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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
妊娠中には多くの変化が起こります。
お腹、太もも、お尻など妊婦さんになると、ふっくらしてくる部分には、どこにでも出てくる、ヒビ割れのように見える妊娠線もそのうちの一つです。

ところで妊娠時には「正中線」というものがお腹に現れることがあります。
今回のテーマは「正中線」です。妊娠時にあわられる「正中線」について、医師に話を聞きました。

正中線とはどんなもの?

正中線は、みぞおちのあたりから、おへそを通って下へと続く、まさに身体の真ん中を通る線です。
目立つ人、目立たない人の差はありますが、実は妊娠中に限らず誰にでもあると言われています。

ただ、メラニン色素のは働きにより、濃くなったり薄くなったりすることがあります。
妊娠中には一般的に濃くなる傾向があると考えられます。

妊娠中にこの線が目立つようになる原因、きっかけは以下のようなものが挙げられます。
・体重の大幅な増加
・減少やホルモンの変化

妊娠は、大きなホルモンバランスの変化があります。
この変化によってメラニン色素と呼ばれる色素が非常に生成されやすくなることから、シミなども非常に気になるようになります。

30代から50代の女性に多いと言われている肝斑(かんぱん)も、妊娠を機にできることが多いといわれています。

妊娠時にできた正中線、その後はどうなるの?

妊娠線は、皮膚が伸びることによってできた線なので、一度できてしまうとなかなか消えにくいものです。

しかし正中線が妊娠に伴って濃くなって目立ってきたものであれば、出産のあとにメラニン色素の分泌が元に戻ることで自然に薄くなることがほとんどです。

出産直後は、赤ちゃんのお世話やホルモンバランスの急激な変化により、なかなか正中線にまで気持ちが向けられないことが多いかもしれません。そのために「いつの間にか消えていた」と感じることが多いです。

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どれくらいの期間で正中線は落ち着くの?

正中線は少しずつ薄くなります。
多くのかたは赤ちゃんが6か月~1歳くらいまでに、元の濃さ程度に戻ることが多いと考えられています。

この正中線と同様、もともと色素が集まっている部位(例えば乳首やわきの下など)も、妊娠・出産の時期に黒ずみが気になり、悩む人が多いです。

しかし、こちらも同じことです。
基本的に妊娠・出産が終わり、一定の期間が過ぎれば多くは本来の色に戻ります。あまり心配することはありません。

(肝斑は、妊娠を機にできるメラニン色素の沈着が原因といっても、半年もしたら消えるものでは残念ながらありません。)

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【医師からのアドバイス】

妊娠で起こる女性の体の変化も、個人によってさまざまです。

正中線は比較的知られていない妊娠中に起こりうる身体の変化の一つです。知識のひとつとして知っておくと「急に線が出てきた」などと驚かなくてすみますね。

(監修:Doctors Me 医師)

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