日本でも晩婚化が進んでいるとはいえ、田舎に住んでいると「若いうちに嫁に行くのは当たり前」という昔の考え方を持つ人がまだまだ多く、結婚や出産のプレッシャーを感じながら生きている女性が多いと聞きます。

今週YouTubeで公開された一本の動画。この動画は現在156万回以上もの再生回数となっているほど反響を呼んでいます。「SK-Ⅱ」のCMなのですが、中国の独身女性が両親に当てるメッセージに世界中の人が共感し、心揺さぶられているのです。

「結婚しないと不幸なの?」

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中国では、25歳になったら結婚して子供を産んで家庭を作るのが当たり前という風習が今も根強く残っているそう。20代を過ぎると周りから「いつ結婚するの?」と言われるようになり、それが25歳を過ぎると「まだ結婚しないの?」に変わり…。

女性はそんな周りのプレッシャーを常に感じながら生きる生活。まるで結婚しないことが不幸なことのように言われ、独身女性は「中途半端」で「売れ残り」と呼ばれるのです。

25歳を過ぎると「もう若くないんだからね」と言われる

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親が子供を産んだ時、きっと「この子には幸せになってほしい」と思うでしょう。でもその幸せは子供にとって選ぶ権利のあるもの。親が「結婚して、子供を産むことが幸せだ」という観念を子供に押し付けることはできないのです。

でも「結婚してこそ一人前」「子供を産んでこそ一人前」という考えを持つ親たち。これは中国だけではなく日本の田舎でも同じように思う人がいます。それは果たして子供の幸せを考えているのでしょうか。

25歳を過ぎて独身の女性たちは、世間の目が厳しく重圧に耐えながら親類たちの「まだ?」という言葉を聞き流すようにしてはいるものの、「結婚することで親孝行になる」ことが一般化している社会では、自分が親不孝をし続けているような罪悪感も背負っているのです。

「婚活マーケット」では売り物のように扱われる

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仕事を探すリクルート情報誌のように、「売れ残り」娘をなんとか結婚させようと婚活マーケットに女性本人ではなく両親たちがこぞって出かけます。そこには男性のプロフィールが書かれた紙が所々に貼られており年齢、収入、体重、身長、仕事、そして家持ちかどうかなどの詳細が記されています。

両親は「誰が娘に適しているか」と厳しい目でチェック。でも、娘たちの心境は複雑。「私たちは商品じゃないんです。自分で本当に好きな人を見つけたい。」

「愛がほしいんです」

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こちらの女性は、母親に「娘はとってもいい子なんだけど、器量があまりよくないから貰い手がないのかしら」と言われていました。結婚すれば親孝行できることを十分理解してはいるものの「やっぱり本当に好きな人と結婚したいんです」と涙ぐむ女性。

それはごく自然なこと。昔はお見合いで「好き」という感情は関係なく男女が結婚し、子供を儲け家庭を築いてきました。でも今はほとんどの女性は恋愛結婚を望んでいます。誰かを愛し、その延長線上での結婚をしたいと思うことになんの不思議もないのです。

両親への罪悪感で涙を流す女性も…

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「ごめんね、お父さん、お母さん」そう言って涙する女性。「早く親孝行しておくれ」両親にそう言われたりするとつい「やっぱり好きでもない人とでもいいから早く結婚しないといけないのかな」と思ってしまうこともあると言います。

でも、諦められない女性たち。自分の人生は自分のものなんです。いくら独身でいたってこの独身の生活を楽しんで、遣り甲斐のある仕事をして、充実させている自分が好きなんです。女性たちは両親に「どうか私たちの生き方をわかってもらえたら」と訴えます。

誰の人生でもない自分の人生。誰にとってもかけがえのないもの

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「売れ残り」と言われるプレッシャーを日々感じながらも、やっぱり今の自分が幸せで両親に理解してほしい。そう思っている女性はたくさんいるのです。

いつも婚活マーケットが開かれている場所で、女性たちは自分の思いを両親へ伝えることにしました。男性へのアピールではなく両親へのメッセージ。娘たちの心を両親は理解してくれるのでしょうか。

今の自分の姿を見てもらいたい

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独身女性の写真がメッセージと共に貼り出された

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「ただしなければならないからという理由で結婚はしたくない」

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「ただ結婚しなきゃいけないからという理由で結婚するのは嫌。そんなんじゃ私は幸せにはなれないから。」短いけれど胸に刺さるメッセージ。

「一人でいるのが好きなんです」

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「今の自分は、自由を感じながら独身生活を楽しんでいます。」美しい娘の写真と共に伝えられた母へのメッセージ。

娘の写真と言葉を見た母は…

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「うちの娘は綺麗だわ。売れ残りって言われてもいいです。自信を持って生きてほしい」胸を熱くさせて涙ぐみます。「結婚がまだまだ先になっても、ずっと独身でも、子供がいなくても、娘が幸せだと思うならサポートしてあげたい。」本当の親なら、きっと気付くはず。

「いつだってあの子をサポートするわ!」

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「娘が結婚しなかいのはとても悲しいことです」以前、そう言っていたお父さん。でもお母さんは「私はいつだって娘を応援します」とサポート精神を娘の前で話しました。昔は簡単だったことでも、今は時代が変わり両親が過ごして来た時代とは違います。結婚だって、仕事だって世の中の流れというものがあり、私たちはその流れの中で自分の幸せを模索しながら生きているのです。

「こうじゃなきゃダメ」「こうしたほうがいい」そういう決まりごとは、人によって価値観が違うように決して押し付けられることではないのではないでしょうか。風習、伝統などその国や地域により、人との関わり方や考え方も異なりますが、個人の幸せは何より本人に所属しているもの。

「幸せ」に思うことが一番大切

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結婚せずに独身生活をエンジョイしている女性は日本にもたくさんいます。本人が幸せだと思うことが結局一番大切だと思う筆者。両親は、産んだ子供の人生をコントロールする権利はありません。

この中国の女性たちにとっては、メッセージとして伝えることもかなりの勇気がいったことでしょう。でもいつか「子供の幸せを考えるということは、子供を尊重することなのだ」と理解してくれる親が増えてほしいと願う筆者。

「周りの重圧に支配されない生き方を」というメッセージでこの動画は締めくくられています。誰しも、一度きりの人生。周りのプレッシャーを感じずに生きるということは困難なことでしょう。それでも、みんなに自信を持って女性として輝き続けられる生き方をしてほしい、そして自分もそういう女性でありたいと思っています。

あなたの心を揺さぶる動画を是非ご覧ください

出典 YouTube

*日本語のサブタイトルで閲覧可能です。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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