「危篤の孫の最期に立ち会いたい」

イギリスのマンチェスター空港で、離陸直前の機内で「危篤の孫に最期のお別れを言いたい」という夫婦のために、飛行機を引き返したパイロットとクルーたちの的確な判断が称賛の声を集めている。

滑走路で離陸寸前の機内で孫の危篤を報せるメールを受け取った夫婦

マンチェスター空港からアブダビ経由でオーストラリアに出発するエンティハド航空の機内で携帯のスイッチを切ろうとした夫婦は、(娘の夫である)義理の息子から不在着信が入っていたことに気が付いた。そこには1通のテキストメッセージが入っていた。それは彼らの孫が危篤状態にあるという報せだった。

クルーたちが夫婦のためにとった行動

既に飛行機は滑走路で離陸直前体制に入っていた。だが、夫婦は、孫の危篤を報せるそのテキストメッセージをクルーに見せたところ、機長に切迫した夫婦の事情を説明してくれたのだ。

機長はすぐに飛行機を搭乗ゲートに引き返した。そして機内では、クルーたちが地上職員に、夫婦の荷物を駐車場に停めてある車に積む手助けをするようにと連絡した。

一刻も早く夫婦が病院に駆けつけられるようにと。

孫は天国に旅立った

残念ながら、この夫婦の孫は2016年3月31日に永眠した。

その日は、夫婦がオーストラリアに到着するはずの日であった。

夫婦は孫に最期のお別れを言うチャンスを飛行機のクルーたちに与えてもらったことにとても感謝しているという。

素晴らしいクルーたちの判断に旅行代理店も絶賛

この素晴らしい話をインデペンデント誌に語ってくれた夫婦の旅行を手配していた旅行代理店のベッキー・スティーブンソンさんは言った。「本当になんてすばらしいクルーたちでしょう!」「もし、この夫婦が飛行機からすぐに降りることができなかったらと考えるとゾッとします。」

クルーたちの素晴らしい行動に称賛の声集まる

ベッキーさんがこのエピソードを旅行代理店のフェイスブックのページに投稿し、この航空会社にクルーたちがとった行動を感謝すると、「本当に素晴らしい!」とこの航空会社のクルーたちに称賛の声が次々と集まったという。

航空会社が夫婦の航空券を再び使えるように手配

エンティハド航空は、この夫婦が行くことができなかったオーストラリア行きの航空券を近い将来再び使えるように手配したという。

とても悲しい出来事なのですが。。素晴らしいエピソードとして、心に響きます

お孫さんの死というかなり悲しい出来事に遭遇されたご夫婦のお話しなのですが、最期のお別れに間に合ったことにこのご夫婦はとても感謝されています。本当に素晴らしいクルーたちだったと思います。

飛行機は、高い空港使用料が発生するため、定刻に離陸しなければならないシステムになっています。でも、お金じゃないんですよね。この航空会社もこの時の損害金額が生じたはずです。

それにもかかわらず、この夫婦たちの航空券を再発行しています。そして、このような行動をとったクルーたちに対してもたぶんお咎めはなかったことでしょう。

こんな素晴らしい航空会社が実際に存在しているということがなんだかとても嬉しいですよね!

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さくらまい このユーザーの他の記事を見る

最後まで読んでいただきありがとうございました。
日本生まれですが、米国に30年間住んでいた米国籍のライターです。2014年に家族で日本に移住してきました。どうぞよろしくお願いします。

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