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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
これからの季節、気を付けたいのが食中毒ですね。

食中毒を起こしやすい食品としては、生鮮食品が第一にあげられます。肉類や魚介類、卵、およびその加工品などで、特に加熱していない料理に多くみられます。

食中毒の原因となる細菌にはさまざまな種類があるため、今回は医師にそれぞれの特性と原因となる食品を解説していただきました!

■ 卵、肉、魚から感染する細菌!

・サルモネラ菌 
食肉の汚染率は20~30%といわれ、鶏卵の汚染率が増しています。

(原因食品)
牛、豚、鶏などの食肉・卵類。
(対策)
・肉類や卵は加熱調理し、生肉は食べない。
・卵を保管するときは1個1個を離して保管する。
・ネズミ・ゴキブリ駆除を行う。

・カンピロバクター 
主に食肉を介した食中毒を起こし、低温でも菌が生存します。

(原因食品)
食肉やその加工品(特に鶏肉)。
牛乳や飲料水。
(対策)
・肉類は加熱調理し、飲料水も煮沸殺菌する。
・生肉と調理済み肉類を分けて保存する。

・腸炎ビブリオ
1~8%の塩分濃度で増殖するため、海水が格好の住みかとなっています。 水温が15度を超えると増殖します。

(原因食品)
夏場の魚介類、とくに生で食べる刺身やすし
(対策)
・魚介類は、低温管理する。
・魚介類は真水で洗い、できるだけ加熱調理する。
・魚介類と他の食品との接触をさける。

≪あなたの食卓は大丈夫?≫
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■ 人によって感染が広がる細菌

・ウェルシュ菌  
人や動物の腸管や土壌、下水に広く生息する細菌で、集団食中毒を引き起こします。 嫌気性のため、鍋底で増殖しやすいという特徴があります。

(原因食品)
汚染された肉や魚介類を使った、たんぱく質食品、特にカレーやスープ。
(対策)
・カレーやスープを調理するときはよくかきまわす。
・調理済み食品を室温で放置しない。
・冷凍肉は完全に解凍してから調理する。
・調理済み食品はすばやく冷却して冷蔵庫に保存する。

・ブドウ球菌
人の手を介して感染します。

(原因食品)
おにぎりやすし、サンドイッチ
(対策)
・手荒れや傷のある人は、食品や調理器具に直接触れない。
(マスク、帽子、薄いゴム手袋などを着用して調理する)
・残った調理済み食品の再加熱利用をさける。
・手洗い、手指の消毒。

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