記事提供:長谷川豊 公式ブログ

関東を除いて、ほぼ全国で放送されている読売テレビの超高視聴率番組『上沼・高田のクギズケ!』。

上沼恵美子さんと高田純次さんのダブルMCはいつも破壊力抜群。出演者である私たちも、いつも収録後に笑い疲れてしまうほどで…(苦笑)。毎週13~16%という驚異の視聴率を誇るのも分かります。

いつもね~…上沼さんがあんなに一生懸命お話になっているのに…高田さんってどうやったらあそこまで人の話を聞かずにいられるんでしょうね。ご両人とも天才ですが…。ド天才ですが…(笑)。

さて、本日の放送で芸能ジャーナリストの井上公造さんがタレントのベッキーさんの復帰時期について言及をしました。

「実現するか分かりませんが…現在テレビ局は『5月復帰』で動いているという情報があります」

これは少し驚きました。思ってたより早い。

しかし、公造さんが何の取材もなしにこのような「時期」まで言及することはありません。

去年からレギュラーとして毎週、井上公造さんとご一緒させてもらうようになって分かったことですが…公造さんほど「口の堅い人」はいない。これはもう、恐ろしいほど。

テレビに出てお話ししている内容は、公造さんの知ってらっしゃる情報の…おそらく1割か2割ほどです。実際、ここまで芸能情報に精通しているとは想像以上でした。

何より恐ろしいのは、芸能関係者(時としては芸能人本人たち)から「出来れば言わないでおいてほしい」と言われた話に関しては、「井上公造という人間が叩かれる対象になったとしても」絶対に口外しない、という徹底したプロ魂です。

ネット社会なので、公造さんが言った言葉などは当然、すぐにニュースになります。しかし、芸能人から「知らなかったことにして置いて欲しい!」とお願いされてしまうと、公造さんは本当にテレビで「それは全く知りませんでした」と言ってのける。

で、スタジオでタレントの皆さんから「そんなことも知らないのか?」「芸能リポーターだろ!」と突っ込まれるのですが、公造さんは苦笑いしながら「仕事減っちゃいます!」と笑って答えて終了。

私はもうフリーになって3年。当然、芸能事務所の皆様方との飲みに行く機会も増えましたので、そういう場で「実は公造さんにだけは相談していたんです」という裏話を聞くことがあるんですが…それが1回や2回ではない訳です。

そのたびに大したものだなぁ…プロだなぁ…と驚いています。

で、その公造さんがベッキーさんの復帰時期を「5月」という以上、最低レベルの取材をしたうえでの話とみていいでしょう。

日清のCMの一件もありましたし、そのまま実現するかどうかは分かりませんが、恐らくそう動いているテレビ局と番組があることは確実とみます。

さて、こうなると、私は注目している番組があります。

そう。内村光良さんをMCに置く『イッテQ』の動きです。

最初の復帰番組が『イッテQ』とは思っていませんが、同番組のレギュラーである以上は、いずれの日にか『イッテQ』にもベッキーさんは復帰するはずです。

ハッキリ言って申し訳ないですが、最近のテレビのバラエティー番組は見るに堪えない低レベルの番組がほとんどです。

しかし、その中でも『イッテQ』は超高視聴率を誇り続け、我が家においても日曜夜8時の家族そろっての楽しみになってくれています。

司会の内村さんは本物の天才。

彼が、いったいどのようにベッキーさんを扱うのか。一言を間違えただけで、内村さん本人が猛バッシングに会う可能性があります。

しかし、内村さんならこなし切る気がします。現在、私もニュース番組を含めて4つの番組のMCを務めている以上、これは見てみたい。どう裁くのか。

そして、『イッテQ』スタッフのベッキーさんの扱い方。

この番組のディレクター陣が、現在のテレビ業界の最高峰の力量を誇ることは恐らく多くの方々の認めるところでしょう。彼らがどのようにベッキーさんを扱うのか。

思い出される「電波少年」のやらせ発覚後の見事な対応。もう知らない人も多いかもしれないですね。あの日の放送は、我々テレビマンにとっては「伝説」ともいうべき衝撃を感じたものでした。

え?知らない?

…説明が面倒くさすぎるので、自身で調べてください。要は全部を「開き直った風の演出」によって笑いに変えきってしまった、テレビ界では事件のような恐ろしい演出があったのです。

「やらせ報道」に対して怒っていた人たちまで含めて思わず笑ってしまったので、あっという間にバッシングが止んでしまったという伝説の演出です。あれ作った人、絶対天才。マジで。

ベッキーさんの復帰には絶対に苦情は殺到します。ベッキーさんが復帰したなら絶対に応援も殺到するでしょう。

しかし、声が大きいのは当然「苦情の方」であることは間違いないわけで。平成28年のコンプライアンス的な視点とも戦わなければいけない。

いよいよ収束に向けて動き始めたベッキーさんの騒動は、今年前半の一連の「文春騒動」ともいえるメディアの大はしゃぎの一応の決着部分となるでしょう。

一人のテレビマンとして、一人の下世話な普通の人間として注目したいと思います。

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