記事提供:子ある日和

子育て中のママさん、漠然といろいろな悩みを抱えていませんか??

「子ある日和」では、そんなママさん達を応援するために!今回から、保育の専門家!保育士の方々に、月齢別、年齢別のお子さんのしつけやお世話のポイントなど、育児中のママへのお役立ち情報を配信する連載記事を開始します!

第一回は、そろそろ「保育園」の申込み時期なので、「ワーキングママの心得」を伺いました。

「女性はこどもを産んだら家に入るもの」という時代は一昔前の話。ママも自分の人生を自由に選択できる時代となってきました。

そんな中で「働きながら子育てをする」選択をしたママさんは「子育てと仕事を両立できるのだろうか」という漠然とした不安を感じているのではないでしょうか。

そんなママ達へ保育士にアドバイスを頂きました!

プロフィール

スマート保育園 イオンせんげんだい

田中百々子園長

保育士歴20年。2015年10月よりスマート保育園イオンせんげんだい(運営会社:インフォニア株式会社)の園長に。

進行:子ある日和 編集部

■ 保育園の種類がたくさんありすぎてわからない!

どの保育園もそれぞれメリットあり!認可は保育料が安く、認可外は手厚い保育が期待できる

まず、認可保育園のメリットはなんといっても保育料が安いというところですね。家庭の収入によっても金額が考慮されているのでその部分ではママたちにとっては嬉しい部分だと思います。

漠然と、認可保育園=安心っていうイメージがママにはあると思うんですけど、認可保育園は保育士1人に対して子供は何人とかそういう決められた規定はありますが、認可でも認可外でも、「安心・安全」をいう部分ではさほど変わらないと思いますよ。

金額面では断然認可の方がいいですが、認可外だと認可保育園と違って臨機応変に対応できたりといったメリットもあります。例えば体調が悪い時とか、認可だと薬をあげる事はできませんが、認可外は対応してくれるところもありますよ。

小規模保育園はママと保育士のコミュニケーションが取りやすい!?全体への目が行き届く手厚さがママへ安心感を与える!

小規模保育園は0~2歳の子供を対象にあずかる保育園なのですが、園児の数が少ないので、全体への目が行き届くというメリットがあると思います。

このスマート保育園も小規模認可に部類される保育園なのですが、連絡帳での報告だけでなく、常にママたちと会話をすることを心がけてママとの信頼関係を築けるようにしているんですよ。

こどもの園での様子、すごく可愛かった一面、頑張った一面、様々な子供たちの様子を一番知りたいのはママですよね。連絡帳だけでは伝えきれないその部分を伝えることで信頼関係につながっていくと私は思ってるんです。

ママ達は小規模だから手厚く見てくれるという印象があるようで、2歳までは少人数の中でゆっくりと生活させたいと希望されてあえて小規模保育園を選ぶママも実際いました。

■ 小さいこどもを保育園に預けて復職することに罪悪感を覚える…

やっぱり悩む方が多いですね。

昔は金銭的に生活の為にお仕事しなければならないパターンが多かったと思うんですが、今の時代は育児だけでなく、ママ自身の人生のために仕事を続ける選択をするママも増えてきましたよね。

「仕事をしていると自分に戻れる」「仕事にやりがいをもってる」「将来の為にお金を稼いでおきたい」そんな風に思って仕事をしながら育児をする選択ができるけど実際は「働かなくても生活していけるかもしれない」から余計にママは悩むんですよね。

でも、お母さんが働いてイキイキしている姿は、子供は必ず見てるんですよ。だから私は子供のためにもママには仕事も一生懸命頑張って欲しいと思います。

愛情は量じゃなくて質。10秒の「ぎゅーっ」が子供を安心させる

罪悪感を覚える時って、「別れ際に泣き叫ばれたとき」「体調が悪いのに預けちゃったとき」。

だいたいこの2パターンだと思うのですが、そんな時わたしがママたちに伝えることは「愛情は量じゃなくて質」だよ。ということです。

例えば、体調悪いのに預けちゃったな。と思った時は5分でもいいから早く帰ってくる努力をして、その5分のできた時間で、ぎゅーっと子供を抱きしめてあげたり、お話をしっかりきいてあげましょう!という事をママ達には伝えてます。

一時間も二時間もなんとなく一緒にいるよりも、その濃密な5分がとっても効果があるんです。

5分取れない時は10秒でもいいんです!朝ママと離れるのが嫌で泣いちゃうお子さんってやっぱりいるんですけど、そんな時は、あえてママに10秒ぎゅーっとしてもらうんです。

そうすると、子供がママの愛情を感じて安心するのかそれほど泣かなくなるんですよ!でもね、ママ!その10秒間は子供以外の事は考えちゃだめですよ!荷物も全部おいて、頭をからっぽにして、全身で子供を受け止めて「ぎゅ~っと」するんです!

帰宅後は10秒の「ぎゅーっ」。とママの体の一部をつかませることが効果的

家に帰った後も同じです。ママと離れてお子さんは1日頑張ってます。なので、「ママー!」って離れられない時があると思うけど、そんな時も家事をするのをやめて、10秒でいいからちゃんと受け入れてあげてください。

そうすると、しがみついて泣く事はなくなると思いますよ。

それでもダメなときは、抱っこしてたら家事できなくてママも困ると思うから、ママの一部、洋服でもなんでもいいからつかんでいいよ!って言ってみてください。

そうすると、ずっとつかみながらママの後をついてきますが、子供は落ち着いたりしますよ。

■ 保育園側は入園の時どんな対処を心がけてくれてるのかな?

4月とか入ってきたばかりの月は、その子が保育園や先生お友達など環境に慣れる事が最重要な目標としています。

子供はね、ママと離れてママが思っている以上にすごい不安を感じてるんです。

そんな中1人で戦ってるんですよ。順応性があるとおもっても意外とそうじゃないんです。

だから、新しい環境ではちょっとの変化でも敏感に反応するので、最初はお外に遊びに行こう!という事は特にせず、毎日同じ場所で、同じ先生やお友達と一緒に過ごす事を心がけています。

慣らし保育はとても重要!一時間刻みで保育時間を伸ばしていく

慣らし保育ってあると思うんですけど、この期間は本当にとても重要なんですよ。特に小さい子は、最初の1週間は1時間だけ。次の週は2時間だけ。3週目は午前中だけ。と1時間刻みで徐々に慣らしていきます。

ママとしては、「1時間って!」って思うかも知れないですがこの少しずつの慣らし保育がとても重要なんです。

慣らし保育を適当にすましてしまうと、終了後、熱を出したり、体調を壊したりすることが、通常以上に多くなります。なので、慣らし保育期間中はなるべくお子さんの事を優先的に考えてもらえるとイイかなと思います。

■ 家で一緒に過ごした方が良い?こんなに小さいうちから保育園にあずけるメリットってあるのかな?

お友達がお友達を育てる。という所がメリットかなと思います。

集団で生活しているので、周りを見ながら自分でやってみよう!という意識が自然と湧いてきて自ら成長していくので、その点はメリットなのではないでしょうか?

保育士は心強い育児のパートナーだと思ってください

保育士たちも、保育園になれてきたら、そのこの成長に合わせて次の学年にあがるために必要な成長をサポートしていきます。

そういった部分では、家庭でのことを共有しながらママと一緒に子育てができるので、保育士はママにとっても心強い育児のパートナー的存在になるんじゃないかな。と思います。

■ 入園に向けての心構えはありますか?

子供はすごい頑張ってます。だから、心をこめて愛情を伝えて!

「泣くもの」「あれるもの」「寂しがるもの」が当たり前と思ってください!

保育園入園当初は、わがままになったり、泣きわめいたり、ママの事を困らせてしまう事もあるかもしれないけど、子供はママの元を離れてすごい我慢をして、すごい頑張ります。

だからお家に帰ったら、「よく頑張ったね」「えらいね」といって必ずぎゅーっと抱きしめてあげてください。

必ず「あなたはカワイイ大事な宝物なんだよ」という事を抱っこしたり、手を握ったりしながら、心を込めて伝えてあげてください。

そうすることで子供は安心しますし、ママも罪悪感を軽減して仕事を頑張ることができるんじゃないかと思います。

■ 育児と家事と仕事の両立が不安…

これからは女性が働く時代なので、どうやって仕事をうまくやって、どれだけ旦那さんに協力してもらえるかが重要です。

なので、全部自分で頑張ろうとしないで、最低限やるべきところ、できる所だけやればいいと思います。

頑張りすぎないで!周りに頼ることも必要

強がって頑張り続けるんじゃなくて、最初は「できない!」って泣いちゃってください(笑)。

困ったら次の解決方法が見つかるし、人に頼ることで自分だけで頑張り続けていた時よりも、自分の事も見えてくるだろうし、良い方法が見つかると思うんです。

育児にしてもそうです。保育園に子供を預けている罪悪感。じゃなくて、保育園の保育士という最強の育児のパートナーをみつけた!って前向きに思って保育士と仲良くなって頼っちゃえばいいですよ!

保育士たちは皆、ママ達を心から応援しています。

編集部より

「働きながら育児をする」選択をしたママさん。

生まれてから片時も離れずそばにいたわが子を保育園に預けるということに、罪悪感を覚えることもあることでしょう。

子育てをしながら働くという初めての経験に悩みや葛藤を覚えるかもしれません。でも、働く事を選択したママが子供のためにも意識しなければならない事は、罪悪感を覚える事じゃなくて、「仕事も頑張ってキラキラ輝く事」です。

そんな事を意識しながら、子育ても・家事も・仕事も!上手にこなせるママになりたいですね。

私も働くママとして、自分に自信をもって毎日キラキラ輝けるようにガンバロっと!

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