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赤ちゃんも歯ぎしりをするのを知っていますか? 赤ちゃんの歯は、早ければ生後4~5か月ごろ、より一般的には6~8カ月頃に、生え始めることが多いのですが、上下の歯がそろってくる赤ちゃんが増え始める8カ月頃から、もう歯ぎしりを始める赤ちゃんもいるんです。

今回は赤ちゃんの歯ぎしりについて、医師の話を聞いてきました。

適度な歯ぎしりは、赤ちゃんのトレーニング?

実は赤ちゃんの歯ぎしりは、大人の歯ぎしりとは違い、通常かからない強い力をかけることによって、歯やあごを丈夫にするために、一役買っているといわれています。考えようによっては、これから力を込めて食べ物を噛んで、嚥下(えんげ)できるよう、準備をしているともいえます。

歯ぎしりはいうまでもなく、上あごと下あごの歯が両方あって初めてできますから、上下の歯をかみ合わせ、うまく使うことの練習をしているとともいえます。同じような時期に、手でものをうまくつかんで口へ持っていくという動作もスムーズになり、何でも口に入れて、なめたりかじったりするので、眼を離せないという時期でもあり、これもやはり、歯の使い方、食べ物の噛み切り方を、トレーニングしているといえそうです。

強い歯ぎしりが気になったら

赤ちゃんの歯ぎしりの多くは、成長の一過程であることが圧倒的に多く、心配無用なのですが、それでもごく一部には歯ぎしりが激しすぎて歯を損傷してしまう赤ちゃんもいます。

ほんのわずかに先端が欠けるくらいであれば問題はないのですが、歯ぎしりがひどくて歯がすり減るような場合は、やはり適切な歯固め(まだ歯の生えない幼児にしゃぶらせるおもちゃ)を与えてあげたり、うまく興味を引いて気持ちをそらし、歯ぎしりの頻度を少なくなるよう介入したほうがいい場合もあります。心配になるような強い歯ぎしりが持続する場合は、小児科や小児歯科の先生に相談してみるとよいでしょう。

また、1歳のお誕生日を迎えても、やはり歯ぎしりがまったくおさまる気配がない、といった場合にはちょっと心配です。もちろん、何の問題もないクセの場合もありますが、歯に違和感があったり、かゆみや痛みの影響という場合もあるので、健康診断の際に相談してみるといいでしょう。

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【医師からのアドバイス】

歯ぎしりは全体の1~2割の赤ちゃんに起こるといわれており、起こらない子もとても多いです。ですからもちろん、お子さんが歯ぎしりをしないからといって心配する必要もありません。

赤ちゃんが成長していく過程で、「これは普通?」「これは大丈夫かな?」と思うことは数限りなくあるものですが、歯ぎしりに関しては重篤な病気などの可能性はあまりありませんので、ゆったり構えて問題ないでしょう。心配なことがあれば、ぜひかかりつけの小児科の先生に相談してください。

(監修:Doctors Me 医師)

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