今日はカレー?肉じゃが?玉ねぎの皮、捨てていませんか?

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焼いても煮ても、生でもおいしい玉ねぎ!

新玉ねぎが出回る季節、甘くて美味しい玉ねぎが出回っています。日本の食卓に欠かせない「肉じゃが」、「親子どんぶり」、「カレーライス」、「野菜炒め」や「ミートソース」。玉ねぎをたくさん使った方が美味しい代表的な料理です。

白い部分は食べていますが、あの茶色い外側の皮は、捨ててしまったり、コンポ―ストにしてしまったりしている人が多いと思います。

実はこの皮の部分には、驚きのパワーが隠されていることが数年前からわかってきました。

茶色のたまねぎ皮の部分には様々な健康効果をもたらす、ポリフェノールの一種のケルセチンが豊富に含まれています。ケルセチンは黄色い色素成分で、玉ねぎの苦味成分です。

たまねぎ皮にはこのケルセチンが、普段食べている白い部分の約30倍も含まれています。たまねぎ皮に含まれるケルセチンを摂ることにより、毛細血管が丈夫になり、血液をサラサラにし、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減少させるといった嬉しい効果があります。

また動脈硬化や高血圧の予防、抗がん作用、糖尿病の改善、肩こりなどに効果が期待できます。また、脂肪の吸収を抑制し、体内の脂肪を排出し、コレステロールを減らす効用があるので、ダイエットにも有効です。

また、ビタミンCの5倍以上あるといわれる抗酸化作用や、体に有害な物質を取り除くデトックス効果、花粉症や喘息、湿疹、じんましん等のアレルギー疾患の改善にも期待が持てます。

出典 http://www.kenko-jiten.com

血液さらさら効果があり、悪玉コレステロールを減少させる効果があると言えば、「生活習慣病」が気になる人は、ぜひ取り入れたいですよね。


「生活習慣病」によって引き起こされるといわれる日本人の死因トップ3「がん」、「心臓病」、「脳卒中」にならないために、若いうちから食生活に気を付けて暮らしたいものです。

「ケルセチン」は、このうちのフラボノイドのひとつで、ビタミンPというビタミンと似た働きをするグループに属しています。あまりなじみのないビタミンPですが、主にビタミンCの働きを助ける栄養。

また、血管をしなやかにしたり、活性酸素によるダメージを防ぐ働きにより注目されています。

出典 http://health.suntory.co.jp

血管年齢の若返り、抗ガン作用、生活習慣病の予防・抗酸化作用、さらにアレルギー体質の改善に効果をもたらすという玉ねぎの皮、もう捨てるわけにはいきません。

では、どんな風に調理すれば上手に摂取できるのか簡単レシピを集めてみました。

皮ごと使うので、できる限り無農薬、有機栽培で作られた玉ねぎを選んでください。

玉ねぎの皮茶

出典 http://recipe.rakuten.co.jp

材 料(3~4人分)
玉ねぎの皮 5~6個分  
水 1リットル

作り方
タマネギ数個分の皮を洗ったら、お鍋に水1Lを入れて、タマネギの皮を入れて10分程度煮出したら出来上がり。

煮出しすぎは苦くなるので注意。カラカラに天日干しし、乾かしたタマネギ皮をミルやミキサーで挽いて粉末にしておくと保存も利く。

そのまま飲むと苦いので、水またはお茶やお湯などで薄めて飲んで下さい。

出典 http://recipe.rakuten.co.jp

少し苦みがあるので、もし飲みにくい場合は、レモン汁を落としたり、しょうがを少量プラスしたり、はちみつを加えたりして好みのアレンジでどうぞ。

「玄米せんせいの弁当箱」(魚戸おさむ/北原雅紀)のタマネギの皮のダシの味噌汁

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作り方
タマネギの外皮をむき、皮についた汚れを洗い流します。
鍋に湯をわかし、沸騰したらタマネギの皮を入れて、湯が色づいたら引き上げます。カツオでひいたような、茶色いダシがとれました。
味噌をとき、豆腐を入れてひと煮立ちさせたら完成。

出典 http://mangashokudo.net

ベジタブルブロスやスープベースを作る

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にんじん、セロリなどの野菜くずと一緒に玉ねぎの皮を入れて煮込むとベジタブルブロスが作れます。スープやシチューのベースに、カレー作りにといろいろな料理に活用できます。冷凍保存も利くので大量に作ってストックしておくと便利です。

玉ねぎの皮からきれいな色が出ておいしそうに仕上がります。

くず野菜を使って作るべジブロスの説明は こちらにあります。

玉ねぎの皮で!フライパン炊き込みご飯

出典 http://recipe.rakuten.co.jp

洋風炊き込みご飯やピラフ、パエリアなどお米を使った料理に玉ねぎの皮でとったブロスを使えば、多種多様なレシピに使えます。

材 料(2人分) 玉ねぎの皮 1個分 米 1合 醤油・みりん・酒 大1 黒ごま 少々 水 135cc
1 玉ねぎの皮をよく洗い乾燥させておく
2  米を洗い水に30分つけておく
3  2と残りの材料を全て入れ、蓋をして強火で沸騰させ、沸騰したら弱火で9分加熱する
4  水気が無くなりふっくらとしていたら15分蒸らしてできあがり

出典 http://recipe.rakuten.co.jp

[ル・クルーゼ公式] ローストオニオン

出典 http://recipe.rakuten.co.jp

じっくり焼いた甘い玉ねぎに、ベーコンとバターの旨味がしみ込んだ、お酒にも合う一品です。冷めても美味しく召し上がれます。

材 料(2人分)
玉ねぎ(小) 2個
ベーコン 2枚
バター 30g
塩・こしょう 少々
パルメザンチーズ 少々

作り方
1  玉ねぎは皮付きのまま横半分に切る。ベーコンは5mm幅に切る。
2  玉ねぎをスタッカブル・オーバル・ディッシュに並べ、バターをのせて、塩・こしょうをふり、200℃に予熱したオーブンで40分焼く。
3  2の玉ねぎの上にベーコンをのせ、さらに20分焼き、パルメザンチーズをちらす。

出典 http://recipe.rakuten.co.jp

皮付き玉ねぎのロースト

出典 http://ene.osakagas.co.jp

丸ごと玉ねぎが、料理として出てくると驚くかもしれませんが、その見た目以上に、たまねぎの甘みに驚きます。 パルメザンチーズの味わいとタイムの香りがアクセントとなっています。

たまねぎ  パルメザンチーズ  パプリカ粉  タイム

1玉ねぎを皮ごと洗浄して、上部を2cm ほど切り、ホテルパンに並べてパルメザンチーズを乗せて、タイムを乗せて加熱をします。
2加熱が終わったら、オーブンから取り出し、器に盛り付けます。 形が崩れやすいので、へらなどで底から持ち上げ取り出します。パプリカ粉を散らして完成です。

出典 http://ene.osakagas.co.jp

こちらも丸ごとロースト。
前菜や、おつまみにも良さそうです。

乾燥させてふりかけに

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玉ねぎの皮をきれいに洗って天日干しします。ミルに玉ねぎの皮、お茶の葉、かつお節を入れて粉砕します。

このままでも美味しいですが塩味がないので、市販のふりかけを混ぜたり、少量の昆布茶を混ぜるとおいしくなります。白ごまを最後に加えて完成です。

密閉できる瓶や容器に入れて保存します。

粉末の玉ねぎの皮

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いろいろなメーカーから、玉ねぎの皮を乾燥させて粉末にしたものが販売されています。粉末を使えば、料理の隠し味に、スパイスとして、どんな料理にも使えそうです。


玉ねぎの皮を洗って乾燥させてから保存、または乾燥させずに冷凍保存しておくこともできるので、すぐに使わない皮をストックしておくと良いと思います。

市販のパウダーを使うも良し、手作りするも良し! それぞれのニーズとライフスタイルに合わせて玉ねぎの皮を毎日の食事に少しずつとり入れたいものです。

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公式プラチナライター。テキサス州在住。料理研究家でフリーランスのコラムニスト

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