保育所、保育士数が足りないなどの”待機児童問題”がいまだ解消されていない。

この深刻な問題だが、保育所への入所利用資格があるにもかかわらず、保育所の不足や定員が一杯であるために近隣の保育所に入所が出来ない。入所を待っている児童が数多くいる地域で保育所は存在するが、保育士の数が足りないといった問題である。

解消されない理由

大都市への人口集中が主な原因だが、それ以外にも、共働き家庭の増加や家庭環境の多様化など社会構造が大きく変化したために保育所を必要とする子育て家庭が急増する中で、保育所の増設や受け入れ数増加など施設整備が立ち遅れたことなども原因の一部である。

古くは1960年代から1970年代にかけて第二次ベビーブームをうけた保育所不足の際に多数発生している。1980年には保育所不足はいったん沈静化したが、1990年代後半以降特に都市部で待機児童が増加している。

出典 https://ja.wikipedia.org

施設設備の立ち遅れが原因のひとつと結婚後に女性は”専業主婦”ということではなく、共働き家庭の増加が”待機児童増加”に繋がったのではないだろうか。

保育所の開設は国が先頭に立ち、県、市が一体となって進めていくしかない状況です。新しく保育園を開設するには場所探し、保育士の給料などにかかる資金も必要となります。認可保育園(国の基準を満たし自治体が認定した優良保育所)は自治体が費用の一部を負担しているが、多くの自治体は資金難に陥っていて捻出に苦労しているため保育所の開設は進んでいない状況です。

都市部の保育園では従来の公的な人材サービスの他に民間の求人広告媒体や人材サービスを利用するケースが一般化してきているが、従来の総合的な求人広告媒体や総合人材サービスでは専門性の高い保育業界の人材動向に追いつけず、人材不足の問題は深刻化の一途を辿っている。

ただし、保育士の人材不足の原因の主因は、保育園の増加ではない。専門職にも関わらず、保育士の長時間労働と平均年収315万円という低賃金が主因でである(時給換算すると、コンビニエンスストアやスーパーのアルバイトよりも安い)。

出典 https://ja.wikipedia.org

保育所の保育士不足は介護職同様、厳しい”労働環境”と”低賃金”が起因しているようです。時給換算にするとコンビニのアルバイトよりも安いというのは厳しすぎます。待遇改善は難しいのか。

一番の問題は、保育所が増えていっても保育士の絶対数が足りないことです。足りないのであれば、復職者、経験者の現場復帰は望めないのか?

潜在保育士数 63.4%

共働き家庭の増加にともない、待機児童の問題は解消されるどころか増える一方。保育施設の不足に加えて、問題となっているのが慢性的な保育士不足。2015年の保育士の有効求人倍率は全国平均2.18であり、とくに東京都は5.13と保育士不足が深刻化しています。

出典 http://select.mamastar.jp

保育士資格を持っているが、現在は退職するなどして保育所で働いていない「潜在保育士」の数は63.4%と言われている。保育士数が足りないのであれば、潜在保育士と言われる人材で賄えるのでは?

有効求人倍率も全国平均2.18、東京都に関しては5.13と驚きの数字です。就職難である中、保育士が足りないのは何故なのだろうか?

保育士や幼稚園教諭の免許を持っていても、幼稚園や保育所、こども園などで働いていない人を指す。全国で約68万人いると推計されている。厚労省は、職業紹介や保育士からの相談を受ける「保育士・保育所支援センター」を開く事業を進めており、31都道府県が取り組んでいる。

出典 https://kotobank.jp

潜在保育士の数はなんと68万人!厚労省も支援事業を推し進めてはいるが問題解消には至っていない。問題解消には、この潜在保育士達に復職してもらう術を考えるべきではないだろうか。

元保育士は何故、復職しないのか?
それはマイナス要因ばかりだから・・・

 過酷な現場
「破水しても仕事に向かう」

弁護士ドットコムニュースが保育士の転職サービスを行う「ウェルクス」と共同で実施したアンケートで退職時のエピソードとして、「破水しても保育士の人数がギリギリだったためすぐに早退できず、結果流産」「時給850円で責任者までやったが給料は無資格の人と変わらず」などがあった。

出典 http://headlines.yahoo.co.jp

「破水しても仕事に向かう」、自分の身を削って仕事に向かい、結果、流産してしまうとは・・言葉を失ってしまいます。過酷な現場でありながら時給換算でコンビニ以下であれば、離職率も高くなるのは周知の事実であり、現場復帰する方が少ないのはうなづけます。

時間外労働は100%支払われない

保育士を辞めようと思った際のエピソードを自由回答で尋ねたところ、給料の低さや、その額に見合わない膨大な業務量、職場の人間関係の悪さに対する苦痛の声が多数寄せられた。
「時間外労働手当は100%支払われません。疲労が蓄積して事故につながってはいけないという思いと、現場の保育士不足による事務量の多さからこれ以上続けられないと思い、辞めようと決めました」

出典 http://headlines.yahoo.co.jp

”時間外労働”は100%支払われないとは驚きです。低賃金であれば時間外労働は逆に出すべきではないだろうか。疲労困憊の上、自ら事故を恐れ辞職をしているとは・・現場復帰を望む方はいないだろう。

出典 http://hatopi.com

就業を希望しない理由トップは”賃金”で”休暇が少ない、とりにくい”も要因のひとつとして高いパーセンテージを得ている。精神面の充実、ゆとりを保つには休暇は必要と考えるべきではないだろうか?

低賃金では生活が成り立たない・・

潜在保育士が仕事に復帰をしない一番の理由は「お給料の安さ」です。 理想の年収と現在の年収の差は10万円以上乖離しており、 その他にも残業時間の多さと職場の人間関係に問題があることがわかりました。
そこで保育士時代のお給料について質問をしたところ、 15万円以下が48%、 15万~20万円が48%と同率1位の結果となり、 厚生労働省から発信された2013年の全産業の月額平均29万5700円と比べると、 約10万円~15万円程度も下回る結果とっています。(2016年保育士の就労に関する意識調査)

出典 http://select.mamastar.jp

全産業の月額平均と比べ約10万~15万円下回っています。過酷な労働と責任を背負っているにも拘らず賃金が下回っていれば、保育士の復職離れも加速していく一方でしょう。

厚労省は改善策、次なる一手を考えていないのか?

国の打開策は?

「保育園落ちた、日本死ね」、民進党の激しい追及を受けてなのか、この言葉を発端にというわけでもないだろうが、与党が懸命に待機児童対策、保育士処遇改善策をとりまとめている。

自民、公明両党は4%アップの提言策を打ち出したが、月給与20万円の保育士で考えた場合、月8000円アップ、それを30日で割るとい”1日平均30円”ということになる。

これで保育職に戻る、就こうと考えるのか・・ 

出典 http://prtimes.jp

このデータからも解るように復職条件のトップは「給料アップ」なのですが・・
4%アップでは、重責、休暇、時間外給与無しなどを鑑みると、復職者の数の増加は見込めないだろう。

ネットユーザーの声

奈落の底に落とされてしまったかのようなコメントを残しています。
精神面が心配です。

キャリア10年以上で手取りの少なさに嘆いているユーザーのコメントです。
月収分布グラフをみても保育士の厳しい現状が垣間見える。

こちらの方も精神面がズタズタのようです。
精神面は大丈夫なのだろうか?

歳費の削減は考えないのか?

先進国の中でもべらぼうに高い”議員一人当たりの歳費”(日本の国会議員は年額約2200万円手当てを含めた総額はなんと約4200万円です。アメリカの議員で約1700万)を減らすことと議員定数の削減を行い、”浮いた金額”を問題解消に使うべきなのでは?

児童手当もあってもないようなものである。民進党岡田代表は「議員年金廃止」を一時期訴えていたが今はどうしたことか?
議員年金分を回せないのか?
議員は引退しても我々以上の高待遇を受けている。

我々一般水準の生活を知らない政治家には、問題解消の術は持ち併せてないのではないだろうか。

山尾志桜里

舌鋒鋭く「保育園問題」で与党、安部総理を厳しく追及し「保育園落ちた日本死ね」と相まってなのか、当選回数2回にも拘わらず政調会長に大抜擢され一躍時の人となった感のある山尾志桜里議員だが・・

政治資金団体「桜友会」が、2012年分の政治資金収支報告書に山尾から政治資金規正法で定める上限額を超える1114万円の寄附を受けたと記載していたことや、山尾が代表を務める民主党愛知県第7支部が桜友会から2012年に10回にわたって計899万円の寄附を受けたと収支報告書に記載したにも関わらず、桜友会側の収支報告書には5回分423万円分の寄附しか記載されていなかったことが、2016年3月31日付の週刊新潮に報じられた。

さらに、第7支部は同じ2012年に年間230万円分のガソリン代を出費したと記載、同じ店舗で一日10万円分のガソリン代を出費するなど他の問題箇所も指摘されている。さらに2014年の収支報告書でも「新築祝い」名目で選挙区内の店舗に2万1000円の支出についての記載があったことも判明したが、こちらについては記載ミスと釈明した。

出典 https://ja.wikipedia.org

これだけの不祥事があるのです。秘書の不祥事となっている訳だが、どうなのか?我々の税金は保育問題にではなく議員、秘書の甘い蜜となって使われているのです。非常に悲しい事実です。

そして・・

彼女の娘は議員宿舎近くのハイレベルな警備体制、高額の保育料がかかる施設の中で生活している。そんな高待遇の生活をしている議員に期待をしても、問題が解決しないのではないか。妬みでは決してないのだが・・

”秘書の不祥事はトップの責任だ”と追及していた山尾さん、安部さんに対して「痛みを感じる神経はないのか」などと追及していたが、グダグダ感が否めない。

言いたいことは、与党を追及する立場で最大野党の先頭に立つ人間が不祥事を起こし、自分の言動に責任を持てないと判断できるようでは、お先真っ暗であるということです。子供達の未来が危ういのです!

おわりに

人口減少に少子化、人口ピラミッドをみていると日本の行く末が心配される。子供達のために何が必要であるのか、我々の代表である国会議員は早急な政策、術を提示して欲しい。

消費税も10%に上げるのも結構だが・・
「保育園落ちた日本死ね」は、言葉は悪いが共感する女性が数多く存在し、声を大にして訴えるのも解る気がする!

皆さんはどう感じましたか。
少々の時間でいいので日本の未来について深く考えてみませんか?

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色々と情報を発信していきますので 気にかけていただければ幸いです。 読書、音楽(雑食系)、サッカー、野球、格闘技好きです。

病気(手術、治療の繰り返しにも拘らず病名が付かないため難病指定にならず・・)を患い闘病中、今年で21年目です!

難病で苦しむ方々を応援します。 宜しくお願い致します。

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