記事提供:デイリーニュースオンライン

就職活動中の学生の記事が物議を醸している。

5月2日、就職活動中と思われる学生が、「就活落ちた日本死ね」と題したネット記事をアップした。「一生働くことになるかもしれない企業を、たった数ヶ月で選ばせるなんて狂ってる」などと怒りまじりの内容が、広く物議を醸している。

■就活“10連敗”の学生が非難

いよいよ本格化する今年の新卒採用。2016年3月卒の大学生は内定率が95.3%に達して近年の最高水準を記録しており(リクルートキャリア調べ、4月12日時点)、今年の2017年卒業予定の学生も学生優位の状況が続くことが見込まれている。

今年のスケジュールは、3年次の3月から各企業のセミナーや就職イベント、エントリーシートの提出、筆記試験が始まり、4年次の6月から面接など採用選考が本格的にスタート。

内定は夏頃から決まっていく見込み。採用選考については、8月から選考が始まった2016年卒業予定の学生より2ヶ月前倒しになった。

ブログを書いたユーザーは、解禁前の5月2日時点で「既に10回も面接受けてる」と告白。

そして「一生働くことになるかもしれない企業を、たった数ヶ月で選ばせるなんて狂ってる」「企業はルール守らねえし、学生は面接で嘘つきまくり。就活=嘘つき合戦」

「こんなことやってる国が経済発展なんて無理でしょ。日本なんてさっさと沈め死ね」などと怒りをぶちまけている。

この「就活落ちた日本死ね」記事に関して、読者を中心に物議を醸している。「私も就職活動に失敗したので共感します」と賛同する意見もあるものの、「100連敗位してから投稿しろ」「日本のせいにしてるうちは何やっても大成しない」と非難がやや多い。

現在の20代後半から40代の社会人の多くは、バブル崩壊による就職氷河期(1993年~2005年)、2008年9月に起きたリーマン・ショックの影響による新就職氷河期など、学生不利の就職活動を強いられてきた世代。

「面接を100件受けても内定が一つも取れない」という話も珍しくなかっただけに、同記事の主張に反発したくなるユーザーが多いかもしれない。

「長年言われてきた『就活に忙しくて学業がおろそかになる学生が多発する』問題について今、大学側と企業側で落とし所を探っている段階。

巻き込まれている今の学生さんは大変だと思います。ですがそれは皆同じ。状況への対応力も試されていると思って頑張るしかないですね」(報道関係者)

2月にも、「保育園落ちた日本死ね!!!」という題で保育園の現状に怒りを投げかけるネット記事が投稿され、各種メディアで取り上げられて大きな話題となったばかり。今回も関係各所で余波が生まれるのだろうか。

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