集積場にいた2匹のワンちゃん

ロサンゼルス、カリフォルニアを拠点に動物の保護活動を行っている団体『Hop for Paws』
この日、彼らの元に届いたのは集積場におよそ6カ月もの間住み着く2匹の野良のピットブルの保護の依頼。

保護の為の準備を整え、アメリカを中心にイギリスやオーストラリアなど世界各国から集った有志と共に現場に向かったHop for Pawsの職員さん。

集積場の隅の方、そこには確かに連絡のあった野良犬の内の一匹の姿がありました。

道路に飛び出さないようバリケードを作り、保護の準備を整える職員さん達。
そして一人はフェンスの向こうから様子を見守り、残りのメンバーでワンちゃん確保に乗り出します。

しかしやはり一筋縄ではいきません。
純血のピットブルということは、最初から野良だったのではなく途中で捨てられた可能性が高いということ。
裏切られた恐怖や、あるいはその後、もしかしたら人間に何か酷いことをされたのか、ワンちゃんは近づく職員さんに怯え逃げ回ります。

出典 https://www.youtube.com

もちろんそれを理解している職員さん、怖がらせないように優しい声で「大丈夫だよ」と声をかけながら、慌てず落ち着いてワンちゃんに近づき、

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何とか首輪をかけることに成功。

まだまだ恐怖は抜けず怯えた様子を見せるワンちゃんでしたが、なんとか触れさせてもらえることが出来、無事保護に成功。
そして職員さんは残ったもう一匹の保護へ移ります。

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最初に保護したワンちゃん以上に怯える彼女。
そしてどうやら、仲間のワンちゃんが捕まってしまったことで警戒はより増してしまったようで中々捕まえることが出来ません。

それでも慌てず急がず、職員さんはワンちゃんの気持ちが落ち着くのを待って、最初のワンちゃんを確保してからおよそ数十分後、無事こちらも保護することに成功しました。

2匹のワンちゃん、彼らが一番恐れていたこと

人に怯える二匹でしたが、しかし、何より彼らが恐れていたのはふたりが離ればなれになってしまうことでした。

辛い日々を共に過ごしてきた彼らにとっては、唯一信頼できる相手はお互いのみ。
だからこそ、離ればなれになることが彼らにとっては何よりも恐ろしいことだったのです。

職員さんは、絶対にそんなことはしないよと教えてあげるように、二匹を寄り添わせ、ほんの少し安心した様子を見せるワンちゃんたち。
そうして『Hope for Paws』は、ブラウン毛色の雄のピットブルにクラーク、黒白毛色の雌のピットブルにロイス、とそれぞれに名前を付けてあげます。
これはおそらく、スーパーマンの本名であるクラークとその恋人ロイスから。素敵なカップルを模した、2匹に相応しい良い名前です。

これまでも、これからも、クラークとロイスはずっと一緒

その後2匹は別々の車で同じ病院へ。
数分の間、離れただけでもうロイスは本当に心配だったみたいで、クラークと病院で再会して、彼女は初めて尻尾を振って喜びを露わに。

どれだけ辛くても、どんなに悲しくても、一緒だったから何とかここまで頑張れた。

自分だけが幸せになっても意味がない。
そんな風に、お互いがお互いを本当に思い合っているのがその姿から見て取れ、その絆にとても胸が熱くなります。

幸い、クラークとロイスに大きなケガはなく、院内で適切なケアを受け、シャワーで体を綺麗にし、2匹は共に保護施設へと移されました。

今、クラークとロイスは優しい人々に囲まれて、出会った頃とは見違えるほどに元気で活発に。
『Hope for Paws』の献身的な介護で、彼らはとても嬉しそうに人間に信頼を寄せてくれるようになりました。

そして現在、クラークとロイスは新しい里親を待っている所です。

もちろん、引き取る条件は2匹一緒に。
『Hope for Paws』は2匹を、絶対に離ればなれにはさせません。
それがクラークとロイス、彼らがこれまで何よりも大切にしてきた唯一の願いなのですから。

動画は下記から▽

出典 YouTube

【参照元:https://www.youtube.com/watch?v=NUqeq9cjhzs】

どうか一刻も早く、彼らにとっての安住の地が早く見つかりますように、これからもずっとずっと一緒に幸せでいられますように、心から祈っています。

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