大分県の高校で、教室に置き忘れたクラス分け案を生徒が見つけLINEで拡散されてしまった、というニュースを見ました。


あの子と同じクラスになれますように!! ●◎さんと離れるの嫌だ!など、クラス分けには色々な想いがあるようです。


このクラス分け。どのように行われているのか気になりますよね。筆者は数年前に、元小学校の先生にこの件について尋ねたことがあります。

クラス分けの秘密を、こっそりお教えします。


まずは成績順に並べる

A組、B組、C組の3クラスだとすると、生徒の成績順に①②③➃⑤⑥・・・と番号をつけます。

そして、クラスの平均点が3クラスほとんど同じになるように、学力が偏らないように、こんな感じに振り分けます。


A組:①⑥⑦⑫⑬⑱⑲㉔㉕
B組:②⑤⑧⑪⑭⑰⑳㉓㉖
C組:③➃⑨⑩⑮⑯㉑㉒㉗㉘

気をつけなければならない子にマークを!

次に、
いじめっ子やいじめられっ子などの問題を抱えている子、病気を持っている子など、気をつけなければいけない子に印をつけます。


A組:①⑥⑫⑬⑱⑲
B組:②⑧⑪⑭⑰⑳㉓㉖
C組:③➃⑨⑮⑯㉗㉘

あらら、C組にマークがついた子が多くてB組は少ないようです。
では、㉗をB組にして、⑳と㉑をトレードしよう!

などと調整します。 

A組:①⑥⑫⑬⑱⑲
B組:②⑧⑪⑭⑰㉓㉖
C組:③➃⑨⑮⑯⑳㉒


さらに、ピアノが弾ける生徒

そして音楽会の時に、ピアノが弾ける生徒がいないと困るので、各クラス1~2人、ピアノが弾ける生徒がいるように、⑱と⑲をトレードするなどして、調整します。

スポーツができる子

小学校や中学校では、体育会の時に「A組はスポーツが得意な子ばかりじゃないの‼」とか 「B組はサッカー部ばかり・・・」などとならないように、調整することもあります。

高校になると、スポーツクラスがあったりするので、あまりこの微調整は行わないようですが、小中学校ではこれもバランスが偏らないように調整されることが多いです。


先生の代わりができる子

さらに、小中学校では先生の代わりができる子、リーダーとなってみんなを引っ張ってくれるAKBの高橋みなみさんのような子を、1クラスに1人置いておくようにすることも。

ああ~ そういえば!!
授業中に「うるさいぞ!!」とみんなを注意したりして、先生よりも頼りになる子、たかみなみたいな子・・・1クラスに1人くらい、いましたよね。



A子とA美さんは離さない方が良い等の調整

★A子さんは何かとA美さんをかばってくれる。A美がいるからA子はいじめられずにすんでいるから、この2人は離さないほうが良い。などと言うケースも調整します。

★その逆で、K君とM君は同じクラスにしないほうが良い、といった調節もあります。


★その他、この子は去年凄くつらい目に遭ったから、今年はいじめっ子はできるだけこの子のクラスからは排除しておとなしい子を多くしよう。などの調節を行うこともあるそうです。

★そして近年は、モンスターペアレンツやクレームの多い保護者が1クラスに固まらないように、という調整やPTAをやってくれそうな保護者を分散させる調整も・・・
近年は、保護者の関係で調整が必要になってます。(こっちの方がややこしかったり・・・)




特殊なやり方をすることも

今までに紹介したクラス分けは一般的なやり方です。

しかし、時には少し違った方法をとることもあります。

ある中学は、学力差が激しく非常に荒れていました。教える先生たちも
「辞書も引けない子や九九もまだ覚えていない生徒と、進学校を目指している生徒を一緒に教えるのは無理がありすぎる!」と・・・

そこで、学力別で5クラスを分けました。

すると・・・

「俺たち5組って、バカ多くね?」「だよな。で1組って秀才ばっかじゃん!」「3組は中くらいの奴ばかり・・・」と、生徒たちも気づいて・・・・かえって荒れました。

この中学では特殊なやり方は失敗でしたが、このような類の特殊なクラス分けが成功することもあるそうです。

また、学校によっては、順番に欲しい子を先生が取っていくという所や、指導力のある先生が「悪ガキどもは、僕がまとめて引き受けます」ということや、逆に初めての担任だからということで、おとなしい子で固めると言うケースもあるようです。





いずれにしても・・・

会議はああでもない、こうでもないと・・・・長時間かかるようです。

やっと会議が終わって疲れていて、ついつい資料を置き忘れたようですが、生徒には「忘れ物ないか確かめろよ~」とは言っても、先生同士で「忘れ物はないか確かめてください」とは言わなかったのかな??

クラス分けにも、裏話は色々とあるのでしょう。

新しいクラスで、楽しいことがいっぱいありますように!
良い想い出をたくさん作って、青春時代をどうぞ満喫してください。

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患者からの目線と元医療従事者としての目線とで、医療や健康に関する記事をメインに書いています。
4度の手術に膠原病でバツイチで・・・と波乱万丈の人生ですが、”人生に喜びや笑いを添付したら結果は出るはず!”という「喜笑添結」で毎日を過ごしています。

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