場所によって治安や気候がかなり違うアメリカ

日本と違って、アメリカでは場所によって治安と気候がかなり違ってくる。

土地勘がない場合は、その町の各家の玄関と窓を見れば、だいたいその町がどういう所なのかがだいたいわかる。

極寒の地は、ストームドアと二重窓

私がすん年前まで住んでいたニューヨーク郊外の町では、殆どの家の玄関のドアの前にストームドアがついていた。これは、冬、雪が多いためである。

ストームドアとは、玄関のドアの前にもう一枚ガラス張りのドアがついているのだ。風雨や雪が木製のドアに直接あたらぬように。そして、保温も保たれるように。 また、雨風からも玄関のドアを守ってくれる。更に、窓もすべて二重ガラスになっていた。

ニューヨークは緯度が青森県あたりくらいで、冬はマイナス15度くらいは当たり前で、雪もたくさん降り積もる。冬は、外で素手で何かを触ると指がくっついてしまう、冷凍庫状態になる時も往々にしてあった。

治安の悪い町では、ドアと窓に鉄格子

治安がそんなによくない町では、玄関のドアの前に鉄格子のドアがついている。

時として、窓にも鉄格子の枠がついている。

そういう家が多いということは、あまり治安がよくない、しいて言えば、空き巣や強盗が多いということになる。鉄格子のドアにも鍵がついているのだ。

外からも入りにくいが、いざという時住人が逃げ遅れることも

空き巣は窓からも入ってくる。それは日本も同じだよね。だから、窓にも鉄格子がついている。日本の格子とはちょっとわけが違う。もっともっと頑丈で、簡単にはずれないようなものだ。

それが時として、不幸を招くこともある。火事になった時、家中の出口に鉄格子がはめられているため、いざという時、簡単に出られない。外からの救助も困難になる。それで、逃げ遅れて死んでしまった人たちもいる。

外からも入りにくいが、自分たちもいざという時、逃げ道を失ってしまうことになることがあるのだ。 それでも、そうやって玄関や窓に鉄格子をつけなければ、空き巣ならともかく、強盗にだって入られてしまう治安なのだ。

駅周辺の家は、空き巣に狙われやすい

比較的治安がよく、各家の玄関や窓に格子がなくても、その町の駅周辺は、空き巣が多い場合がある。空き巣は駅からその町に入ってくるのだ。だから、逃げやすいように駅周辺をターゲットにしている。車だと足がつく可能性が高いので。

場所によって大きく違うアメリカ

日本ほど治安が良い国はない。だから、家を見てもその土地がどういう場所なのかはわからないけど、アメリカはその町の家を見るとだいたいその町がどういう場所なのかが把握できてしまうのだ。

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さくらまい このユーザーの他の記事を見る

最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本生まれですが、米国に30年間住んでいた米国籍のライターです。2014年に家族で日本に移住してきました。どうぞよろしくお願いします。

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