記事提供:カラパイア

ここにまた、愛と奇跡と感動の物語があった。

それは2007年のことである。イラク、サーマッラーに派兵されていた米陸軍、第82空挺師団に所属する若き兵士、ジャスティン・ローリンズは、基地のそばにあるポータブルトイレの下で捨てられた子犬を発見。

子犬をいとおしそうに抱きかかえるその姿は同じ部隊の友人によって撮影された、家族の元へ送られた。

その数時間後、ジャスティンは即席爆発装置(IED)により二度と帰らぬ人となった。

彼が亡くなったあと、ジャスティンの家族は、息子が抱いていた子犬を探し出し、自分たちで飼おうと決めた。米軍の協力もあり、子犬は発見され…今はアメリカでジャスティンの両親と暮らしている。

だが話はこれだけでは終わらない。この話を取材に訪れたテレビ局の撮影した映像には、まさに奇跡の瞬間が記録されていたのだ。

出典 YouTube

米テレビ局ABC放送が、「今週の人物」としてジャスティンにまつわる話を聞きに両親の元へと訪れた時のことだ。

番組はイラクで亡くなったジャスティンの思い出が詰まった写真を公開し、両親へのインタビューと共に、彼と最期の時を共にした子犬の現在の姿を撮影するという内容だった。

ジャスティンの母親は、この子犬を探してくれるよう米軍に依頼。必死の捜索活動と救出作戦により、ジャスティンが人生の最期に抱いた子犬は無事に保護された。

子犬は現在、アメリカ、ニューハンプシャーにあるジャスティンの実家に届けられ、ジャスティンの両親の寵愛を受けながら元気に育っている。

「この子犬がジャスティンに最期の喜びをもたらしたのです。息子が幸せだったのは、写真の笑顔から分かります。息子に抱かれた子犬は、ほんとうに美しいの一言です」両親はそう語る。

するとここで奇跡が起きた。

スタッフが取材を訪れたのは雲に覆われたどんよりとしたくもりの日だった。外にいる子犬を撮影していたところ、急に光が差込み子犬を上から包み込んだのだ。

この写真はネットで話題を呼び、「この光が何を意味するのか?」と番組には様々な反響が寄せられたという。

「この光はもちろんジャスティンの魂である」

「ジャスティンからのサインにきまってる」

「ジャスティンが家族を見守っているんだ、あの子犬も含めてね」

などの反応があった。

もちろん「たまたま光が入っただけ」という意見も多く出たが、タイミングといい、その神々しさは、何かを信じたくなってしまう。

では、この写真を撮影したカメラマンの女性はどのように思ったのか?

「あの瞬間に何が起きたのかはわからない。ただ私が知っていることは、あの瞬間はジャスティンの家族と共有した美しい時間であり、あの瞬間、あの子犬が彼の両親に、新たなる安らぎと希望を与えたという事実よ」

「ヒーロー」と名づけられたこの犬は、ジャスティンという名の英雄(ヒーロー)の家族を今日も見守り続けている。

出典:lifebuzz

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス