記事提供:conobie

子持ちの男性と結婚し継母になるということは、必然的に学校行事にも参加しなければならないんですよね。

周りの目が気になる、初めての授業参観

子持ちの男性と結婚するということは、必然的に子どもの行事にも関わることになります。

その一つが授業参観。

我が家の子どもたちが通う小学校では、一学期に二回の頻度で授業参観があります。当時の私はフルタイムで働いていたので、二回に一度の割合で、半日有給を取って授業参観に参加していました。

初めての学校との関わりは、私にとって未知の世界で凄く緊張したのを覚えています。

周りのママさんは、職員室や我が子の教室がどこなのかを当然のごとく把握していて、足取りを迷わせることなく我が子の教室に一直線に向かい、慣れた校内をさっそうと歩いていました。

私はと言うと…、

まず下駄箱はどこだ?あ、こっちか。靴はここに置いてよいのかな?他の人も靴をここに置いているから、いっか。子ども達の教室はどこだ?…とりあえず他のママさんの後ろをついていこう。

こんな感じでした。

知っている人は誰もいない。当然ママ友もいない。まったく馴染みのない学校で、違和感だらけの自分でした。

そして我が家の子ども達のクラス、〇年〇組と書かれた教室を見つけた瞬間、新たな緊張が走りました。

自分が本当の親ではないことを後ろめたく思っていたので、私なんかが教室に入るのは場違いなんじゃないかと、周りのママさんの目が気になって仕方なかったのです。

もしかしたら私が継母ということを周囲は気づいていて、シンデレラのおとぎ話に出てくるような、意地悪な継母のイメージで私のことを見ているんじゃないか…とか。

「本当の親じゃないくせに」と、思われているのではないだろうか、とか。

母親としての経験値を積み、学校行事の関わりにも慣れた今なら周りの目なんぞ全く気にならなくなりましたが、当初は初めてのことだらけで自分に自信がない故に…ネガティブでした。

子どもは親が来てくれただけで喜ぶもの

私にとって初めて授業参観に参加したときのことは…正直あまり覚えてないのですが、授業参観に行くたびに、子ども達はとにかく嬉しそうな表情を浮かべてくれました。

息子は、照れた表情でニヤニヤしながら私の顔をチラ見する。娘は、恥ずかしさも何もない様子で、満面の笑みで私をガン見する(笑)。

そこでフッと、自分の子どもの頃を思い出したのです。

私の母親もフルタイムで働いていたので、授業参観に来てくれるのかどうか、いつもソワソワしてしまって。

私のお母さんはまだ来てないなぁ…来ないなぁ…まだかなぁ…あっ、来た!!と安心し、安心すると途端に顔がニヤけてしまって、つい母親の方をチラチラ見てしまう。

そして母親と目が合うと、ニコッと満面の笑みで返してくれるのです。それが凄く嬉しかった。

あぁ、この子達も多分おんなじ気持ちなんだな…。自分を見に来てくれる人がいて…。母親が来てくれるということだけで、凄く嬉しいんだろうな、と。

そこまで喜んでもらえたなら、私も緊張の最中行って良かったと安心したし、嬉しく思ったものです。

周囲の目を気にする必要はない。継母だからといって負い目を感じなくていい

とは言っても、初めての学校で緊張するのは当たり前だし、イチから子育てをしている周囲のママさんと自分を比べてしまって、子育ての経験のなさから自分に負い目を感じてしまうのも、仕方のないことです。

とくに私の場合、当時息子もんたが8歳で私は26歳。逆算するともんたを18歳で産んだことになるので、周りのママさんは年上ばかりで余計に自分は浮いていると感じていました。

でも初めてのことで緊張するのは、イチから子育てを経験している他のママさんも同じで、我が子が小学生になって初めて学校と関わるとき、やはり少なからず緊張するものだと思います。

幼稚園や保育園とは違い、大勢の子どもと保護者が集う学校。慣れない校内と景色、初めての参観日やPTA。多分、最初は誰でも緊張するものだと思うのです。

ママ友や知り合いがいなければなおさらです。

それに、確かにイチから子育てを経験しているわけではないけど、他のママさんと同じように毎日ご飯を作って、子どもを学校に送り出して、子ども服を洗濯し、時には子どもに勉強を教えてあげたりして…。

やっていることは普通の母親となんら変わらないのです。

なので負い目を感じる必要は全くないし、シンデレラのおとぎ話が作り上げた意地悪な継母のイメージというのも、現実ではなくただの物語でしかないのです。

むしろ血の繋がらない子を、自分の人生をかけて必死に育てている。胸を張って良いことだと思います。

それに他のママさんの目を気にしたところで、なんの得にもなりません。自分の目的は、あくまで授業参観なので、自分の子どものことだけ見ていればいいのです。

もし昔の私のように、不安を抱えてネガティブになっている人がいたら、ぜひ、

「あなたがやっていることは、他の母親となんら変わりない!」

「胸を張って自信をもって!」


「子どもは、あなたが見に来てくれて喜んでいるんだよ」


と、伝えたいです。

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