記事提供:しらべぇ

宮城県の白石川河川敷には「一目千本桜」という全長約8kmにおよぶ桜並木があり、開花時期は壮観な光景が広がる。隣接する船岡城址公園も日本さくら名所100選に選ばれており、県内有数の花見スポットだ。

この2カ所は、あいだに線路と国道をはさむことから市街地を経由してしか行き来できなかったが、昨年開通した「しばた千桜橋(せんおうきょう)」によって行き来がしやすくなった。

■橋から見渡す桜に一見の価値あり

2つの桜の名所を結ぶだけあり、橋の上から眺める景色は絶景。そばを通る電車にも風情が。

晴れた日には遠くに蔵王山脈も見ることができ、桜の咲く時期にはちょうど蔵王に日が落ちるため、夕方にはダイヤモンド蔵王を拝むことができる。

■スロープカーから見る桜も絶景!逆さ蔵王に息をのむ

橋から船岡城址公園側へ足を運ぶと丘になっており、もみの巨木がある。1970年に大河ドラマ化されている歴史小説『樅(もみ)ノ木は残った』の舞台となった場所だ。

丘の展望台からは、千桜橋と一目千本桜を一望することができる。

さらに、近くの駐車場から山頂に向けても桜が植えられている。急斜面ではあるがスロープカーも運行しているため、誰でも楽に登れるだろう。

山頂からは大河原と柴田を一望でき、桜の開花時には河川敷に沿って桜のピンクの帯ができあがる。

もどって千本桜を大河原方面に進むと、韮神堰(にらかみぜき)というせきがある。蔵王が見えているときに、せきの水がうまく鏡面になると、逆さ蔵王をみることができるのだ。

まさに、絶景のひとこと。川の上流では「さくら祭り」の期間中(4月7日~4月21日)のみ、屋形船が運航されている。

■おすすめルートはコレ!

桜の開花期間中、駐車スペースは有料駐車となる。訪れる際は公共の交通機関の利用がオススメだ。

混雑期には東北本線の大河原駅と船岡駅間は徐行運転になり、車窓からも花見を楽しめる粋な計らいも。

千桜橋の最寄り駅は船岡駅だが、一目千本桜をゆっくり眺めたい場合は、大河原駅で降りて一目千本桜沿いを千桜橋まで歩くのもおすすめ。

「花より団子派」の方は、大河原駅近くの河川敷と、船岡城址公園の広場で縁日も開かれているので、そこでレジャーシートを広げるのも一興。東北の桜は、今からが見頃、各々のスタイルで美しさを存分に味わってもらいたい。

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