新型の武器が入荷しました

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なにこれ、コワい…

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コレに刺されると、“痛々しい跡”が成人後も残る…

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腕に9本の針穴×2がしっかりとスタンプ、まるで呪われし烙印のよう…。

コレは武器や!完全に拷問器具やっ!!

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まるで剣山のように突き出した無数の針のビジュアルは強烈。知らない世代からすれば、そう見えるのも無理ないかもしれませんね。

たしかにゴツめの四角いハンコの形状と似ていますが、新型の武器でも拷問器具でもありません。れっきとした医療器具です。

この謎めいたブツは通称「ハンコ注射」と呼ばれるもの

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正式名称は「BCG接種」で、いわゆる結核のワクチンとして利用される管針法の注射器なんです。

最近はあまり見かけないようですが、それは予防接種自体が行われなくなったのではなく、2005年の法改正により赤ちゃん(生後6ヵ月未満)の頃に打つようになったことから、知らないというよりも、今の子ども達はこの「ハンコ注射」の記憶がないということのようです。

ハンコ注射をリアルに知る世代には、まさに「恐怖の対象」

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「BCG接種のお知らせ」プリントが配られた日には、全国の小学生たちの顔が青く引きつり、接種当日の朝に仮病を装う児童が日本各地で続出したという…。

なぜ、こんなファンキーな注射を子どもの頃に打たされていたのか?

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BCG接種は、フランスで開発された結核に優れた効果のある生ワクチン。1度の接種で結核の発病を75%抑え、その効果は10年以上も維持されるのです。

抵抗力も体力もない幼児期にこそ、結核菌にさらされる前の対策が必要不可欠だったのです!

「結核」は恐ろしい病気。きちんとおさらいしましょう

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昭和25年当時の人口10万人あたりの結核死亡率は146.4、死亡順位は第1位。かつて「死の病」として恐れられ、日本は肺結核の蔓延国であったことはご存知でしたか?

「結核」とは、結核菌が体の中に入ることによって起こる病気です。人が生まれてはじめて結核菌を吸い込んだ場合、10~15%の人ではその後1、2年のうちに発病しますが、その他の人では菌は冬眠状態でしぶとく体内に留まります。

結核菌が体内に潜んでいる人が、その後何らかの都合で身体の抵抗力が落ちると、潜んでいた菌が活動を始め、結核を発病します。

菌は主に肺内部で増えるため、咳、痰、発熱、呼吸困難等、風邪のような症状を呈することが多いですが、肺以外の臓器(腎臓、リンパ節、骨、脳など)や、身体のあらゆる部分に影響が及ぶことも。

特に、小児では症状が現れにくく、全身に及ぶ重篤な結核につながりやすいため、注意が必要です。

出典 http://www.mhlw.go.jp

体内に留まった結核菌が、ある日突然発症する可能性があるんですね…。

結核は人から人へ感染する病気、その発生は人口密度の高い大都市で多い傾向にあります。また、BCG接種の影響もあり、日本では小児の患者は比較的少なく、近年は高齢者の発症が大部分を占めます。

出典 http://www.mhlw.go.jp

子供よりむしろ大人の方が要注意!

ハンコ注射を小学生時に体験してる世代の声は…

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昔はこれを根元まで刺してた…

注射が嫌でダイハード的逃亡!

嫌だぁ~っ!!!

出典 http://news.livedoor.com

すげぇわかる…。

ハンコ注射ってだけで、一気に“昭和生まれ”っぽくなる

ハンコ注射跡は昭和人の証?

ハンコ注射あるある

ちなみに現代では、精度向上により痕はほとんど残らない

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

上記画像は、4ヶ月児健診で接種したBCG経過報告です。

【1日目】接種の翌日は、多少赤く腫れてる…ブツブツも見えない…
【12日目】赤みがとれとーっても綺麗に
【15・19日目】赤くなりちょっと腫れたり治まったりの繰り返し
【25日目】また、赤くなってきた 今度は、周りも腫れてきた
【27日目】ひやぁ~、ピークの腫れ!!膿んで腫れてる!!コッチが痒くなるよぉ~
【31日目】皮がむけてきた うーん・・とりたい!!
【38日目】お風呂に入った時など赤くなるものの綺麗になってきた

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

一般的にハンコ注射の接種後は、赤くはれた状態がしばらく続き、かさぶた状に変化。1ヵ月後には、そのかさぶたが取れて18個の痕がくっきりと残ります。痕は時間の経過とともに薄くなってはいきますが、完全に消えることはあまりなく、痕は一生残ります。

しかし現代においては、ハンコ注射の精度も向上したため、大人になる頃には痕もほとんど目立たなくなるそうです!

とくに女の子の場合は、痕が痛々しく残ってしまうのってかわいそうですもんね…。

タレントのJOYさんは、成人後に結核を発症している

JOY:「とまらない咳、診断に要した10カ月。病気って人ごとじゃない…」

バラエティ番組などで活躍するJOYさんが、肺結核を発症したのは25歳のとき。風邪のときに出るような小さく乾いた咳が続くようになり、内科病院で診察を受けると「たぶん風邪」という診断。

それからひと月が経過するものの、依然としておさまらない咳症状。不審に思ったJOYさんが耳鼻科にかかると、今度は「上咽頭炎」との診断。その後も悪化し、8か月が経つ頃には、普通にしゃべれなくなり、深夜に激しい咳で目が覚めたり、咳を抑えた手には血が付いてしまうほどに…。

そして、症状を訴えはじめてから10ヶ月後、救急病院に搬送され、そこで初めて痰を検査したことで、「肺結核」であることが判明します。

結核患者数のおよそ7割は60歳以上の高齢者。初期症状が風邪と似ていることもあり、JOYさんのように若い患者は見逃されてしまうケースが多々あるのが現状です。

出典 http://nice-senior.com

先月に出演されたNHK「あさイチ」では、5年前に結核に罹患していたことについて改めて言及したJOYさん。

「ちょっと息を吸い込むと反動で咳が出るようになり、仕事中に大量の血を吐いたときには死んでしまうんじゃないかと思った」と、当時を振り返っていました。

ご自身の体験をもとに、多くの人に「結核」という病気の認識を持って欲しいと願うJOYさんは、ストップ結核パートナーシップ日本大使としても活動されています。

おとなも、こどもも、おねーさんも気をつけよう

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現代では結核による死亡順位は全体の26位ですが、これは抗結核薬の発見と開発および治療水準の向上化によってもたらされた素晴らしい成果です。

それでも日本では毎年新たに2万人程度の患者が発生。世界的にみてもまだ結核の蔓延国という状態から、完全に脱しているわけではないのです。

「かぜ症状と似ている、そう診断された」からといって油断は禁物。がまんできる程度の咳や痰、肺の痛みでも、何ヶ月経っても治らないなんて方は、結核を疑ってみるべきかもしれません。

結核は人から人へ感染する病気。防ぐことはあなたの命を守るだけでなく、あなたの周囲にいる大切な人を守ることにも繋がっていくのです。

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