今、2人に1人がかかる「がん」

日本人の死亡原因1位はがんです。
今、2人に1人はがんになる時代になりました。

この確率からすると、もはやがんは他人事などではありません。
いつ自分ががんだと診断されてもおかしくありません。

がんと聞くと思い出すできごとがあります。

逸見政孝さんを知っていますか?

がんと言えば、逸見政孝さんを思い出します。
今の若者は逸見政孝さんを知っているのでしょうか?

逸見さんが、がんで亡くなったのが1993年12月25日でした。
今から、23年も前のことです。
まだ私が学生の頃でした。

まさに12月25日は当時、冬休みで学校の先生が
「12月25日のみんなの日記は全部逸見さんが亡くなったことが書いてありました」
そう言ったことを今でもよく覚えています。

逸見さんはとても真面目そうに見えて、それでいてひょうきんな一面があり、バラエティー番組やクイズ番組に引っ張りだこの人気アナウンサーでした。

衝撃的だったあの記者会見!

本当のことを申し上げます……私が今、侵されている病気の名前、病名は……癌です」

出典 https://ja.wikipedia.org

まだ、当時はがんを告白する有名人はいませんでした。
誰もが驚いた逸見さんのがん告白はとても衝撃的としか言いようがないぐらい。
記者会見の映像を見てショックを受けました。

「生還してください!」・・・拍手!

「やはり自分にとって一番難しいことですが、仕事のことを忘れることでしょうかね。なるべくそうして闘いに行ってきます」

「もう一回、いいかたちで生還しましたというふうに言えればいいなと思っています……どうもありがとうございました」

記者からは
「生還してください!」
という声が飛び、

記者会見終了後、
「頑張ってください!!」
と満場の拍手で逸見を激励した。

出典 https://ja.wikipedia.org

記者からこうした激励の声がすぐにあがったこともよく覚えています。
いち視聴者に過ぎなかった学生だった私も、
「逸見さんは絶対にがんに勝つ」
そう強く信じさせてくれた記者会見でした。

しかし、逸見さんは闘病後がんで亡くなりました。

「わしにも今、同じ症状がある!」

胸のみぞおちの辺りに痛み

出典 https://ja.wikipedia.org

逸見さんは記者会見で語った病院へ行った理由はこの通りです。
「胸のみぞおりの辺りが痛い」

私の知り合いのおじいさんが、逸見さんの記者会見を見ていて顔が真っ青になり
「わしも今、胸のみぞおちが痛くてしょうがないんだ。逸見さんと同じじゃ」
そう告白。

家族はびっくりしてすぐにおじいさんを病院へ連れていきました。
すると結果は
「胃がん」
そう逸見さんと同じ胃がんが発見されたのです。

幸い初期だったので手術をして今でも元気に過ごしています。

異例中の異例だった「がん告白」の記者会見

今でこそ、有名人の方ががんを発症して、記者会見をしたり発表したりすることは珍しくありません。
しかし、当時逸見さんのがん告白の記者会見は異例中の異例でした。
それまで、自分の重大な病気を告白する有名人はいませんでした。

あの逸見さんの記者会見後から、がん告白ははじまりました。

私の知り合いのおじいさんを救ったのは確実にあの逸見さんの記者会見です。
今でもがん告白することで
「なぜ、病院へ?」
「○○が痛くて・・・」
など受診の理由を公表することで、実は同じ症状が出ているがんを発症している人が病院を受診するきっかけになっています。

私の知り合いのおじいさんは
「逸見さんが助けてくれたんだ」
そう語っています。

逸見さんの記者会見の時も、そして今でも
「病気をつかった売名行為」
そういう意見を述べる心ない人はいます。

けれど、こうしてがんを告白することで、同じ症状の人を救っているという事実も知ってほしいです。


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