Can I borrow some money ? 直訳すると「お金かしてくれる?」なのですが

「Can I borrow some money ?」これを日本語に訳すと「お金借してくれる?」ですが。。

アメリカではこの言葉を、言葉そのまま信じて、お金を貸しちゃうと、かなりの確率で二度と返ってこない場合があります。

学校での子供間での貸し借り

まぁ、これは、日本でも同じかな?そういう人も確実にいますよね。

お金を貸す時は、戻ってこなくてもいい、そのお金をその人にあげる気持ちでなければ、トラブルが発生する確率が高いですね。

今回、私が書こうとしていることは、そんな大金ではありません。 子供たちの間で、学校で交わされるこの言葉です。 時には、お金ではなく、物の場合もあります。

貸したものは戻ってこない

私の息子は、何度か、この言葉で小銭や物をクラスメートに貸してしまいました。

当然、借りた物は返すと教育している息子は、 貸した物は返ってくるはずだと思っているわけです。

ですが。。。貸した物が返ってくる確立は大変低かったのが現実でした。

悲しい現実ですね。

先生に相談しろと助言

何度かそういう苦い経験をした息子に私は教えました。「お金は子供の間で貸したり、借りたりしてはいけない。もしも、その子がランチマネー(昼食代)が足りなくて、 本当に困っている時は、先生に言うように助言してあげなさい。」

先生なら、もしもお金を借りた生徒が返金しない時、 親に連絡する事ができますから。

でも、子供が小銭を貸して返してもらえない時、わざわざその子の親が返してくれない子の親に連絡をするわけにはいきません。

子供同士が学校でお金の貸し借りをするべきではない

アメリカの学校では、クラスの子の連絡先はもらえません。その子の家の電話番号も、その子に聞かなければわからない状態でした。

特に私の息子は、住んでいた町の学校へ行っていたわけでは ないため、いろんな町から子供たちが通っていたので、 親同士の付き合いが殆ど無い状態でした。

そんな付き合いの無い親に対して、 例えば50¢(約50円)を返してもらえないからわざわざ電話なんてできません。まぁ、その前に電話番号もわかりませんが。。

先生に、連絡するという手もありますが、例え小銭であろうとも、子供同士が学校で お金の貸し借りをすること自体が間違いなのです。

Can I borrow some money ?の本当の意味は

そしてそれ以前の問題もあります。

アメリカ人が「Can I borrow some money ?」と言うときは、言葉どうりの意味ではない事があります。

それは、「お金を貸してくれる?」ではなく、「May I have some money ?」つまり「お金ちょっとくれる?」という意味の時があります。

そうダイレクトに言うことを避けて、貸してくれる?と言い方を変えただけなんです。

だから、返してはもらえない場合があるのです。

返してくれない子供たちは、最初から借りるつもりで言ったわけではないので、当然、返さないのです。

自分にとってその場凌ぎの都合のいい言葉で、 相手が反応しやすいように、言い換えてるのです。

英語はつい直訳してしまいがち

もちろん、ちゃんと言葉どうりに返してくれる子もいます。すべてのアメリカ人の子供たちが返してくれないわけでは ありません。けれど、そういう子もいるということです。

これは大人の世界でも、あります。そして、日本人だって、そういう人はいますよね。ただ、それが英語となると、つい直訳してしまい言葉そのままにとってしまいがちになるわけです。

そもそも相手は借りた覚えは一切ない

息子はアメリカで生まれて育ち、アメリカ国籍も持ってます。けれど、家では日本語で生活してきたので「Can I borrow some money ?」」という言葉は、 息子にとっては、言葉どうりに受けてしまっていたのです。

ランチに一緒にカフェテリアの行った子が、50¢(約50円)足りなくて、ジュースが買えなくて、そう言われたら、つい貸しちゃいますよね、友達なら。 (アメリカの学校では、給食が無いため、 昼食はお弁当を持って行くか、カフェテリア=食堂で昼食を買うのです。つまりランチマネー=昼食代を子供たちが持って行くのです。)

でも、子供にとっては例え50¢でも、大切なお金です。もちろん、大人でもそうですが。。けれど、貸してくれと言われて貸したつもりがいつまで経っても返してもらえない。 催促すると、借りた本人は、もらったつもりでいる場合、もう、そんなこと、とっくに忘れてしまっているのです。そもそも借りた覚えが一切ないのですから。。

物も同じ、返してはもらえない

物だってそうです。まだ息子が小学生だった時、学校に遊戯王のカードを たくさん持っていってました。学校での自由時間、 各自おもちゃなどを持って行って良かったのです。

遊戯王は、アメリカでも子供たちに人気があります。特に日本のカードなんてのは、レアものが多く、 息子のカードが他の子供たちにとっては、欲しくてもなかなか手に入らないカードでした。

「そのカード、貸してくれる?」なんて言われて気のいい(?)息子は、つい貸してしまうのです。けれど、何日経っても、返してはもらえない。そりゃそうです。「貸してくれる?」と言ってきた子は「ちょうだい!」と言ったつもりだったのですから。

この時は相手のお母さんに電話した

流石にこの時は、その子の親に私が電話しました。まだ、子供が小さかったので。その子から電話番号を息子が教えてもらっていたので、 電話することができました。

「息子がお宅の息子さんに遊戯王のカードを何枚か貸して、まだ返してもらっていないのですが。」と電話すると、相手のお母さんは、電話を保留したまま自分の息子を問いただしていました。そして、その子の泣き声が聞こえてきました。 母親に叱られたのです。

結果、カードは、翌日返してもらえました。

貸したいなら、貸すのではなくあげること

けれど、その一件があってから、私は息子に「大切な物は学校に持っていかないこと!どうしても持っていきたい場合は、貸さないこと!もしも、どうしても貸したいなら、貸すのではなくあげること!」と教えました。

アメリカ人ではなかなか手に入らないような物を学校に持って行くと、他の子にとっては羨ましい気持ちが どうしても起きてしまいます。小学生レベルでは そうなりますよね。

そんな物を学校に持って行くという事は、時に罪作りになってしまうことを、息子には教えました。 結果、息子にとってはいいお勉強になった出来事と なりましたが。。

貸す=あげる気持ちでなければ

「Can I borrow ?」とは、時に「May I have ?」(ちょうだい!)という意味で使われることがあるのだという事を アメリカでは知っていなければ、トラブルの素になりますね。

ですが、これはアメリカだけでのことではありません。日本でも同じです。人にお金や物を貸す場合は、その人にそれをあげてもいい覚悟でいなければできないことなのです。

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さくらまい (Mai Sakura) このユーザーの他の記事を見る

最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本生まれですが、米国に30年間住んでいた米国籍のライターです。2014年に家族で日本に移住してきました。どうぞよろしくお願いします。
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Estoy trabajando como un escritor web del centro de atención en Japón.
Я работаю в качестве веб-писателя в центре внимания в Японии.

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