タンザニアが抱えている恐ろしい問題

2016年3月30日に放送された「ザ!世界仰天ニュース 衝撃事件&映像 本気で考えよう4時間10分SP」の中で取り上げられたタンザニアで今も行われているアルビノと呼ばれる人たちへの迫害問題は、とてもショッキングな内容であった。

‘アルビノ=アルビニズムの人の手や足を手に入れると、幸せが訪れる‘という迷信を信じた人たちによって、殺害あるいは生きたまま手足を切断される人たちが昔から多発しているという恐ろしい問題を取り扱った番組内容(詳細は下記)で、実際に両手を切断された女性や片手を切断された少女が、自分たちの身に何が起きたかを語っていた。更にタンザニアでは、子供たちまでもアルビニズムの人達に対する偏見と差別がいまだに浸透しているという。

タンザニア連合共和国にはある恐ろしい問題がある。北部にある女性は、腕を左右ともに失っている。無理やり腕を切断されたのだという。べつの村には、右腕のない少女がおり、やはり無理やり切り落としたという。彼女たちはアルビノの少女たちだ。アフリカ東部は世界で最も発症率が高いという。
タンザニアには、アルビノの体を手に入れると幸せになるという言い伝えがあるという。アルビノの足の骨を持つと金を掘れる、アルビノの髪の毛を編み込めはたくさん魚がかかるなどの迷信を信じて実行に移すものが少なくないという。富裕層は呪術に多額のお金をかけるので、アルビノのブラックマーケットもあるという。
2000年以降、150件以上事件がおきているという。アルビノの子をもつマリーは、目の前で幼い子どもの命を奪い、足を持ち去ったという。ほかにアルビノの子どもが2人いて恐怖に脅えているという。事件のあと、実の父親に売られたことがあとでわかった。そして母親は、アルビノを産んだことで非難を浴びてしまうという。
アルビノだった少女は人間扱いとは思えない命の奪われ方をした。殺害された少女の叔父はアルビノが死んだらその身体は消えてなくなると幼い頃から聞かされていたので、何も起きないのを見て驚いたと話した。アルビノへの偏見の原因として教育が行き届いていない現実がある。国が運営する養護施設はアルビノの子どもたちを受け入れ生活や教育一切を保障し、偏見をなくす教育や啓発に努めているが、襲撃事件はなくならず子どもたちは外で生活できない。警備も厳重にするため国の財政にも大きな負担となっている。
タンザニアでは2000人に1人がアルビノといわれている。被害にあう7割が子どもだという。社会の中の偏見や差別を教育などで正しい情報を伝えることで改善することが重要である。
カナダに住むアルビノのピーター・アッシュさんは、アルビノを保護するために慈善団体「アンダー・ザ・セイム・サン」を設立した。タンザニア各地で間違った迷信や偏見を正し、アルビノを安全な学校へ移し、学費・食費・医療費をサポートしている。ミゼンゴ・ピンダ首相にも会い、問題解決を訴えた。アッシュさんに取材すると、タンザニア政府は厳しい対策に乗り出しているが根本的な解決にはなっていないと指摘した。アッシュさんが国連に働きかけたことにより、6月13日は「国際アルビニズム啓発デー」に制定された。

出典 http://tvtopic.goo.ne.jp

ザ!世界仰天ニュース 衝撃事件&映像 本気で考えよう4時間10分SP より

アルビノとは

アルビノ(albino)は、動物学においては、メラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損により先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患がある個体である。(中略)この遺伝子疾患に起因する症状は先天性白皮症(せんてんせいはくひしょう)、先天性色素欠乏症、白子症などの呼称がある。また、この症状を伴う個体のことを白化個体、白子(しらこ・しろこ) [注 1]などとも呼ぶ。さらに、アルビノの個体を生じることは白化(はくか・はっか)、あるいは白化現象という。

[注 1]「白子」という表現には差別的な意味合いが含まれているという見方もあり、近年では使用が避けられる傾向にある。

出典 https://ja.wikipedia.org

日本では「白髪皇子(しらかのみこ)」と呼ばれた清西寧天皇(せいねいてんのう)がアルビノであった可能性が高いと言われている。

アルビ二ズムに対する迫害

アルビ二ズムの美しすぎるモデル

アルビズムの動物たちも世界では美しいと称賛されている

毎年6月13日は国際アルビ二ズム啓発デー

どこの世界でも、人が人を差別する現実がある。欧米ではマイノリティを差別する傾向があり、マイノリティの中でも、人種差別をしている現実。そして、アフリカの中では、肌も髪も白いアルビ二ズムの人たちが差別され迫害を受けている。

この世の中で最も危険な差別を受けているのが、アフリカでのアルビ二ズムの人たちかもしれない。彼らは体の一部や命を常に狙われているのだ。

いまだに迷信を信じ、金の力で強引に手に入れようとする権力者たち。奪われる人たちの手や足、命よりも、己の幸せ、選挙での勝利しか考えてない悪魔のような権力者たちに加えて、そのお金を目当てにアルビ二ズムの人たちの手足をお守りにすれば幸運になる、選挙に勝てるとそそのかす呪術師や実際に手足を切断する実行者たち。

政府は、それらの人たちからアルビ二ズムの人たちを守るために、厳しい法律を定めるが、いまだに迫害は続いている。

これらの現実を一人でも多くの人たちが知り、そしてアルビ二ズムを迫害している国の人たちにそれがどんなに人として間違ったことなのかが伝わるように、このことを広めるための地道な活動が必要なのかもしれない。

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日本生まれですが、米国に30年間住んでいた米国籍のライターです。2014年に家族で日本に移住してきました。どうぞよろしくお願いします。

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