記事提供:しらべぇ

先日の熊本地震でいまだに避難所生活を送る人がいる中、ネット上で男性の「月経への無理解」が取りざたされていた。しかし、それ以上に男性たちの認知度が低いと思われるのが「PMS(月経前症候群)」である。

■PMSを理解している人はわずか1割

しらべぇ編集部では、全国の20代から60代の男性679名を対象に「PMSを知っているか」を調査したが、その結果「説明できる」と答えた人はたった10.3%であった。

PMSとは、月経が近づくにつれさまざまな体調不良を感じることである。症状としては、腹痛、貧血、めまい、眠気や不眠、過食や食欲不振、便秘や下痢、気分の落ち込みやイラつき、全身のだるさ、肌荒れなどが挙げられる。

中には月経が始まる10日ほど前からPMSに悩まされる人もおり、月経期間と合わせて毎月2週間以上の体調不良が続くケースも珍しくない。また、症状が重い場合は日常生活に支障を及ぼし、定期的な通院を余儀なくされることもある。

「女性が月経期間中に腹痛などで苦しむことがある」というのは知っている男性もいるかもしれないが、月経前からそれがあることはまだまだ知られていないようだ。

■女性が感じた「男性によるPMSへの偏見」

実際にPMSに悩まされている女性からはこんな声が聞かれている。

「毎月、生理の1週間ほど前から具合が悪くなり、家事がおろそかになってしまうことがあります。

それに対して主人は『だらけているだけ』『自分の母親は生理関係なくいつも元気だった』『気持ちの問題では?』とまったく理解してくれません」(30代女性)

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「会社の男性上司にPMSについて説明した上で『体調が悪いので早退させてほしい』と伝えたところ『生理痛なら知ってるけど、PMSなんて聞いたことがない』と言われた」(20代女性)

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「PMSがひどくて半休をとった際、上司に『この前も生理痛がひどいと言っていたばかりなのに、また生理痛なんておかしい』『生理は月に一度だけのはず』と言われた。

PMSと生理は違うのに、同じものだと思っているようだった」(20代女性)

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月経がない男性にとっては共感できないPMSだが、知識として取り入れることは誰にでもできる。それは会社や家庭など男女がともに生きていく中で必要不可欠なことではないだろうか。

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男性679名(有効回答数)

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