記事提供:東京都議会議員 おときた駿 公式サイト

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。

立場上、将来政治家になりたいという野心を持つ若者と会うことは多いのですが、先日会った二十歳くらいのコが久しぶりに強烈なインパクトを放っていましてね。

「国=民じゃないですか。国を大切にしない人は出て行けばいいと思うんです」

「選挙権は徴兵制とバーター
にすれば、嫌な人は日本から出ていきますよね?」

みたいな感じで…。

うーん、私も学生時代はちょっと右寄りに偏ってたけど、ここまで突き抜けている人は久しぶりに会ったぞ(苦笑)。

一つ一つ丁寧に解説をして、民主主義とかの話もしてみたんですけど、

「でもそれって◯◯じゃないですか」

「××なのは当然なのに、そうならないのがおかしいですよね」

みたいなことの繰り返しで、結論としては、

「こういう自分が理想とする世の中を作りたいから、政治家になりたいんです!」

とのことだったので、

「それだったら、君が目指すのは革命家だよね

とコメントする結果となりました…。

いや、もちろん政治家にも理想は必要です。

それを示してリーダーシップを取って、世の中を導いていくわけですから。

でも、政治というのはどこまでも現実世界の延長線上にしかなくて、なにが正しいのかは決してわからない様々な考え方が存在する中で、折り合いをつけて少しずつ世の中を変えていかなければなりません。

色々な思考を持つ人たちと折衝を繰り返すうちに、自分の考えが変わることもあるし、ある種の妥協を求められることもあるでしょう。

それが、政治家として社会を変えていく過程での大前提です。

ですが、もはや自分の中で確固たる理想の世界があって、もはや必要なのはその実現のみ!!と思っているのなら、それにふさわしい職業は革命家ということになります。

ちなみに古今東西、暴力を伴わなかった革命はほとんどありませんし、そうした理想を追い求めた指導者の末路がスターリンやポルポトでした。

なので私は、どんなに高邁な理想を持っている方にも、革命家になることはオススメしておりません(当たり前だけど)。

お会いした彼はまだ若いので、これからどうとでも変わっていくのだと思いますけど、ああいう直接的な人を久しぶりに見たので非常に衝撃的でした…。

自分の思うようにはならないし、自分の間違いに気付かされる時もある。だからこそ政治というのは悩ましくて、愛おしい人間の営みなんですよね。

そんなことを思った雨の日の夜でした。

明日は屋根がある赤羽駅のどこかで早朝からチラシを配っている予定です。

というわけで朝が早いので、簡潔ながら本日はこんなところにて。

それでは、また明日。

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