清少納言によって執筆された「枕草子」

出典 http://www.ic.daito.ac.jp

中学生の時に習ったであろう、清少納言による「枕草子」。今で言うエッセー集の様なものですが、その枕草子で一番有名なのが、第一段の「春は曙」。あの有名なフレーズではじまる文章です。

春は曙。やうやう白くなりゆく、山際すこし明りて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。

夏は夜。月の頃はさらなり。闇もなほ、蛍の多く飛び違ひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るも、をかし。

秋は夕暮。夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の、寝所へ行くとて、三つ四つ二つなど、飛び急ぐさへ、あはれなり。まいて雁などのつらねたるが、いとちひさく見ゆるは、いとをかし。日入りはてて、風の音、虫の声など、はた、言ふべきにあらず。

冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎおこして、炭持てわたるも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、炭櫃・火桶の火も白き灰がちになりて、わろし。

出典 http://blog.goo.ne.jp

春夏秋冬に関する事に書かれたこの文章の全部を覚えている方は少ないかもしれませんが、「春は曙」「夏は夜」「秋は夕暮れ」「冬はつとめて」のフレーズを覚えている方は多いかもしれません。

そんなこの第一段に関して、SNSである投稿が話題になっています。

投稿されたのは、Twitterユーザーの「ょぅι゛ょ」さん。妹さんが学校で「自分なりの季節感を春はあけぼの調で書く」という課題を出されたらしいのですが、その回答があまりにもセンスがありすぎるとの事。

一体どんな内容なのでしょう??

■その内容がこちら

「病気」

春は花粉症。やうやうに赤くなりゆく眼球、すこし明かりて黄色だちたる鼻水のほそくたなびきたる。

夏は熱中症。猛暑のころはさらなり。屋外イベントもなほ、患者の多く倒れたる。また、ただ一日二日など、寝こむもをかし。だらけるもをかし。

秋は風邪。木枯らしが吹き、冬のいと近うなりたるに、テッシュを買いに行くとて、二回三回とくしゃみするさへあはれなり。

冬はインフルエンザ。鼻に綿棒を突っ込まれるは言うべきにもあらず。リレンザのいと白きも、また、さらでもいと辛きにポカリなど、急いで買って来て、氷のうもて亘るもいとづきづきし。


病気をテーマに春夏秋冬をの季節感を見事に表現されていますね!

■このセンスあふれる作品が大好評

頭いい!

古文の基礎が分かってないと出来ないアレンジです。

こんなの書けない

素晴らしいセンスと才能です。

端々のフレーズが楽しい

端々に出てくる「屋外イベント」や「ポカリ」というフレーズが違和感でおもしろいですね。

教育研究会も立派

確かに!すばらしいですね。

この冊子読みたい

きっとこんなセンスあふれる作品がたくさん掲載されているんでしょう。

右端に見える「アロハサンセット」を説明する注釈など、一体どんな作品に対するものなのかが気になります。

それにしても、こんな面白い課題を学校でやっているんですね。新しい才能が発掘されそうな素晴らしい取り組みだと思います。

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