記事提供:messy

芸人・大久保佳代子(44)が、4月22日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)に出演し、独身でいることへの世間からの視線に違和感を表明した。

この日、スタジオに集ったタレント陣が視聴者からのお題について議論。ふたつめのテーマで掲げられた「既婚女性の何気ない言葉に独身女性がイライラを募らせている」というテーマで、40代の独身女性代表として大久保が登板したのである。

視聴者の声を参考につくられたVTRでは「いつまでも独身だと『仕事が好きなのね~』とか『仕事に人生を懸けてる』みたいなことを言われる。そうじゃないよ」「『男を選んでるんじゃないの』と言われる。いや理想高くないし」

「実家でおひなさまを飾ってくれて、『婚期がこれ以上遅れないようその日のうちに片付けたよ』と言われた。モヤッとする」といった独身女性のモヤモヤが表された。

番組MCのバナナマン設楽統が「実際、結婚に対して既婚女性からの言葉にイラッとすることあるんですか?」と振ると、

大久保は「よく言われるのは『まあ結婚だけが人生じゃないしね』とか、こっちがこれから先も結婚しないであろうことを前提に、ちょい上から目線で言われるってのがあります。別にあきらめてるわけじゃないし」と話し始めた。

特に、大久保は今年2月からチワワ×ダックスフントのミックス犬・パコ美を飼いはじめたのだが、

周囲の大勢から「あ~あ、犬を飼ったらもっと婚期逃すよ」と散々言われることに「うるせえな。ここまで婚期逃して遅れてて今さら言われても。何歳まで言うんだ?」とイラついているという。

設楽「犬もそうだけど家もだよね。ひとりで生きていくって決めたの?とかさ」

大久保「言われる~。女だからってそれ言われるのおかしくない?ねえ」

設楽「20代のときは親からのプレッシャーがね」

山崎夕貴アナ「母や祖母から言われる」

大久保「何言われてもいやだよ。他意があってもなくても」

カンニング竹山「世の中おかしいよ。いい年して結婚してないと『あの人変なんじゃないか』とかさ。男だってすごい言われるよ。じゃあ人生において結婚って絶対してなきゃいけないのか、そういう言い方しかないのかって。したい人はすりゃいいんだけど」

千秋「女性も結婚したら『子供は?』、ひとり生んだら『二人目は?』、離婚したら『再婚しないの?』。結局ずーっと聞かれますよ」

大久保「若干の、このままでいいのかなとか、結婚して子供産まなきゃいけないのかなとかあるから、そこを突かれるとこっちがすごく…」

今年2月に、女性誌上のインタビューに応じた山口智子が、「子供のいない人生を選んだ」と話したことは大きな話題となり議論を呼んだが、大久保も言うように「結婚して子供産まなきゃいけないのかな」と迷いを抱える人は少なくない。

カンニング竹山の発言にあったが、人生において結婚は必須事項ではない。

それを理解していても、「したほうが良いのだろう」と内面化している以上、迷いを抱くこと事態は仕方がないことだ。

ただ、周囲が「するべき」「しないの?」「すればいいのに」と口出し続けることが、たとえ善意であっても相手を嫌な気持ちにさせる、という認識共有が広まれば良いだろう。

平日午前に自宅でテレビを見る層として想定されている主婦層をメインターゲットとした番組でこの議論をすることは、視聴者が立場の違う人間を知るきっかけになる。

一方で、結婚したから幸せだとか勝ち組だとか、していないから不幸だとか負け組だとか、偏見を強化するコンテンツも未だにテレビでは生産され続けているが、ゆくゆくはそこに蔓延る価値観を更新せざるを得なくなるだろう。

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