記事提供:conobie

アメリカの保育園に通う5歳の息子。どうやら喧嘩をしてクラスメイトに噛まれてしまったようです。

報告書(Incident Report)をもらうとドキドキする

息子がアメリカの保育園に通いだして、すでに2年を過ぎました。

ある日、息子を迎えに行くと、息子のロッカーに何か入っています。

よく見ると、「Incident Report」(インシデント・レポート…事件の報告)と書いてあります。

アメリカの保育園では、子どもが園内で怪我をしたり・させたりすると、状況を簡単に説明した手紙が渡され、担任・保護者が確認して署名し、それを保管する、という決まりになっているのです。

息子は元気そうだったので、誰かに怪我をさせてしまったのかな…と思いながら目を通すと、「遊んでいるときに友達に噛まれた」と書いてありました。

噛んだ子どもの名前は書いていないので、先生に「誰に噛まれたんですか?」と聞くと「それは教えられないんですよ」と言われました。

日本の保育園でもそのような対応がされていましたが、親同士のトラブルを避けるため、教えないルールになっているようです。

しかしその話を横で聞いていた息子が、「今日、デイビッド(仮名)が僕を噛んだんだよ!」と即答。

先生は苦笑いしながら「そういうことです…」と言っていました。

ちなみに、噛んだデイビッドは息子がクラスの中で一番仲良くしている、おとなしめの子です。

そんなおとなしい彼がどういう経緯で牙をむいたのか気になり、報告書に最後まで目を通すと「三輪車を取り合って、息子がデイビッドにツバを吐きかけたので噛まれた」と書いてありました。

…これって、息子にも結構非があるパターンじゃないか。

後日、デイビットの家から謝罪のお手紙が届く

Incident Reportは、噛まれた側(我が家)だけでなく、噛んだ側の家庭にも届けられます。

当然、誰を噛んだかは書かれていないのですが、子どもももう5歳なので、誰を噛んだかは聞けば正直に答えることでしょう。

数日後、息子のロッカーにお手紙が入っていました。デイビッドからでした。

明らかに5歳児の筆跡ではない流暢な謝罪文と、5歳児らしい筆跡の謝罪文の2通入っていました。

1つはデイビッドのママが書いて、もう1つはデイビッド本人が書いたようです。

ママが書いた手紙にはこう書いてありました。(写真参照)

「◯◯君へ 噛んでゴメンなさい。外で謝っていませんでした。友達でいてくれてありがとう。僕は君とピザのおもちゃで遊ぶのが大好きだよ。デイビッド(仮名)より」

「ごめんね」の言葉だけで終わらせない!

日本では子どもがケンカした場合、親がひたすら陳謝したり、子ども同士で「ごめんね」、「いいよ」の掛け合いをして終わることが多いと思います。

しかしデイビッドとデイビットのママからのお手紙は、非を認めつつ「これからもよろしく」とでも言うかのように、最終的にはポジティブな内容で終わっていました。

これからの関係がより良いものになるようなコミュニケーションの取りかた、本当にステキですよね。

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