人は生活するために働くことが大切ですが、本当に様々な職業がありますよね。自分の好きな職業に就けるラッキーな場合もあるでしょうが、多くの場合、生活のためにとりあえず働いているのが現状かもしれません。

そして、働くことは決して簡単なことではありませんが、今現在だけではなく老後のためにも働かなければなりません。


老後とは平均して65歳~

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老後年齢がはっきりと分かっても自分にはまだまだ、時間があると思われる方もいるかもしれませんが、一度は、老後のことについて考えてみるのもいいチャンスかもしれません。

「老後」とはいくつのことを言うのかについて、人によって捉え方がさまざまです。例えば経済的な側面から見て、公的年金や退職金以外に準備した資金を生活費として使いはじめる年齢を老後生活の開始時期とした場合、平均64.6歳となっています。

老後資金を使いはじめる年齢の分布をみると、「65歳」が41.0%と最も多く、次いで「60歳」「70歳」の順となっています。

出典 http://www.jili.or.jp

退職年齢と死亡率との関連性が明らかに

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一般的に経済的影響に焦点を当てて、定年退職年齢を引き上げて年金生活を遅くすべきだとしていますが、老後の健康にどのような影響があるのかということを考えたことがありますか?

今回、オレゴン州立大学の研究者によって、退職年齢と死亡率との関連性が明らかになりましたので、ご紹介させていただきます。






オレゴン州立大学 (Oregon State University 略:OSU) は、アメリカ合衆国オレゴン州コーバリス市に本拠地をおく、オレゴン大学システム(OUS)の中の公的研究機関及び4年制州立総合大学である。

200以上の一般教養的な学位プログラムと共に、工学、環境学、林業、海洋学及び薬学は最も著名な研究分野として存続している。OSU は主専攻科目、副専攻科目、及び特別なプログラムを持っており、その数はオレゴン州で最大。

主専攻分野向けに調査するオプションを望む学生のために大学探究学問プログラムも提供している。上海交通大学による世界研究大学ランキングでは151-200位のグループに属する(2014年)。

出典 https://ja.wikipedia.org

背景

Background Retirement is an important transitional process in later life.Despite a large body of research examining the impacts of health on retirement,questions still remain regarding the association of retirement age with survival.

We aimed to examine the association between retirement age and mortality among healthy and unhealthy retirees and to investigate whether sociodemographic factors modified this association.

出典 http://jech.bmj.com

退職は、後の人生における過渡的なプロセスです。退職時の健康状態の影響を調べることは大きな課題ですが、生存と退職年齢の関連性についての問題が残っています。

健康な退職者と不健康な退職者の退職年齢と死亡率との関連を調べ、社会人口学的要因がこの関連付けを変化させるかどうかを調査することを目的としました。

方法

On the basis of the Health and Retirement Study, 2956 participants who were working at baseline (1992) and completely retired during the follow-up period from 1992 to 2010 were included.

Healthy retirees (n=1934) were defined as individuals who self-reported health was not an important reason to retire. The association of retirement age with all-cause mortality was analysed using the Cox model. Sociodemographic effect modifiers of the relation were examined.

出典 http://jech.bmj.com

健康と退職研究に基づき、2956人の参加者は、1992年にベースラインで働いていて1992年から2010年のフォローアップ期間に完全に退職した人達を含んでいました。

1934名の健康な退職者は、自己申告により健康と定義され、重要な退職理由ではありませんでした。全死因死亡率と退職年齢の関連付けは、Coxモデルを用いて分析しました。社会人口学的作用の修飾因子の関連を調べました。

研究結果

Over the study period, 234 healthy and 262 unhealthy retirees died. Among healthy retirees, a 1-year older age at retirement was associated with an 11% lower risk of all-cause mortality (95% CI 8% to 15%), independent of a wide range of sociodemographic, lifestyle and health confounders.

 Similarly, unhealthy retirees (n=1022) had a lower all-cause mortality risk when retiring later (HR 0.91, 95% CI 0.88 to 0.94). None of the sociodemographic factors were found to modify the association of retirement age with all-cause mortality.

出典 http://jech.bmj.com

研究期間において、健康な退職者234名と不健康な退職者262名が亡くなりました。健康な退職者のうち、退職時の年齢が1歳上であった場合は、社会人口学、ライフスタイルや健康交絡因子の広い範囲に関係なく、あらゆる原因による死亡率(95%CI8%〜15%)の11%で最も低いリスクと関連していました。

同様に、1022名の不健康な退職者が、遅く退職した場合(HR 0.91, 95% CI 0.88 to 0.94)は、あらゆる原因による死亡リスクがさらに低くなりました。あらゆる原因による死亡率と退職年齢の関連付けを変更するような社会人口学的要因は見つかりませんでした。


自分はいつまで働かなくてはならないのか?

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中年を過ぎ、年齢をさらに重ねていくにつれて、一体自分はいつまで働かなくてはならないのかという不安が出てくるかもしれません。

たとえ定年退職年齢が数年引き上げらられたとしても老後を少しでも長く生きられることを考えれば、それほど悪いことではないと言う事になりそうですね。

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