4月9日より公開となった映画「ボーダーライン」

出典© 2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

公開後になってしまいましたが、気になっていらっしゃる方のために、先月のプレス試写での感想をご紹介させて頂きます。
今回は、どちらかというとOL女性に観て頂きたいポイントをまとめています。

本作の立ち位置=「ゼロ・ダーク・サーティー」「アメリカン・スナイパー」を超えると話題です

出典Richard Foreman Jr. SMPSP

エミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリンと豪華キャストに加え、舞台は国際的な麻薬戦争の現状を、極限の臨場感で描いたサスペンスアクションです。

プロローグから強烈なシーンの続出!

出典Richard Foreman Jr. SMPSP

「ゼロ・ダーク・サーティー」「アメリカン・スナイパー」と並んで称されていたので、ある程度の心の準備はできていましたが、正直に言いますと想定外の臨場感。
冒頭で描かれている国際的麻薬組織のアジトでの凄惨な描写は、映画だとわかっていても顔をそむけたくなるほどです。

エミリー・ブラントの「女性として」「組織人として」の葛藤

出典Richard Foreman Jr. SMPSP

エミリー・ブラントが演じるケイトは、FBIの誘拐即応班を指揮する捜査官。いわば中間管理職。
とある事件で誘拐された人質が閉じ込められている場所に向かいますが、その場所は国先的な麻薬犯罪組織のアジトのひとつでした。
そのことをきっかけに、特別捜査官グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)率いる特別チームへの半ば「加入強制命令」に従い、専門外の巨悪と闘う選択をします。

しかし実際にチームに所属してみたところ…

出典Richard Foreman Jr. SMPSP

潜入したメキシコの地域的な特徴や、麻薬組織の親玉の居場所を掴むためにとるチームの戦略ややり方に、疑問が膨らんでいくケイト。
コンサルタントとしてチームに加入しているアレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)の不審な行動なども重なり、「このままチームとして動くことに意味があるのか」と葛藤します。

大義とは何か。

出典Richard Foreman Jr. SMPSP

「大義のために小さな不義を働くことへの葛藤」「その大小は誰の尺度なのか」
「自分のポリシーと反する仕事を命じられたときの迷い」
など、一般社会においても対峙するシーンは多々あるかと思います。

クライアントの利益にはあまりならない商品を無理に売って来いと命令する上司。
クライアントに勧めることへの良心の呵責。
しかし、その売り上げによって、新たなシステムが開発でき、結果クライアントにも
「将来的にはもっと大きな利益をもたらす」と言われたら。
OL生活の中でも、こんなことはざらにあると思います。
そんなとき、何を軸に判断し、進めていくのか。

エミリーが描く「女性の仕事観」に共感するかも!?

出典Richard Foreman Jr. SMPSP

本作では、この「葛藤」に対する「答え」は出ていません。しかし、出ていないことこそが「ボーダーライン」というタイトルに込められていると思います。
割り切れない想いや社会に棲息する上での不条理など、起承転結でまとめられないグレーゾーンな状況で胸にうずまく感情。エミリー演じるケイトは、美しくも強く、そして同世代の社会人女性としての共感ポイントもあるとても魅力的な人物です。

そしてひたすらにデル・トロがかっこいい!

出典Richard Foreman Jr. SMPSP

ベニチオ・デル・トロ演じるアレハンドロ。謎が多く最後まで読めないキャラクターですが、彼が活躍するシーンが非常に多く、初めてデル・トロのことを知る人もファンになること間違いなしです。

あなたの「ボーダーライン」と比較しながら、ぜひ劇場でお楽しみ下さい

出典© 2015 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

『ボーダーライン』
2016年4月9日(土)、角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー
配給:KADOKAWA

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紙媒体の企画・営業・編集を卒業後、企業広報を経て、フリーランスのPRプランナー&ディレクターをしています。 (ハイパーメディアフリーターとも言う) 齢36。 エディトリアルディレクションが大好物ですが最近はブランディングが多め。

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