歌手のジャネット・ジャクソンに「妊娠疑惑」が浮上し、ファンをざわつかせています。なんとジャネット・ジャクソンは49歳。もしも本当に妊娠しているとなれば、アラフォーを過ぎたビッグセレブの妊娠は妊活女子たちに大いに希望を与えることになるでしょう。

一般に40代というと「妊娠は難しい」と言われています。しかし、難しくはあっても”無理”なことではないのです。

40歳以上の女性による出産は年間38,000人以上

厚生労働省の調査によると、35歳以下の女性の出産数は年々減少しているのに対し、35歳以上の女性の出産は増加しています。さらに、そのうち40歳以上の女性の出産件数は平成23年の調査では年間38,000人以上!!

これは新生児の総数の3.5%となり、クラスに1人は40歳以上のお母さんから生まれた子供がいるということになります。

しかし、年齢による妊娠率の低下は避けられないという事実

女性の年齢が高くなると、なぜ妊娠が難しくなるのかというと原因は主に2つ考えられていて、1つめは”卵子の質低下”、2つめは”子宮や卵管などの生殖器官のトラブル”によるものです。

卵子の質は残念ながら年齢とともに下がっていってしまいます。卵子の元になる卵母細胞は、胎児の時点で全て作り終えられ、生まれてからは減少するのみ。新たに作ったり増やしたりということができません。なので、20歳の時よりも40歳の時の卵子の方が作られてからの時間が経っていますから、弱っていたり傷ついていたりということが起こります。これが受精やその後の成長を妨げるとされています。

また、女性の年齢と同じく男性も高齢となれば、精子の質や量が低下していることも考えられます。

自身の卵子を用いた治療では、女性の年齢の増加に伴って、妊娠率・生産率は低下しますが、年齢の若い女性から卵子提供を受けると、女性の年齢の増加による妊娠率・生産率の低下は見られなくなります。つまり、女性の年齢の増加に伴う妊孕力の低下は、加齢による「卵の質の低下」が主な原因であることがわかります。

出典 http://www.jsrm.or.jp

提供(ドナー)卵子と自身の卵子を用いた生殖補助医療による治療成績(日本生殖医学会HPより)

出典 http://www.jsrm.or.jp

また、子宮内膜症や筋腫、卵管の動きが悪くなる、卵管が狭くなるといった問題も年齢が上がるにつれて起きやすくなると考えられます。子宮内膜症や筋腫は受精卵の着床を妨げてしまう原因になります。さらに精子や卵子、受精卵の通り道となる卵管の問題も妊娠を見逃すことはできません。

30代前半の女性の自然妊娠率は20〜25%と言われています。これは1周期あたりの自然妊娠率ですから、5週期(約半年)チャレンジすれば妊娠に至るだろう、と考えられるわけです。しかし、35歳を境にこの自然妊娠率は急激に下がっていき、40歳では5%、45歳以上ではわずか1%となってしまうのです。

不妊治療を始めるなら一刻も早く

自然妊娠が難しくなる40代にとって、頼みの綱となるのが体外受精などの生殖補助医療です。しかし、自然妊娠よりも妊娠率が高くなるとはいっても妊娠できるタイムリミットが刻一刻と迫っているのも事実です。

下の図のように、40代後半でも10%弱という高い妊娠率となりますが、一方で流産率もグッと上がってしまい、結果的に赤ちゃんが生まれる生産率(緑の線)は5%前後にまで落ち込んでしまいます。

生殖補助医療を受ける場合でも可能ならばより若い時期に受けることが大切になります。

出典 http://www.jsrm.or.jp

年齢別生殖補助医療の治療成績(日本生殖医学会HPより)

出典 http://www.jsrm.or.jp

高齢妊娠&不妊治療をカミングアウトした芸能人たち

芸能界にも、不妊治療にチャレンジしていた過去を明かしている40代女性は多くいます。
タレントのはしのえみさんは41歳、女優の永作博美さんは42歳(第2子)、女優の田中美佐子さんと芸人のなるみさんは43歳で出産を経験され、みなさん不妊治療に挑んでいたことを明かしています。

しかし一方で、治療が上手くいかないことがあるのも事実。元バドミントン選手の陣内貴美子さん、元バレーボール選手の益子直美さん、芸人のハイヒールリンゴさん、エドはるみさんは長年の不妊治療に終止符を打ったことを告白されました。

また、元プロレスラーのジャガー横田さんは不妊治療を辞めたら45歳で自然妊娠というミラクルを起こし話題になりました。

不可能を極限まで可能にしている生殖補助医療ですが、やはり年齢という大きな壁を取り払うことはできません。自分の体を過信せずに、”子供が欲しい”と思ったらすぐに治療を開始するのが得策です。

アラフォーの妊活は時間との勝負

妊娠にはタイムリミットがありますが、残念ながら自分の体がいつまで妊娠できるのかは知ることができません。しかし、不妊治療クリニックでの検査で、残りの卵子や閉経間際なのか、まだ時間が残されているのかは調べることができます。

タイムリミットが迫る中での妊活は、医師に指導を仰ぎながら取り組むのが得策です。

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