記事提供:しらべぇ

2016年4月14日から起きた、熊本地震。いまもなお多くの被災者が避難所で生活をしており、厳しい生活をしなければならない状態だ。

熊本市社会福祉協議会は4月22日にボランティアセンターを開設し、全国からボランティアを募集開始したが、それより少し早く動き始めた人たちがいる。

■被災地の料理人が炊き出しを行う

それは、自身も被災者である熊本をはじめとした、九州の料理人たち。

発起人となった菊池市でピザ店『イルフォルノドーロ』を営む原田将和さんの呼びかけにより、被害の多かった西原村の避難所『西原中学校』でピザの炊き出しを21日に行ったのだ。

西原中学校にはお名前を登録されている人だけでも約600名の避難されているかたがおり、ひとりに1名分のハーフサイズピッツァを提供するだけでも300枚を焼かなければならない。

■移動式の薪窯でピザを提供

ガスも使用できないのでピッツァを焼くのに大活躍したのが、移動式の薪窯だ。コレと薪さえあれば、ピザを1枚1分程度で焼き上げることができる。

20日の大雨のなかテントを張り、ズブ濡れになりながら被災者のためにピッツァを一生懸命作り提供する料理人たち。さすがプロだけあって、物凄いスピードでピザを提供していく。

■避難所の高校生たちも配布に協力

避難所の高校生たちも協力しピザが次々と運ばれると、配布場所には行列ができた。ピザを召し上がられていた80代のご夫婦にお話を伺っても、

「パンなんかは多いけど、ピザなんか食べられると思わなかった。美味しかった。ありがとうございます」

出典しらべぇ

…と、避難生活では食べることができなかったアツアツのピザに笑顔でとても喜ばれていた。

他の炊き出しで来ていたボランティアのみなさんも、美味しくピザを召し上がったようだ。

■美味しいピザが被災者の心を満たす

ちなみに提供されたピザは原田さんがお店で作られた手作りの生地と、『サルヴァトーレ熊本』が提供した水牛のモッツアレラチーズを使ったマルゲリータだった。

西原中学校の避難所では自衛隊や地元ボランティアの協力により食事やお風呂については問題無く提供されているものの、嗜好品についてはなかなか行き渡らないのが現実。

そこへ少し贅沢なピザを熊本の料理人たちが提供することは避難生活のストレスを和らげ、お腹はもちろん、とくに被災者の心を満たすための重要な役割を果たしたようだ。

■炊き出しに協力された人たち

・イルフォルノドーロ 原田 将和さん(熊本県)
・イルフォルノドーロ 五十嵐 丈二さん(熊本県)
・イルフォルノドーロ 吉村 脩斗さん(熊本県)
・コントルノ食堂 菊池 健一郎さん(熊本県)
・ボン・ヴィータ 井本 慶太さん(熊本県)
・キッチンリベロ 徳永 満貴さん(熊本県)
・Pizza&Dining Shin'5 山崎 眞吾さん(長崎県)
・Pizzeria Da Gino 沖津 健さん(佐賀県)
・サルヴァトーレ熊本 中島 優磨さん(熊本県)
・サルヴァトーレ熊本 杉本さん(熊本県)
・サルヴァトーレ熊本 平田さん(熊本県)
・サルヴァトーレ熊本 武藤さん(熊本県)
・サルヴァトーレ熊本 横田さん(熊本県)
・株式会社 宮村工作所
※燃料の提供など

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