スペインの写真家、Chema Madozさんが手掛けるモノクロ写真がシュールだと話題になったのは数年前のこと。写真が魅せるイリュージョンは、思わず二度見してしまうほどシュールで美しく、また鮮烈なイメージを放っています。

ウィットに富んだ作品を撮り続ける

私達が普段目にしているものに目を留め、そこから何かを生み出すという技はアーティストならでは。そしてそれを写真に収めるとシュールなイメージを放ち見る者を惹きつけます。Chema Madozさんの作品は、まるでダリを彷彿とさせるようなどこかしらウィットに富んでいて、思わずくすっとなってしまうものばかり。

無関連の二つをミックスさせて一つの作品に仕上げる

Chema Madozさんは、どれも全く関連性のない二つのものを混ぜ合わせて一つのものを作り上げていきます。その二つのものは別々に見た時には想像もできないけれど、合体させた時に実際に私たちが普段見慣れているものに生まれ変わるというサプライズな作品に仕上がっています。

「普段から心を動かされるようなイメージを探している」というChema Madozさん。自分が作り上げたイメージが、まるで言葉を伴って語り掛けて来る瞬間が好きだと彼は語ります。シュールな作品からシュールな感情を味わうことができたら、その作品は成功だといってもいいという自信が湧くのだとも語っています。

優れた才能とスキルを持つChema Madozさんの作品に「もうちょっと騙されていたい」と思う人は少なくないはず。不可能なオブジェ同士を見事に融合させたイリュージョンはその完璧なバランスと興味深さでもって見る人の目だけでなく心をも魅了。

時にタイトルの無い作品も…

Chema Madozさんの想像が広がれば広がるほど、そのシュールさに惹かれてしまいます。時には作品に何のタイトルもなく説明を求めればきっと複雑に違いないような作品もファンには人気の様子。1958年生まれのChema Madozさんはこれまでに数々の素晴らしい作品を撮り収めています。

ユニークな発想から生まれた見慣れたオブジェ。それは「見慣れたものからユニークな作品を作り上げる」という発想とは全く逆のもの。だからこそ、見ていて面白いのでしょう。素敵な作品の写真集も発売されていますが、Chema Madozさんの独自の世界観をひとまず味わってみたい人は、とりあえず彼のサイトをご覧ください。

出典 http://www.amazon.co.jp

Chema Madozさんのシュールな世界観をたっぷりと堪能できる写真集です。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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