらい、そのままNICUへと連れていかれました。

36週と5日で産まれた我が子は2200グラムの未熟児。
仮死状態で産まれたこともあってNICUに入院することになりました。
3日ほど経って体重は減ったものの、異常はないとのことでそこからは母子同室で過ごすことができました。

半年間は毎月健診を受けに小児科へ通いましたが異常なく、3歳を過ぎた今も大きな病気をすることもなく元気に過ごしています。

切迫早産はママのせいじゃない。でも、防げる切迫早産もあるかも。

切迫早産は体質的なものだったり、特に無理をしがちな第二子以降だったり、原因は様々です。
切迫早産になってしまうと、症状が安定することはあっても"治る"ということはありません。
まずは切迫早産にならないために気を付けられることは気を付けることがとても大切だと思います。
重いものを持たない、歩きや自転車よりも公共機関を使う、おっぱいマッサージや夜の営みは子宮収縮に繋がることを理解しておくなど、ママ本人だけでなくパパや周囲の皆で妊婦さんや赤ちゃんを守ってあげたいですね。 

切迫早産になったからといって必ず早産になるわけではありませんし、仮死などのトラブルにつながりやすくなるものでもありません。
逆にずっと異常などなかったのに突然早産で産まれてきてしまうことだってあります。

どんなときも、赤ちゃんを危険にさらさないように守るのはママの役目。
安定期であっても、無理をしすぎずのんびりとマタニティライフを楽しんで欲しいです。

最後に、切迫早産で現在入院中の方や自宅安静中の方、出産と同時に痛くて退屈な生活から解放されます。
あと数ヶ月の話です。これから訪れる育児期間に比べたら短いものです。

お医者さまは意地悪で入院させているわけではなく、赤ちゃんやママを守ろうとしてくれているんです。
肝心のママが、自分の自由のために入院を嫌がるのは違いますよね。
安心して出産予定日を迎えるためには自宅療養にこだわる必要はないのではと思います。

私も入院中、帰りたいと医師に訴えたことがあります。
医師には「もし家で急に産まれちゃったら処置できないでしょ?赤ちゃんもお母さんも死んじゃうよ」と言われました。
赤ちゃんのため、ママ自身のため、入院という選択をすることも大切ですね。 

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プラチナライターになりました。
歳をとっても「おんなのこ」らしくありたいと願うズボラ主婦。
プチプラ、可愛いもの、チョコレート好き。
札幌、新潟、東京、埼玉を行き来しています。

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