絵本って大人になってもなんだか特別な読みものという感じがしませんか。里帰りで日本の本屋に行くと、絵本のコーナーは懐かしくつい手に取って見てしまう筆者。子供の頃、両親に読み聞かせてもらった絵本はずっと記憶の隅っこに残っていて、今でもベストセラーになっているのを見るとつい嬉しくなります。

絵本は想像力の扉を開けてくれる

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物心ついた時から本が大好きだった筆者は本と共に育ってきました。絵本を卒業してアンデルセン童話やグリム童話などの活字が多い本を読むようになって、ちょっぴり大人になった気もしたものです。

でも絵本はいつだって大好きでした。絵本は私たちの想像力の扉を開けてくれます。未知の世界に連れて行ってくれます。次は何が起こるんだろうとワクワクしながら次のページが開かれるのを待つ瞬間が楽しみでした。

子供の時に絵本を見ながら感じたワクワクやドキドキを、子供ができたら伝えてあげたいと思っている人もきっと少なくないでしょう。自分が子供の頃に大好きだったあの絵本を子供に読み聞かせてあげたい、と思うパパやママだっているはず。

筆者は今イギリスに住んでいて、日本に帰る度に日本の絵本を購入しますが普段はこちらの本屋で英語の絵本を買っています。日本語の絵本は筆者、英語の絵本は相方が読み聞かせていますが、たまに「ママも英語読んで」と息子に言われて英語を読み聞かせる時もあります。

でも最初の頃は、「英語での読み聞かせ」に慣れていなかったのとやはりネイティブではないために、絵本によくあるリズム感というのがイマイチ掴みにくいと思ったこともありました。英語での読み聞かせは「慣れ」も大きいと思います。繰り返し読み聞かせることでそのリズム感は養われていきます。

日本でも、子供には早くから英語に親しんでほしいと思っている親御さんもきっといらっしゃることでしょう。そこで今回、筆者が実際に息子に読み聞かせていて「日本人でもテンポよく読めて楽しめる絵本」をこちらでご紹介したいと思います。

ティム・ホプグッドの「WOW!」

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筆者の息子が1歳半から2歳になった頃「WOW!(ワオ!)」という言葉をやたら発するようになり、偶然友人からもらったのがこちらの本でした。リズム感たっぷりで、非常に読みやすい英語になっています。息子はこの本が今でも大好きです。この絵本は、日本語訳も出ているので読み比べてみるのも面白いですね。

絵本だけど奥深いメッセージ性が…!

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エマ・ドッドの「Me…」も日本語訳で発売されています。1ページに短い1行の言葉があるだけなのですが読み進んでいくと非常に奥深い内容だと気付かされます。ペンギンが好きなお子さんは多いので、是非お子さんとパパ&ママのお気に入りの1冊にしてあげてください。

親子の絆と愛、世界の広さを感じさせられる絵本

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「Me...」に続きこちらもエマ・ドッドの絵本。愛情あふれるこの2冊は「世界はこんなに広くて大きい。反対に、僕はこんなに小さい。でも僕は愛情に溢れている。」という親子の絆がひしひしと伝わってくる絵本。大人が読んでもジーンとしてしまうような心温まる思いが短い言葉の中に凝縮されています。

時代を超えたベストセラー

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イギリス中の子供全員が知っているといっても過言ではない、時代を超えたベストセラー作品がこちらの絵本。「グラファロー」という森の怪物の物語は、ページをめくるとドキドキワクワクがいっぱい。子供の冒険心や探求心、好奇心を養うのにベストな絵本と高評価です。

怪物の親子のストーリーも大人気

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とにかくリズム感があってアップテンポで読みやすい絵本。イギリスでは子供たちに大人気のために様々なキャラクターグッズが発売されています。

英語が好きなお子さんにはDVDもオススメ

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もし、ストーリーを気に入ったようならDVDもオススメです。ゆっくりとした英語の台詞から普段の言い回しを学べるのでお子さんの英語の練習にもちょうどいいでしょう。

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日本語訳も発売されています。

いつから?と思われる方へ

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やっぱり子供には早い段階から英語に耳慣れるようになってほしい、と思う親御さんは多いはず。でもいつから英語の絵本を読み聞かせればいいの?と疑問にも思うでしょう。筆者の意見では、英語の絵本の読み聞かせは0歳からでもOKだと思っています。

まだ言葉なんてわからない赤ちゃんでも、リズム感で歌うように繰り返し繰り返し読み聞かせてあげると英語でもすっと頭に入ってきます。英語だからって気負わずに、歌を歌う感覚で読み聞かせてあげることがコツではないでしょうか。

日本でもお馴染み「おさるのジョージ」

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おさるのジョージ、日本でも大人気の絵本ですよね。アニメも可愛い!筆者も息子もジョージの絵本が大好きです。英語版のこちら「ジョージ、チョコレート工場へ行く」は子供が喜ぶチョコレートの絵がたくさん。「何か英語で読んで」と言われたら迷わずこの絵本をチョイスする筆者です。

アートの世界を堪能できる一冊

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カナダ人の元イラストレーター、ジョン・クラッセンの作品、「THIS IS NOT MY HAT」は、絵本であるけれどもブラックな表紙と一風変わったデザイン。中を開くとユニークなアートの世界が広がります。

でもそれだけではなく、ストーリー性もしっかりしていて「人のものを取っちゃうとこういうことになるんだよ」という教えがわかりやすく表されている絵本。カナダで賞も取ったというこちらの作品で是非英語を読み聞かせながら、お子さんに大切なことを教えてあげてください。

お子さんと一緒に英語を楽しもう♪

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筆者の独断でおススメした7冊の絵本。Amazonで取り扱っているので日本からでも購入可能です。心地よく繰り返される英語のリズムは、きっと子供たちにも気に入ってもらえるはず。夢中になって「また読んで!」と言われたら嬉しいですよね。

英語の本は、日本語訳で出ているものはたいてい海外でも有名だからというのが理由です。でも、有名な絵本が必ずしも読み聞かせしやすいかというとそれはまた別問題。ネイティブには面白い内容でも、日本人の筆者からしたら「どこが?」と思える絵本だってあるのです。

英語を読み聞かせるからには、やはり自分がまず「いいな。面白いな」と思うことが前提ではないでしょうか。普段、筆者が日本語を教えている生徒さんは、大人の方でも日本語の練習のために日本の幼い子供が読む絵本を読んでいます。漢字が全くなく、初心者にはもってこいのテキストとなるからです。

日本でお子さんに読み聞かせする場合も、英語の絵本の対象年齢を気にする必要はないのです。欧米で赤ちゃんが読むような簡単な絵本を、2歳、3歳のお子さんに読み聞かせてあげることでも十分意味はあります。

絵本を読んであげる時間は貴重な親子の触れ合いの時間。子供が成長してゆけば「あの頃が懐かしいな」ときっと思う日が来ることでしょう。そんなかけがえのない今の時間を日々、大切にしたいものですね。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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