記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
口内炎、つらいですよね。
知らないうちにできていたり、繰り返して起こったり、多発したりします。一口に「口内炎」と言っても種類がいくつかあるとのことです。

今回のテーマは「口内炎の種類」についてお話しします。主な口内炎4つについて、医師に解説してもらいました。

Q.そもそも口内炎とはどういうものでしょうか。

口内炎とは、口腔粘膜の浅い潰瘍のことを指します。

原因はビタミン不足やストレスや過労などが考えられますが、不明のことが多いです。(頬の内側をかじってしまって起こること、義歯が合わなくて物理的に粘膜を傷つけて起こることもあります。)

主な症状は痛みです。ジュースなどの果汁や温かいものを食べた時に強く痛みます。

口の粘膜であればどこでも起きますが、舌の先や喉にできる場合もあります。

主な口内炎として、今回は4つの口内炎についてお伝えします。
・アフタ性口内炎
・アレルギー性口内炎
・カタル性口内炎
・カンジダ性口内炎

それでは、それぞれについてお話していきます。

Q.「アフタ性口内炎」とは、どういうものでしょうか。

アフタ性口内炎の原因は様々です。そのため特定することが難しいです。ストレスや睡眠不足などが重なった時に起こることが多いようです。
単発で起きることが多く、数日の経過で治っていきます。

口内炎に貼るステロイドのシールや、口の中に塗ることのできるステロイド軟膏で対処します。
病院で処方することもできます。市販のお薬もあります。ビタミン剤(特にビタミンB群)を摂ることで症状を抑えることもできます。

また、口腔内を清浄にするためにうがいを行うといいですね。

Q.「アレルギー性口内炎」とは、どういうものでしょうか。

食べ物や薬剤などで口内炎が多発する口内炎です。

アレルギーのある方は、特定の食べ物で口腔内にアレルギーが起こり、口内炎ができます。原因となる物質を避けることが一番の予防になります。

個々の口内炎に対しての対処法はアフタ性口内炎と同じです。アレルギー性口内炎はそれに加えて、抗アレルギー剤の内服や場合によってはステロイド剤の内服を行うことがあります。

Q.「カタル性口内炎」とは、どういうものでしょうか。

口の中の粘膜が赤く腫れる状態です。赤い斑点状のものができたり、白くただれたりします。

境界が明瞭なアフタ性口内炎と異なり、正常な粘膜との境が不明瞭です。

物理的な刺激(入れ歯が合わない、口の中を火傷した)などで起きることが多いようです。小さなお子様の指しゃぶりが刺激になって起こることもあります。

アフタ性口内炎と比べると痛みは軽いようです。アフタ性口内炎と同じように口腔内を清浄にするようにしっかりうがいをしましょう。

Q.「カンジダ性口内炎」とは、どういうものでしょうか。

カンジダは口腔内を含め体に常在する真菌です。免疫力が低下した場合には口内炎を引き起こすことがあります。

また、気管支喘息などで吸入ステロイド剤を使用している場合やうがいが不十分な時にも起こりやすくなります。
うがいをすることで落ち着く場合もあります。口腔内全体に広がってしまった場合やうがいができない場合は、抗真菌剤の口腔内投与が行われます。

≪口内炎ができやすい…≫
いつの間にか出来ている口内炎!出来やすい方は【口内炎】診断してみましょう

最後に医師からアドバイス

口内炎は痛みもあってつらいですよね。
単発のアフタ性口内炎であればご自宅での治療も可能です。

口腔内を清潔にすること(歯磨きやうがい)は治療のみならず、口内炎の予防にも役立ちます。
規則正しい生活と食生活は口内炎が起こることを予防します。ビタミン剤のサプリメントを取り入れることもおすすめです。

もしも入れ歯が合わなくて口内炎が起きている場合は早めに歯科を受診しましょう。入れ歯の調節と合わせて口内炎の治療もできます。

なお、口内炎は何か疾患が隠れていることもあります。治りが遅い場合や繰り返す場合は医師に相談しましょう。


(監修:Doctors Me医師)

この記事を書いたユーザー

Doctors Me(ドクターズミー) このユーザーの他の記事を見る

Doctors Me(ドクターズミー)は、医師、薬剤師、歯科医、栄養士、カウンセラー、獣医に相談できる、ヘルスケアQ&Aサービスです。医師をはじめとする専門家が解説する人気コラム、病気・症状の体験談等を配信中!

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス