世の中、自分の子供を虐待し殺害してしまうという事件は悲しいかな頻繁に起こっています。このほど、自分の虐待により死なせてしまった子供との写真をフォトショップ職人に依頼した女性が今メディアで話題になっています。

元アメリカ軍の母と恋人が逮捕

出典 https://www.youtube.com

去年12月、米ノースカロライナ州在住のジーニー・ディッティ(23歳)は恋人のザッカリー・アールと共に2歳の娘マーシー・グレースを虐待死させた罪で逮捕されました。

出典 https://www.youtube.com

元アメリカ軍のジーニーは2013年に入隊。日常的にマーシーちゃんを虐待していたと見えて、病院に運ばれた時にはマーシーちゃんの姿は全身痣だらけ、そして致命傷になるほどの深い傷を負わされていました。

ここまでは、いわばどこにでも起こり得る虐待風景と言えるのですが、ジーニーがしたのは世間が吐き気を催すほどの奇行だったのです。マーシーちゃんが亡くなってちょうど一ケ月経った頃、ジーニーはあるフォトショップ職人に「娘との写真を加工してほしい」と依頼したのです。

マーシーちゃんの墓場で

出典 https://www.youtube.com

まるで、亡くなったマーシーちゃんを悲しむかのようなジー二―の姿。そんなジーニーを慰めているかのようなマーシーちゃんの加工写真。これを行ったのは事情を全く知らなかった写真家、サニー・ジョーという男性でした。

ジーニーは「娘を失くしてしまい、思い出に写真が欲しい」と依頼してきたそう。事情を聞くと「バナナを喉に詰まらせて窒息死した」と言い、母親が最愛の娘を不慮の事故で亡くしてしまい、途方に暮れているというような姿が見受けられたためにジョーさんは「無料で差し上げますよ」と親切にも申し出たのです。

「今までの依頼で最も最悪なものだね」

出典 https://www.youtube.com

これまで、子供を亡くした親からのそうした依頼があったために疑うことをしなかったジョーさん。快くジーニーの依頼を引き受けたのですが後日事件のことを知り愕然。更にはジョーさんへの批判の嵐がネット上で相次ぎ、改めてSNSの怖さを知ったとコメント。

「自分で虐待死させておいて、どうやったらそんなこと依頼できるのかその神経がわからない」と人の優しさや思いやりにつけ込んだ至上最悪の出来事だとジョーさんは憤慨。ジーニーの不可解な行動の真相は未だメディアには知らされていません。

ただ、私たちが知っていることは、自らの手で命を奪った我が子のフォトショップを作成したというジーニーの奇行。

完成した写真を見て、その時ジーニーは何を思ったのでしょうか。罪滅ぼしのつもりなのかそれとも罪悪感からの行為か…いずれにしても、こんな形で嘘までつかれて自分を殺した母との加工写真に利用されたマーシーちゃんは、今どんな気持ちなのでしょうか。その答えは一生聞くことはできないのです。

事件を知った写真家ジョーさんは、すぐさま警察に撮った全ての写真を送付。あまりにも酷い母親のその行為にその後、全ての写真を削除してしまおうと思ったそうですが、このままではあまりにもマーシーちゃんが浮かばれないだろうと思い、追悼の意を込めてメディアに公表することにしたそうです。

このことを知った多くのユーザーから「残酷極まりない」「最低の母親」「子供が可哀相過ぎる!」と怒りと同情の声を寄せられています。

万が一、我が子を死に至らしめてしまったことに罪の意識を感じているとしても、このような形での罪滅ぼしは自己満足にしかならず、マーシーちゃんの死への冒涜に過ぎないのではと筆者は思います。

ジーニーとその恋人には極刑が処せられるそうです。たった2年という人生に無理やり幕を下ろさなければならなかったマーシーちゃんを想うとやりきれません。

きっと母親のことは大好きだったに違いないでしょう。大好きな母に命を奪われたマーシーちゃんの冥福を祈ると共に、この母親にもほんの少しでも自分が犯してしまった罪への後悔と懺悔の念と、娘のことを思う気持ちを持ってくれたらと願わずにはいられません。

この記事を書いたユーザー

Mayo このユーザーの他の記事を見る

公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

得意ジャンル
  • 話題
  • 社会問題
  • 動物
  • 海外旅行
  • 育児
  • テレビ
  • カルチャー
  • 美容、健康
  • ファッション
  • 感動
  • コラム
  • おもしろ

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス