記事提供:子ある日和

あなたがまだ3歳のときに弟が産まれたんだよね。

妊娠中、あなたはお腹の赤ちゃんに「ちっち」とあだ名をつけて、日に日に大きくなるお腹を撫でながら一生懸命お話してくれてたね。

産まれる日をあなたが1番楽しみにしてくれていたことを今でも覚えています。

弟が産まれると、たくさん可愛がって、お世話をして、子守唄を歌ってあげたりも。

弟のお世話はなんでも手伝いたいと頑張ってくれたね。

3歳のあなたは、まるで小さなママみたい。

弟が少し大きくなって手がかかるようになると、ママはあなたに構ってあげることが出来なくなっていったね。

忙しい朝は髪を可愛く結ってあげることもなくなって、簡単なひとつ結び。

公園であなたと一緒に追いかけっこをしたり、一緒に大好きな泥だんごを作る事も減ってしまって。

1日のことをお話していたお風呂の楽しい時間も、いまでは時間との勝負で流れ作業に。

夜寝る前の絵本を読む時間はなくなって、ママが弟におっぱいをあげてる間にあなたはひとりで眠るようになりました。

寂しい思いをさせていると感じながらも、それでもいつも「ママ大好き」といってくれているあなたに、ママは甘えすぎていたのかもしれません。

そんなとき、あなたはすぐに「おしっこ行きたい」と言うように。

ほんの10分前にトイレにいったばかりなのに、それでもまた「おしっこ」

出かけ先でもすぐにトイレにいきたがるあなたに、最初は少しイライラしてしまいました。

でもそれがストレスからくるものだと気づいたとき、あなたに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

大好きなプリンセスみたいにかわいい髪型にしてもらいたいこと。

公園で一緒に大きなお山をつくってトンネルを掘ったり、きれいな泥だんごを作りたいこと。

お風呂でお歌をうたったり、洗い合いっこしたいこと。

夜寝るときには前みたいに、絵本を読んでくっついて眠りたいこと。

ごめんね、寂しかったよね。いままで沢山我慢してたよね。

ぎゅっと抱きしめるとニコニコ笑って抱きしめ返してくれたあなた。

あなたの笑顔をみるとママはすごく元気になれます。いつも幸せをもらっています。

本当にごめんね。

これからはもっと、あなたとの時間も作るように。もっと大切な時間を過ごせるように。

抱きしめながら涙を堪えていると「ママ、いつもいつもありがとう」と言ってくれたあなた。

「ママのほうこそ、いつもありがとう」

あれから数日。

トイレの回数も元に戻り、娘や息子との時間を以前よりも大切に過ごせるようになりました。

小さなママは相変わらず弟のお世話に夢中。

でもママだって負けてないよ。

2人のママでいさせてくれてありがとう。

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