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タイ・バンコクで活動する動物保護団体「ワイルドライフ・フレンズ・ファウンデーション・タイランド」のオーナーのエドウィンさんがある日、「スラム街の暗くて不衛生で小さな檻の中に猿がいる」との通報を匿名にて受けました。ただちに調査開始、するとそこには生きているのが不思議なくらい劣悪な環境の中、1匹の猿が耐え続けていた姿がありました。

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タイのスラム街に早速、急行したエドウィンさん、壊れそうな家屋が居並ぶ小さな隙間にワイヤーの檻の中にいる猿を発見しました。この猿の名前は「ジョー」

穴の中はジョーが自由に身動きもできないほど小さく、ゴミや汚物にまみれた状態。逃げることも助けを求めることもできないまま、近所の人によると25年の間この穴の中にジョーはいたということ。

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なんとか生き延びることができたのは、たまに来る観光客や近所に暮らす人達がジョーに飲食物を与えてくれたから。こんな小さな穴の中に閉じ込められたジョーの歯はボロボロになり、全身の筋肉が衰え、救出された当時、自分の力で歩くこともままならない状態でした。

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ワイヤーが取り外され、無事保護されたジョー

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救出されたジョーは何が起こったのか分からず怯えた様子でしたがバスタオルで包み優しく抱かれると落ち着いたそうです。

この時のことをエドウィンさんは「今までさまざまな動物たちを助けてきたけど、ジョーのケースほど記憶に残るものはないよ。写真からは、その本当のひどさは伝わらないと思う。」とコメント。この後、飼い主の捜索に乗り出しました。

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救出当時、満足に歩けず、自分の身体を支えるのがやっとだったジョーも保護施設のスタッフによる献身的なケアと大好物のバナナを食べ、みるみる回復傾向にあります。

そして、みつかった飼い主…エドウィンさんは、なぜジョーにこんな惨い仕打ちを、あんな小さな地獄の穴のような場所に放置したのかを問いただしました。

飼い主によると1988年、密猟者が小猿を人間のペットとして販売しようと野生で暮らしていたジョーの母親を殺しジョーをこの飼い主が購入。ペットとして飼われていたジョーですが邪魔になったのか1991年この地獄の穴に放置し去っていったとのこと。

まだ幼かったジョーの母親の命を奪い、邪魔になったからと暗く小さな穴に25年も閉じ込めなんて。同じ人間として信じられなません。しかし、このような心無い人間が存在するのも事実。匿名の通報がなければジョーがどうなっていたのか…水すら与えられない地獄の穴で25年耐え続けたジョー。

猿の寿命は35年といわれています。ジョーに残された時間は長いとはいえません。スムーズに歩くことができるまでもう少しだと保護施設の方は言います。他の猿とのコミュニケーションも取れ始めているとのこと。たくさんのバナナと美味しい食べ物に新鮮な水を飲み、木に登り、壁をよじ上り、思いきり駆け巡ってほしい。「どうかこの先、ジョーにたくさんの幸せが降り注ぎますように」と願わずにいられません。

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