アイルランド、キルケニーにある小さな村で、今3匹のキツネが話題になっています。アイルランドもイギリス同様、自然が美しくキツネの姿を見ることは珍しくはありません。ロンドン郊外の家の庭にもキツネが現れたりとその姿は人に慣れ親しまれていますが、実際にキツネをペットとして飼っている人は恐らくこの男性だけではないでしょうか。

いつも飼い主にべったりのキツネたち

Patsy Gibbons(パッツィー・ギボンズ)さんは大の動物好き。自宅には犬猫を2匹ずつと28羽の雌鶏と12羽のアヒルを飼っています。そして同じようにギボンズさんに飼われているのがこちらのキツネたち。

グレイニー、ミニーと名付けられ2匹のキツネたちは、実は生後間もなくして箱に入れられ捨てられていたのだそう。弱っていたキツネの赤ちゃんを拾って獣医に連れて行った後、世話を始めたギボンズさん。やがてキツネたちは元気になっても森へ帰ろうとせずに助けてもらったギボンズさんの傍を離れなくなってしまったのです。

ギボンズさんが大好きなキツネたち

5歳になるグレイニーとミニー、そしてもう一匹は11か月のヘンリーが加わってギボンズさんの周りに常にまとわりついているそう。こんな風にキツネを肩に乗せて散歩に出るギボンズさんは、やがて多くの人の目に止まるようになり村の子供たちも「学校に行く前にキツネに会いに行きたい!」と言う始末なのだとか。

そして学校側からも「どうかキツネを連れて学校に遊びに来てください。子供たちが喜びます」と依頼が。そしてイギリスを始め海外からメディア取材を受けるうちに、「Mr. Fox(キツネおじさん)」とまで呼ばれて知られるようになったのです。

どこからかギボンズさんのことを聞いた誰かが、ギボンズさんに11か月になるヘンリーを連れて来たのだそう。「犬に襲われて怪我してるから、って。」ギボンズさんにキツネの飼い方を聞いてくる人まで現れるそうですが「私だって日々勉強。これまでキツネなんて飼ったことがないからわからないことばかりだよ。」

ギボンズさんのキツネたちへの愛情が伺える

まさかキツネを飼うことになるとは思ってもいなかったというギボンズさんですが、動物好きとあって今はギボンズさんもキツネたちを可愛がって3匹の姿にメロメロ。写真からも深い愛情が伝わってきます。

キツネって犬のように散歩するんですね!

甘えん坊な3匹たち

既に抱っこが重くなった5歳の我が息子が「パパ、抱っこ」とせがむように、この3匹のキツネたちもいつもギボンズさんの肩に乗ったり抱っこしてもらったりと、なんだかとっても甘えている様子。そしてギボンズさんも、満更ではないのでしょうね。

自然がすぐそこにあるにも関わらず、ギボンズさんの傍から離れなかった3匹は、今はギボンズさんと深い絆で結ばれている様子。すっかり村の人気者になって今はちょっと忙しいキツネたちですが、ギボンズさんの愛情たっぷりの世話のおかげでとっても元気に暮らしているそうです。

田舎ではこうしたハプニングも実は日常茶飯事だったりするんですよね。ハリネズミが庭に迷い込んでいたり、バジャ(スカンクのような白黒の小動物)がノソノソ目の前を歩いていたり。

都会に住んでいる人が、田舎の美味しい空気や普段は味わえない景色に憧れるのもなんだかわかる気がします。ここでは人も動物に優しく虐待など起こりません。温かい関係を生み出す田舎の生活。都会暮らしに飽きたら田舎で…と思う人が多いのも納得ですよね。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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