4月1日より、堀北真希さんに変わって石原さとみさんを新イメージキャラクターに迎えての新作CMが公開中の東京メトロ。

もっと東京を好きになってもらいたいという想いから「Find my Tokyo.」と名付けられた同CMシリーズ。ストーリー性のある展開を軸に、東京各エリアの魅力を伝えます。

新作「門前仲町 漁師の活気」篇では、古き良き下町の活気や情緒に触れながら、石原さんがこの土地の名物である「深川めし」を堪能するというストーリーです。

「なんとなく、下町と思ってた」

出典 http://findmy.tokyo

門前仲町に対する石原さんのそんな漠然としたイメージから、ストーリーは始まります。

CM監督を務めるのはクリエイターの箭内道彦氏。最新作もキャスト、作り手ともに最上級のメンツを揃えています。

「江戸時代までは海に面した町だったんだって」

出典 http://findmy.tokyo

江戸時代までは、海に面した土地であり漁師町として栄えていた門前仲町。町を歩きながら、そんな門仲コネタを連れの友人(安田聖愛さん)にすこし得意げに話す石原さん。

美しい横顔に見惚れてて「その情報いいや」って思ったのは筆者だけではないでしょう(笑)


ここまでは門前仲町の町並みをバックに、石原さんの美しさにしか目が行っていなかったのですが、2人が深川めしのお店に入ろうとした次の瞬間…!

ハイッ、ここ注目ですよ!

出典 http://findmy.tokyo

えっ、何が?

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有名なお店かなんかってこと!?

右下をズームアップしてみましょう

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なんと、あの伝説のバンド「YEN TOWN BAND」の名が!

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これには、アラサー・アラフォー世代なら、間違いなく胸を焦がす!

そ、そういえばCM内で聞こえていたあの声はまさしく…

な、懐かしい!好きだった…

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リアルタイムでこのバンドの楽曲に触れていた世代なら、とくべつな思い入れがある方だって多いのではないでしょうか?

ちなみに、ピンときてない方にもYEN TOWN BANDを簡単に説明しますと…

映画『スワロウテイル』にて登場した架空のバンド

出典 http://www.universal-music.co.jp

YEN TOWN BANDとは、岩井俊二監督の映画『スワロウテイル』(1996年)の音楽を担当した小林武史のプロデュースにより、劇中に登場した架空のバンド。

ボーカルは、主人公グリコ役を演じたChara。シングル『Swallowtail Butterfly ~あいのうた~』、そしてアルバム『MONTAGE』はオリコンチャートでもシングル / アルバム同時1位となり85万枚のセールスを記録。

世代を超えて聴き継がれる1曲になりました。

出典 http://www.universal-music.co.jp

「あいのうた」はもう20年以上も昔の曲ですが、世代、性別を問わず愛される名曲となっています。

映画の世界観とボーカルのCharaさんの歌声、歌詞、曲調とすべてがリンクしていて、ただただ圧倒されたのを覚えています。

岩井俊二監督の不朽の名作「スワロウテイル」

出典 http://www.amazon.co.jp

あらすじ:紙幣偽造のデータを手に入れた娼婦のグリコ(Chara)は、中国系移民のヒョウ(三上博史)たちとニセ札造りを始めた。ライブハウスを買い取り、歌手として有名になっていく彼女だったが…

架空の歴史をたどった近未来の架空の都市“円都(イェンタウン)”を舞台に、移民達を描いた作品で、登場人物達が日本語、英語、中国語(そして、それらを混ぜた言語)を話す無国籍風の世界観となっています。

出演は三上博史、CHARA、伊藤歩、江口洋介、渡部篤郎ほか。

出典 http://movies.yahoo.co.jp

90年代の日本映画を牽引していたのは、間違いなく岩井俊二監督。興業面のみならず、その独特な映像美は「岩井美学」などと称され、多くの映画ファンを魅了。映画本編からバンドのMVまで、何もかもが美しかった…

1度でいいから、ナマでYEN TOWN BANDのライブ観たいな~なんて思った方も少なくないでしょう。その件ですが…

このバンドは映画内だけでなく、現実に活動しています!

出典 http://natalie.mu

活動する時期はまちまちですが、YEN TOWN BANDは、昨年9月に新潟で12年ぶりのライブを行っていますし、直近では19年ぶりの新曲「アイノネ」を発表するなど、現実の世界でも活動しているのです。

ちなみにバンド編成は、ボーカルに劇中でグリコ役を演じたCharaさん、キーボーディストには、映画「スワロウテイル」の音楽プロデュースを務めた小林武史さん、ギタリストに名越由貴夫さんという3名がオリジナルメンバーです。

レコーディング演奏は楽曲ごとに異なるスタイルを取っているそうです。

YEN TOWN BANDの新譜「アイノネ」はこちら

出典 YouTube

岩井俊二監督による新曲「アイノネ」MVは、映画「スワロウテイル」の世界観を軸に作成されているアニメーション作品。ファンにはたまらない内容となっています。

YEN TOWN BANDは映画の中だけの存在と思っていた方にとっては、衝撃の事実だったかもしれませんね!

そして石原さんと入れ替わりで、お店から出てきたのは…

出典 http://findmy.tokyo

本物のグリコ降臨!

出典 http://findmy.tokyo

いや、Charaさんですね(笑)

「びっくり~!」とまるで素のようなリアクション

出典 http://findmy.tokyo

YEN TOWN BANDのクレジット表記を見ただけでも驚いたのに、さらに本人登場で2度びっくり!

石原さんも、Charaさんだって事前にわかっていても驚いた感じさえしますね(笑)

出典 http://findmy.tokyo

「おいしいよ~」

「楽しみです~!」

と石原さんとの短い会話を挟んで、お店を後にするCharaさん。本当にあってもおかしくない日常の1シーンを切り取ったような演出。遊び心もあって素敵ですよね。

「ん~、海の香り♡」いざ、深川めしを味わいます

出典 http://findmy.tokyo

それではYEN TOWN BANDの楽曲にのせて、CMをご覧ください(60秒)

出典 YouTube

このCMソング「my town」は、YEN TOWN BAND×KJ(Dragon Ash)のコラボという最強すぎる組合せなのですが、残念ながらリリース予定は未定です。

なおこのCMシリーズでは、小林武史さんが音楽プロデュースを担当。1年を通じてCMごとに異なるアーティストが楽曲を担当します。

そんな経緯もあってのYEN TOWN BAND起用だったのですね!

今日は…1度も降りたことない駅で降りてみる?

出典 http://findmy.tokyo

懐かしいバンド名に興奮してしまい、石原さんより心をもっていかれましたが、このCMはYEN TOWN BANDとCharaさんが起用されている背景を理解した上で鑑賞すると、より深く面白さを味わえます。

私たちの生活にとても身近な存在である東京メトロ。「今日は1度も降りたことがない駅でふらっと降りてみようかな?何か発見があるかもしれない…」そんなワクワクを喚起させる秀逸なCMですね。

スワロウテイル見たい!でも出来たら無料で♡それでしたら…

出典 http://natalie.mu

動画配信サービス「hulu」では、映画「スワロウテイル」を2週間のお試し期間中(※)で無料視聴ができますよ!

降りる理由も必要もない駅で降りてみる、帰り道の素通りするだけだったあのお店に入ってみる…

そんな些細なことから、まだ見ぬ景色や人と出会えることだってあるように普段なら特別気にもとめないCMから思わぬ発見に気づけることもあります

それは少し嬉しかったり、胸がチクッとするような“音の記憶”であったりなんかして…

i-podに入っているYEN TOWN BANDを聞きながら、門前仲町で降りてみたくなりました。

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