自分を大切にしてくれる飼い主と出会ったら、一生忠誠心を捧げるのが犬です。飼い主との絆は誰にも壊すことができない深いもの。人と人との絆も大切ですが、人と犬との関係は犬が決して人を批判しないこと。家がなくてもお金がなくても、飼い主に運がなくても関係ないのです。

かけがえのない存在同士

ホームレスにとって犬はたった一人の家族も同じ。そして犬もストリートで眠る飼い主を守るように寄り添って生きています。ホームレスが飼っている犬だからといって決してケアされていないわけではなく、むしろ驚くほど毛並みが良く食事も飼い主が食べなくても優先して与えられているのです。

愛をたくさんもらっているホームレスの犬たち

家も身寄りもないホームレスたちにとって、犬が唯一の心の拠りどころ。寒い冬には抱き合って通りで暖を取ります。しっかり抱き合っているその姿を筆者は何度も街で見たことがあります。

仔犬で顔を隠したホームレス。その理由は…

可愛い仔犬で顔を覆う一人のホームレス。カメラを向けられて心中にある思いが溢れ出したのでしょうか。涙を流す彼に寄り添う仔犬で思わず顔を隠しました。仔犬の幸せそうな顔を見てください。この表情で、この犬がホームレスの飼い主と深い絆で結ばれているのがわかります。

自分は雨にぬれても犬に傘をさすホームレス

ひょっとしたら、犬を飼っている家のある飼い主よりもホームレスの人たちの方が犬を大切にしている割合は高いのではないでしょうか。近年、増えている動物虐待。ペットの犬を瀕死に追いやったりと残忍極まりないことをしておまけに動画にまで収めたりする飼い主とは呼べないことをする人も存在します。

ホームレスは、犬を決して裏切りません。彼らにはこの犬しかいないからです。たった一人きりで路上で生きなければいけないホームレスは、きっと私たち以上に「孤独」がどういうものかを経験していることでしょう。

そんな彼らにただただ寄り添う犬を、どうして虐待などできるでしょう。彼らは犬と日々の孤独を慰め合い必死に生きているのです。

犬がいてくれると、笑顔もこぼれる

ホームレスの人たちにとって、幸せを感じることは決して多くはないでしょう。でも犬がいるだけで笑みがこぼれるホームレスはたくさんいます。

犬にとっては、お金も名声も、見栄も全く関係ないのです。自分を可愛がってくれる飼い主の傍にいたいだけ。決して裏切らないその姿は、飼い主を100%絶望の淵から救い出してくれるのかも知れません。

どうかそっとしておいてあげてください

日本でも、何の害もないホームレスに暴行したり、果ては命まで奪うという悲しい事件も起きています。ホームレスの人たちを見た時に、必ずしも小銭をあげたりしなくてもかまわないと思います。でも、「汚い」という侮蔑の眼差しで見下して通り過ぎることだけはしないでください。

ホームレスを批判したり軽蔑したりする権利は誰にもないのです。孤独な世界で犬と暮らしているホームレスを見かけたらそっとしておいてあげること…それが私たちができる優しさの一つではないでしょうか。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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