記事提供:空間心理カウンセラー 伊藤勇司オフィシャルブログ

こんばんは。

片づけ心理の専門家・伊藤勇司です。

いよいよ気候も暖かくなって活動的になる春の季節。

そんな時に、一通のメールが届きました。

伊藤さん

こんにちは。●●です。

先日のスカイプセッションでは
どうもありがとうございました。

あっという間の30分でしたが
とても楽しくて気づきある時間となりました。

その中で伊藤さんがおっしゃっていた

「片づけるフリをする」

ということを、早速やってみました!

そしたら…

片づけるフリをするのがどんどん楽しくなって
結果的にある程度、部屋が片づいていくことになりました(笑)

「片づけるフリをする」

これは私にとっては、かなり衝撃的な発想の転換となりました。

引き続き、片づけるフリを続けていきます!(爆)

ありがとうございます!

出典 http://ameblo.jp

この方は、物心ついた時から片づけが、ずっとできないと悩まれている方でした。

だからこそ様々な片づけ本を読んだり、片づけセミナーに出かけていたようです。

でも、一生懸命片づけに取り組もうと頑張っていたのですが、努力すればするほどいつまでも現状が変わらないことが続いていたのです

努力すればするほど、なぜか逆の結果になってしまう。

自己暗示法の創始者エミール・クーエはこう言った現象を【努力逆転の法則】と、呼んでいます。

何かを克服しようと思って努力すればするほど、逆の結果に導かれてしまう。

その大きな理由が、意識の力でできないことを克服しようと思うと逆に【できないイメージが強化される】ということが引き起こるからです。

何かを克服しようと思う行為には【その何かができない自分がいる】という大前提が心理面に存在しています。

だからこそできないことを克服しようと思えば思うほどに、【常にできない自分を思い出す作業】を、記憶の中で行っていくことになります。

そして記憶はよくも悪くも【思い出すことで強化される】ものです。

例えば、歌などでも、繰り返し、繰り返し、歌っていたら、歌詞を見なくても歌えるようになっていくように、記憶は単純に思い出す数が多ければ多いほどに、自分の強固なイメージとして脳内に焼きついていくのです。

自己暗示法の創始者エミール・クーエは

【努力逆転の法則】を、さらにこう説明しています。

●意志力と想像力(イメージ)が相反した場合は想像力(イメージ)が勝つ

どれだけ意識の力で現状を変えようと思っても

【想像力(イメージ)】が、勝っていると、そのイメージ通りになろうとする力が働いていくということ。

つまり、片付けようと意気込んでどれだけ意識の力で現状を変えようと思っても

【片づけができないダメな自分のイメージ】
が、強固であればあるほど、そのイメージの自分になろうとするのです。

できないことを克服しようとすると【努力逆転の法則】が示すように逆にできない連鎖や劣等感が拡大されやすいものです。

だからこそですが伊藤は基本的に、「できないことは、やらなくていい」というスタンスで関わるようにしています。

片づけができないのなら、やらなくていい。ただ、これだと現状も進まないもの。そこで今回の方が感想の中で書いてくださっていたように、「片づけるフリをしてみてはいかがですか?」ということを、ご提案したのですね。

片づけができないのだから、やらなくていい。

その代わりに「片づけているフリをやってみる」

片づけ本とか一切参考にしなくていいので、自分なりに考えてみて、片づけって、こんな感じかな?と、できる範囲で行動してみるだけ。

フリなので、ちゃんとやらなくてOK。

整理しているフリ

捨てるフリ

掃除するフリ

などなど。

おままごとをやるようなイメージで「片づけるフリ」を、やってみると、意外と楽しいですよ。

と、冗談半分でお伝えしていたら今回の方は何か心に響いたようで、実際に行動に移したことでこうしたご感想を頂く形となりました。

何かできないことがあると、難しく考えすぎて逆に前に進めなくなることの方が多いものです。

成功するためには逆境を乗り越えたり、困難な壁を破ってこそ未来が見えてくる的なイメージも多いからこそ、何か特別ですごいことをしないと、変わらないと思ってしまうこともあるかもしれません。

でも、現状を改善していくためには、ライトに遊び心を持って軽く考えていったほうが
意外と簡単に動き出していくものです。

時には、遊び心を持って考えることも大切にして!

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