記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
尿漏れに悩む人は多く、特に成人女性のうち30%もの人が尿漏れを経験しているといわれます。

尿漏れは不快に感じるもので、外出先などで起こると下着が濡れてしまうこと、独特の尿のにおいが周りにしてしまうのでは…と気になる方も多いのではないでしょうか。

今回のテーマは、尿漏れ対策です。尿漏れの苦痛を少しでも和らげるための工夫を医師に聞きました。

尿漏れに強い味方、グッズとは?

まず、最も手軽なものは『尿とりパッド』です。
私たちの下着が濡れたり、匂いがしたらどうしよう、という悩みに沿ったグッズだと思います。

特別な構造のパッドが、急な尿漏れにしっかり対応してニオイ対策もしてくれる製品が多いです。

尿漏れの量が少ないと思っているときや恥ずかしさから生理用のナプキンやおりもの用のパンティーライナーで代用しようとする方をときどき見かけます。気持ちはよく理解できるのですが、目的が違うので尿の漏れや尿臭は解決されません。

尿漏れが気になる場合は、目的に合わせて尿漏れ用のパッドを買いましょう。
軽い尿漏れ用からやや多めに漏れてしまう方まで、色々な商品があります。できるだけ薄く、目立たないように作られた商品も多いので、周囲の方に気づかれずに使えるかと思います。

近所のスーパーマーケットやドラッグストアで買うのに抵抗を感じる方は、オンラインで買うこともできます。

尿漏れの身体を鍛える…?

尿漏れは特に出産を経験した女性にも多く起こります。
この場合の原因は、骨盤底筋群のゆるみです。

骨盤底筋を鍛えるかんたんな体操が効果的といわれています。
尿道や膣、肛門にぎゅっと力を入れたり、緩めたりする運動をおこなうようにします。
即効性はありませんが、3か月以上継続して毎日行うことで、多くの方に改善傾向がみられるといわれています。

姿勢ややり方などについては何通りもあるようです。
本や雑誌、インターネットサイトなどを参考にして毎日5分~15分程度、続けてみるとよいでしょう。

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ほかにもある、尿漏れのときにするといいこと

ほかにも原因に合わせた対策を行うといいですね。

≪肥満が原因と考えられる場合≫
肥満は骨盤底筋に負担をかけて緩めてしまいます。お腹の余分な脂肪が膀胱を圧迫するとも考えられます。
尿失禁に悩む方で、肥満のある方は生活習慣を見直して肥満を解消することが大切です。

≪ひどい便秘が原因と考えられる場合≫
ひどい便秘も腸管に詰まった便が尿もれを起こしやすくしていることがありますので、水分や食物繊維を十分にとって便秘解消を図りましょう。

≪そのほかが原因と考えられる場合≫
尿漏れのある方は尿漏れを気にして水分を控えめにとったりする傾向があります。
実はこの行動も尿を濃くしてしまって、余計に膀胱を刺激したりしてしまうと考えられています。少し意外に感じるかもしれませんが、脱水や膀胱炎などの引き金にもなります。水分はしっかり摂りましょう。

【医師からのアドバイス】

いくつかグッズや対策をお伝えしました。

しかしどうしても尿漏れに改善傾向がない場合は、泌尿器科で原因をはっきりさせて治療をする必要があります。医師に相談のうえ、適切な治療を受けるようにしましょう。

(監修:Doctors Me 内科医師)

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