記事提供:カラパイア

洗濯をするたびに靴下の片方が行方不明になってしまう。おかげでタンスの中は片方しかない靴下だらけで、新しく買いなおす出費もバカにならない。だが、この人類を苦しめるミステリーがついに解き明かされた。

ミステリーの解明を行ったのは心理学者サイモン・ムーア博士と統計学者ジェフ・エリス博士だ。この2人は2,000人もの洗濯機の中を中継してくれる人を募り、まるで超自然現象やブラックホールに吸い込まれたかのごとく消失してしまう謎に迫った。

それによれば、靴下の行方不明を左右する主な要因は、洗濯物の量とその複雑さ、さらには洗濯する人間のやる気だという。調査から導き出された”靴下消失インデックス”はこちらである。

家族の人数と1週当たりの洗濯回数から洗濯物の量を求め、洗濯の種類と投入する靴下の数から求めた洗濯物の複雑性を足す。こうして得られた数値から洗濯への積極性(1~5。1なら洗濯が大嫌い、5なら洗濯が大好き)と注意力(洗濯前にポケットを確認する回数、服をきちんと表向きにした回数、袖や靴下をきちんと伸ばした回数で計測)を乗じたものを引く。これが靴下が行方不明になってしまう確率だ。

この調査からは靴下が行方不明になってしまう主要な原因も突き止められている。例えば、乾燥中にラジエーターの後ろに落としてしまう、家具の上に置き忘れる、靴下の片方が別に洗う予定の洗濯物に混ざってしまう、物干し竿から飛ばされてしまう、別の靴下と組み合わせてしまうなどだ。

この調査から、イギリスでは1人当たり月平均1.3足の靴下が消失していることが判明。1年なら15足、一生なら1,264足にもなる。 靴下消失による損害は1人当たりの生涯でおよそ40万円(2,528ポンド)、年間3,158億円(20億ポンド)にも達する。

尚、 靴下消失事件に関して男性が犯人である可能性は高い。洗濯が好きな男性はわずか26%でしかないそうだ。尚、靴下消失に関わる4つの心理的要因は以下の通りだ。

1. 責任の分散
洗濯する者が自分以外の人間に責任を押し付けることから、誰も失くし物について責任を負わない。結局、靴下は見つからなくなってしまう。

2. 視覚的認識(ヒューリスティック)
ヒューリスティックとは、暗黙のうちに用いる簡易な解法や法則のことをいう。さっと判断できる反面、必ずしも正しいわけではなく、判断結果にバイアスがあることも多い。このバイアスのせいで、例えば靴下やテレビのリモコンなどがいつもの場所にないと、失くしてしまったと思い込んでしまう。
 
3. 確証バイアス
人は真実であってほしいと思ったことを真実であると思い込む傾向にある。今回の事例でいうなら、人は両方揃っていない靴下が目に入らなければ、それはないと信じ込みがちということだ。

4. 過失、過怠
様々な事故や謎の背景にはヒューマンエラーがある。例えば、誰かが床に靴下が落ちているのを見たとしても、それを拾って洗濯物カゴや洗濯機の中に入れなかったりすることがある。この場合は過怠だ。あるいは色の濃い洗濯物の中に白い靴下を入れてしまったり、片方だけ適当な場所に置いてしまったりすることがある。これが過失である。

出典カラパイア

出典 YouTube

Scientists FINALLY explain why your socks always go missing translated hiroching

できるだけ靴下を迷子にしたくない。ぼっちは自分一人で十分だ。相方の靴下をなくさない為にはどうしたらよいのだろう?いくつか解決策はあるようだ。

■迷子の靴下を減らす方法

1.靴下用の脱衣ボックスを作る

靴下は靴下専用の脱衣ボックスに入れておこう。こうすれば大きな洗濯物の中に紛れて消息不明になることもなく、迷子靴下もすぐに見つけ出すことができる。

2.洗うときはペアで

洗濯機に入れる前にペアを確認してクリップでとめておくか、履き口のところを2つまとめてクルっと折り返しておこう。こうすれば洗濯物の波にさらわれることもない。

3.いつか再会できることを夢見て、ぼっち靴下専用ボックスを設置しよう

出典カラパイア

私の場合はもうなくなることが前提なので、同じ色で同じタイプの靴下を最低3足は買うようにしている。こうすれば相方いなくなっても新たなパートナーに巡り合えるしな。

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