世界一の肥満国ってどこ?

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「世界一の肥満国ってどこですか?」と聞かれたら、迷うことなく多くの人が答えるであろう国、「アメリカ」。

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住んだことがある方、旅行で行った方は分かるかと思いますが、アメリカには太った人がヤケに多いという印象も強い国ですよね。食べ物もボリューミーなものが多いとも感じます。

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確かにアメリカは堂々の首位をキープしていました。かつては。

ところが、数年前ニュースになってびっくりしたのが、コチラ。2013年の「CNN.co.jp」のニュースから。
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国連食糧農業機関(FAO)がまとめた世界の食糧事情に関する統計で、メキシコが米国を抜いて世界一の肥満国に浮上した。成人の肥満率はメキシコが約33%、2位の米国は31.8%だった。

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メ、メキシコ????!!!!!

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「え??メキシコが世界一の肥満国なの???」って驚く人も多いかと思いますが、そうなんです。長年首位の座を守り続けていたアメリカを抜いてしまったんです。

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メキシコは時代と共に、さまざまな面で変化していったからです。

メキシコは高カロリーで安価な加工食品の普及や運動量の減少、都市部への人口集中などが重なって肥満人口が増えた。

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一般的にBMI数値(身長の二乗に対する体重の比を表す数値)が25以上になると”肥満”になりますが、OECDの2013年度調査によるとメキシコは、全人口の32.4%が肥満体型となっており、その状況はアメリカ合衆国以上に深刻なのだとか。

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やっぱり恐怖のジャンクフード。これはメキシコのみならず、世界的に問題視されています。

メキシコの人々は自宅で食事をしなくなり、代わりに大量の清涼飲料水とジャンクフード、インスタント食品が消費されている。

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アメリカもそうですが、肥満国で人気なのがソーダ水などの「炭酸飲料」。

今年のメキシコにおける成人の肥満率は32.8パーセントとなっている。WHO(世界保健機構)によれば、メキシコ人は平均で1人1年あたりなんと163リットルものソーダを飲むらしい。

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※2014年の統計

WHOの調査によると、メキシコはソフトドリンクの消費量が世界で最も多い国の一つ。高カロリーな食生活と運動不足が、近年の肥満率を上昇させているといいます。

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「なんで?」と思ってしまうのが、貧困の問題もかかえるメキシコ。その国が肥満体国とは…。

国民の半数以上が貧困に苦しむといわれる中、肥満の問題も抱えているなんて不思議な気もします。

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子どもの発育途中の栄養管理は、親の責任でもあります。

メキシコの子どもは栄養状態の悪化と肥満というダブルパンチに見舞われかねないと世界保健機関(WHO)は指摘、「子どもたちは、脂肪や糖分、塩分が多く、値段は安くても栄養価の低い食品にさらされている」警鐘を鳴らす。

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食事での栄養面、そして運動がより健康的な体を作り上げていきます。

WHOでは対策として、脂肪分と糖分の摂取量を減らして果実や野菜、豆類、穀類などの摂取量を増やすとともに、子どもは1日60分、大人は1週間に150分の運動を勧めている。

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肥満への対策

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あまりに肥満が増えてしまったメキシコ。ただ単に「食事を見直そう」とか「運動をしましょう」というメッセージを投げかけるだけでなく、市などが動いた対策が驚きです。

これは駅に設置された運動マシーン。

肥満を解消すべく、メキシコシティ市が地下鉄の改札近くに設置したのが、10回のスクワットをすることで日本円約45円にあたる5ペソ分の地下鉄無料券がもらえる運動マシーン。

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市や政府がアレやれコレやれと言うだけでは、結局何も変わりません。こういう個人に直接有利になる対策が必要なんですね。これなら率先してやりたくなります。

目の前のマシーンがスクワットの回数を数えてくれます。

近年、物価の上昇がつづいているというメキシコシティ市。運動不足を解消しながら、交通運賃を節約できるとあって、多くの人々が利用しているそう。

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みんなでこうして楽しみながら実践できるのも大切です。

スクワットをし終えると、マシーンの画面には、

あなたが、ハンバーガーとフライドポテトにソフトドリンクをつけたら、920カロリーも摂取することになります。そのカロリーを消費するためにも、日々の運動を習慣にしていきましょう。

とメッセージが表示され、食生活を見直し、健康について考えてもらうきっかけも提供しているのだとか。

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駅のみならず、さまざまなところに税金を投入して、直接肌で「お得」と感じられる対策をもっともっとするといいのではないでしょうか。

メキシコ人の食事

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とにかく肉大好きなメキシコ人。日々、けっこうな量を摂取しているようです。

セマナサンタといって英語で言うイースターでは、基本的にお肉を食べてはいけないのですが、「鶏肉は肉じゃないから食べていい」という始末です。それ以外の日には牛肉や豚肉を毎日のように食べています。出ない日はないのではないでしょうか。

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普通の家庭でもガンガン肉料理。どこを見ても、肉肉肉肉…

ビステックといってステーキにしたり、トマト煮込みにしてみたりと、毎日こんな肉料理を食べています。ですが、肉というのは体の中に溜まるものです。つまり消化が非常にしにくいのです。そんなものを消化しきれずに毎日食べ続けたら太るのは当然ですよね。

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メキシコ人の主食である「トルティーヤ(トルティージャ)」。実はこれが肥満を助長してしまうとか…

トルティージャがネックなのです。実はとうもろこしのものではなく、小麦粉の物もあり、日本でたまにみかけるトルティージャがこれにあたります。このカロリーが何と、1枚でご飯2杯分というとんでもない数値をたたき出します。

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美味しいは美味しいのですが、食事の組み合わせ、食べ合わせにも問題があるようです。

お米もトマトとコンソメを使ってアロス・ロホと呼ばれるご飯を作るのですが、これは、何とトルティージャにタコスとして包む具材、おかずとして扱うのです。これは美味しいですが、恐ろしいカロリーになります。

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健康的な生活を送るには、野菜の摂取はかかせないものです。

メキシコ人は野菜の食べ方を知りません。「は?」と思いますよね。でも、本当です。自分達でも言うのです。「私達は野菜の使い方を知らないし、食べない」とです。彼らの国を征服したスペインから伝わってきたトマトや、他にも香草(シラントロ)や緑のトマトやチリ、玉ねぎは多く使います。

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メキシコの国民みんなが、きちんと「食」に関する知識を得る機会も必要な気がします。TVや学校が重要となるのでしょうか。

揚げ物も多いですし、サワークリームの使用率も高いですし、もう太る物、カロリーオーバーな物だらけなのです。ですから、野菜でそれをカバーしてあげなければいけないのですが、それができていないのです。

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肥満体型になりやすい国民だった

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メキシコはその食文化も加わり、もともと太りやすい国民でもあるようです。決定的ないくつかの理由が存在します。

もちろん1つは先ほどから出てきている食生活。まずは何と言ってもここから見直さないと難しい問題です。でも食文化は国民にすでに定着してしまっているもの。根本から変えていくのは、長い年月も要しますし、非常に難しく感じられます。

ジャンクフードと言われるファーストフードなどの、脂分、塩分、糖分の多い食文化(メキシカンタコスなど、脂分でギトギトの料理とコカコーラなどの炭酸飲料を飲む習慣)

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あまりにも運動をしない国、メキシコ。だからこそ、先ほどのような、駅に設置されたスクワット運動療法が話題に上りました。小さいころから、学校などで運動というものに着目していく必要もあるかと思います。

スポーツをする文化があまりありません。通勤のために5分も歩けば十分だと思っています。(時間がない、疲れている、興味がないなどの理由)

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メキシコ人が働き者って知っていますか??「労働環境が過酷な国ワースト10 」で堂々第一位にもなっています。年間の平均就労時間:2317時間、平均年収:9885ドル(約102万円)という統計が出ています。

意外とメキシコ人は働き者。週42時間(月~金毎日8時間以上勤務)は労働します。意外にストレスが多く、疲れるので、身体に気を使う暇がないようです。

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さまざまな体型の平均値や、何が健康的かなどを国民全体で意識すると、自分がいかに太り過ぎているかが把握できるのではないでしょうか。やはりまずは、学校や会社でそういった機会を取り入れない限り、浸透するのは難しいですね。

健康食品、医者などに頼る気がないメキシコ人は結構多いです。健康診断をする会社や学校も、ほとんどありません。

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他人事ではない「肥満国」

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ランキングで見たら「メキシコ」が世界一の「肥満国」かもしれませんが、ジャンクフードなどに関連した肥満は、今や世界の問題。アメリカやメキシコのこの悲惨な国民病とも言える「肥満」を、日本人である私たちも無視はできません。いつ日本にも降りかかってくるか分からないからです。日々の食生活や運動に心がけたいものです。

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